(いまいちど)武豊のすごさを考える。
ダービーの反省。
競馬に普段興味のない人も、先日のダービーのニュースを目にした人は多いかもしれませんね。
武豊騎手、9年ぶり、通算6度目の日本ダービー勝利。
もちろん、歴代最多記録。
二番目に多いのが、福永祐一騎手の3度なので、ダントツですね。
以前の記事に、「もう一度武豊のダービー勝利を見たい。」と書いていたくせに、そんなことはすっかり忘れ、馬券を外してしまいました。
ただただ、反省です。。
なんで武豊(馬はドウデュース)の評価低くしてしまったのだろう。
来ても2着まで、という馬券の買い方をしてしまいまして・・。

パドックは正直よく見えましたねー。
まあ強いて評価を低くした理由は、ここで勝つのは流石に出来過ぎではないか、もっと実力的に抜けた馬じゃないと勝つまでは厳しいのでは?・・と思ってしまいました。
でも、終わってみたら、大外の枠からの競馬で少しかわいそうだったイクイノックスを除けば、他の馬とは実力差があったように思います。
ただ、展開的にも結構前の馬が早いペースでいってくれたので、後ろの方につけた武豊・ドウデュースには有利に働いたとも思います。
今更ながら、「やはりもってるなー。」
あとは、ようやく入場制限が緩和され始め、今年は6万人以上の観衆が入った東京競馬場。
このタイミングで勝つ武豊、「やはりもってるなー。」と思います。
ゴールの直前、馬券的には明らかに2着のイクイノックス(ルメール騎手騎乗)が差し切ってくれた方が個人的に嬉しいはずなのに、「ルメール!」という声も出ませんでした。
8割差し切って欲しい、2割は残ってもいいよ、武豊が勝つなら・・という実に微妙な感情でゴールを見守りましたね・・。
そういうファンの方、かなり多かったのでは? と思います。
武豊は、何十年にひとりの人なのだろう? 彼に並ぶ人は現れるのか?
「10年に一人の逸材。」という言い方はよく使われますよね。
武豊はこれで、1987年(昭和62年)にデビューして、なんと35年目。
近年はリーディングジョッキーの座は他の騎手に譲ってはいるものの、今回のダービーで、20代、30代、40代につづき、50代でも勝利。
少なく見積もって、30年にひとり、ぐらいでしょうか。
武豊騎手が最後に最多勝利騎手となったのが2008年、最多賞金獲得騎手となったのが2009年で、その後、2010年代以降は、福永祐一、川田将雅、ルメールなどがその座を争うようになっていますが、武豊を超えたという感じはない。
そもそも、競馬人気を引き上げた立役者という功績が武豊騎手にはあるので、時代背景的にも、仮に今後数字上武豊騎手に匹敵するジョッキーが現れたとしても、どうしてもインパクト的に並ぶ人は現れないだろうと思えるのです。
武豊の数字に仮に並ぶことができても、「武豊の物語」に並ぶのはちょっと・・無理かなあと。
正直、野球界で大谷翔平が現れたような、いやいや、漫画? というような人でも、「武豊の物語」には及ばない気がします。
人単体の物語では足りない気がします。
例えば、今3兆円ぐらいあるというJRAの人気がいつか凋落し、いよいよ競馬人気が危ういぞ、という状況に陥ったとして、そういう状況でスタージョッキーが現れ、競馬人気がV字回復を果たすような、そんな背景とセットじゃないと、「武豊物語」には肩を並べられないのではないかな・・。
現実的には、そんな人(と物語)は、少なくとも自分が生きているうちは出てこないのではないかな。。
・・そんなことを考えていると、武豊がもし引退してしまったらすごい喪失感だろうな・・。
・・と、そんな心配を今からしてしまいます。
