見出し画像

9月には、未だに安室ちゃんばかり聴いている

小学生のとき、週末には水泳やピアノ、そろばんと習い事がつまっていて、それはそれで楽しかったんだけど、サボりたい日や気の向かない日にもなんとか行っていたのは、
習い事の帰り、父がよくTSUTAYAにレンタルビデオを借りに連れていってくれていたからだ。
忍たま乱太郎にはまっていて、そのテーマソングを安室ちゃんが歌っていた。

これが、わたしと安室ちゃんの出会い。

このビデオはライブ映像だけど、忍たまのキャラクターがリズミカルに彩るこの曲が大好きで、忍たまのビデオを毎週借りては見漁っていた。

今みたいに、ネット環境が整っていて、検索すればなんでも情報が出てくる時代じゃなかったのでこの曲以外のことは何も知らず、ただ、
「すごく好きな忍たまの曲」でしかなかった。

しかも、この曲は「スーパーモンキーズ」名義だったので
安室ちゃんが歌っていると気づいたのはそれからだいぶ後。
安室ちゃんがミリオンヒットを飛ばし、日本を代表する歌手になって
「アムラー」が社会現象になった頃、
安室ちゃんの歴史的な何かのテレビ番組で、「スーパーモンキーズ」が
紹介されていて、安室ちゃんとMAXの源流グループだと知った。

90年代に小学生~中学時代を過ごした私にとって、安室ちゃんの曲はどの曲もテレビドラマの主題歌やCMソングなどで生活のすぐそばにあって、
気づいたら口ずさんでるくらい。アムラーに憧れていたけど、女子高生になった頃には、もうアムラーはいなくて。
でも、高校時代も、大学時代もずっと聴き続けてこれたのは、
安室ちゃんがずっと歌手活動をして曲を届けていてくれたから。
社会人になってからは、働いて自由に使えるお金が増えたので、ライブにも行った。
2008年頃のBESTFICTIONのツアーが一番好きで、3回は行ったかな。。。
仕事がうまくいかなくて、異動したりして、辛くて、しんどかったときも、次のツアーで安室ちゃんに会えるまでがんばろう、ってモチベーションにしてた。

安室ちゃんが引退する、と発表したとき、
私はちょうど第一子を妊娠していて、アム活(安室ちゃんのポスター等が掲出される場所や、ライブ、イベント、グッズの収集、楽曲のMV撮影地などを訪れるファン活動のこと)ができずに引退を迎えてしまった。
いまだに悔しい気持ちもあるけれど、妊婦がライブに行くわけにいかないし、だいたいライブのチケットだってそれは争奪戦で、取れたためしはなかったわけで。

引退前最後の紅白歌合戦は、生まれたばかりの息子を抱っこして、号泣しながら見たのを覚えている。
真っ白な衣装で涙ながらに歌う安室ちゃんがずっとずっと心に残っている。

そして2018年9月16日。
いつも行くスーパーで、安室ちゃんのラストアルバムが流れていた。
いつもはスーパーのオリジナルソングが永遠と流れているのに、その日だけ安室ちゃんのFinallyが流れていた。
きっと店員さんに安室ちゃんのファンの方がいたのだろうと思うけれど、子供時代のように、日常生活の中に安室ちゃんの曲が流れているのがうれしくて、思わず口ずさみながら、買い物をして。

あれから7年経っても9月になると、思い出す。 
あー、安室ちゃんが引退した季節だな、
仕事に子育てに忙殺されて「音楽を聴く」余裕すらない日々だけど、
私の生活の中にある音楽はやっぱり安室ちゃんの曲だな、と。

9月には、未だに安室ちゃんばかり聴いている。



いいなと思ったら応援しよう!