我、平成一桁ガチババア。無職歴10年。
はじめまして。
平成2年に生まれた、無職です。
●自虐って面白い
「平成一桁ガチババア」という言葉が生まれて、とても嬉しかった。
自ら名乗ってもよし、相手からイジられても「誰がガチババアじゃ」とひと笑い起きる。
そういうの、待ってましたよね。
平成生まれの皆さん。
就職しても、出産しても「平成生まれ!若いね!」と持ち上げられ、愛想笑いで返していた私たちに与えられた、ちゃんと笑える呼び名。自虐は面白い。
ではこれは面白いか、読んでみて欲しい。
「わたし専業主婦で職歴もないので、これから探してもたいした仕事がないと思うんですよ」
これは笑えるか?
たぶん少し空気が止まる。
●笑えない自虐の正体
なぜ笑えないかというと、このように反応に困るからだ。
・本当に悩んでいるのかな
・話題ミスったかな
・フォローした方がいいのかな
笑えない自虐は、心の防衛戦略から来る。
こういう、あらかじめ言い訳を用意しておくやり方を
「セルフハンディキャッピング」と呼ぶらしい。
自尊心を守ろうとするその姿に、私たちは笑えなくなるのだ。
●自己卑下ユーモアで笑わせよう
「わたし専業主婦で職歴もないので、これから探してもたいした仕事がないと思うんですよ」
このセルフハンディキャッピングにまみれた笑えない自虐を笑えるように変えたい。
だって気まずいじゃん!
そんな時、使うのは「自己卑下ユーモア」だ。
欠点や失敗を軽い笑いに変える。
すると、場の空気が少し楽になることがある。
わたしは無職歴10年の専業主婦。
世間の冷たい風を体に受けながら、自己卑下ユーモアだけでやってきた。
笑えるように添削させて欲しい。
「履歴書の職歴に書くことがないから
そこでレンタルスペースを始めることにした」
「私の業種ですか?
バッファ(ゆとり、余裕)業ですね。
家庭生活のバッファとして10年勤めています」
「10年のブランクがあるので
レンコンの穴を開ける仕事から始めようと思います」
●誰も傷つけない笑い
自分の欠点に飲み込まれそうになり、自虐で守りに入っている姿は痛々しくて笑えない。
しかし欠点を隠さず、自らのコントロールであえて表出させる自虐には余裕が感じられる。
その余裕が、笑える余地を作るのかもしれない。
なおレンコンの穴開けの仕事には、週3回くらいで入りたいと思っている。
