BEYBLADEX ベイブレードX : EVO Japan2026にベイを回しに行ってきた 後編
前回までのあらすじ
『2026年5月初頭、ベイブレード雑記は憧れの格闘ゲーム大会EVOにベイブレード種目があるとの噂を聞きつけ東京ビッグサイトに。
行手を阻む数々の困難を乗り越え無事大会に挑むことが決定した!』
ということで後編です。
少しだけEVOのおさらいをします。

EVOとは世界最大規模のeスポーツの大会です。
特に格闘ゲームを主題とした大会で昨今の格闘ゲームシーンの成熟に比例して、年々盛り上がり規模が大きくなっています。
米国発信の大型イベントでその日本版がEVO Japanとなります。

EVO Japan2026は5/1-5/3の三日間開催で今回の目当てのベイブレードXの大会が行われるDay2に参加してきました。
前日夜間に関西を出発して無事Day2当日の朝に会場へ到着し大会エントリー完了。

ここまでが前編でしたので、その後の話を進めていきます。
会場時刻に到着しエントリーを完了したのが10:00頃でした。
無事エントリーを済ませたので板橋ベイブレード会さんの設営されたベイブレードXブースをゆっくり見ていきます。

ブース中央を囲むテーブルには配信機器が設置されておりイベント中はモニターに常時メインスタジアムの様子が映し出されていました。
この配信モニターのおかげで付近を通る人にも何が行われているのか一目でよく分かります。
『え?ベイブレードあるの?すげー!』
『ベイブレード持ってくれば良かった…!』
と道ゆく人の興奮気味な声が沢山聞こえてきました。

人の流れがあるブース通路側には大会やベイブレードXのルールに関する掲示物も用意されており、掲示物や展示備品を見て面白そうだと興味を示して大会の当日枠にエントリーをされる初心者ブレーダーの方もおられました。

13時開始のトーナメント大会までの時間は体験会/フリーバトル会場となっています。
興味を持った初心者の方にも楽しんでもらえるようなカスタムベイが貸し出し機として用意されており、またそれぞれのベイブレードの特徴を説明した丁寧なポップが備えられていて充実した優しい体験コーナーでした。

興味を持った方に丁寧に声がけをしベイブレードX初心者の方にゲーム説明をするスタッフの方の応対が素晴らしく、ベイブレードXの魅力を色んな人に知って欲しいんだなという作品に対する想いを感じました。
大会前の体験会やフリーバトルが行われている様子を見れただけで来て良かったなという気持ちになりました。
BEYBLADEX in EVO Japan2026 のトーナメント大会は13:00開始ですので時間まで会場を見て回ることにします。





今回初めてEVOJapanに参加し驚いたのが格闘ゲーム用のアーケードコントローラー所謂アケコンの単体パーツ売りをしているブースが沢山ある事です。
細かな需要に応える為の機材パーツ販売が盛んであるということに格闘ゲームシーンも規模が大きくなったんだなと実感しました。

ふいに現れたクオリティの高い大門五郎のフィギュアに目を奪われました。






今回参加する『BEYBLADEX in EVO Japan 2026 by 板橋ベイブレード会』と同様に多種多様なタイトルのサイドイベントが開催されていました。
稼働から20年以上経っているゲームの大会も複数行われており、それぞれのブースに『こんなにものユーザーがいるのか』と思うほどの人だかりが出来ていて非常に盛り上がっています。

ブース間移動中に触っていいですよーと声をかけてもらった鍋コントローラー。

会場の多くの場所を占めるメイン種目ストリートファイター6のプール(対戦ブロック)は300番台まであります。
EVO Japan 2026のストリートファイター6大会参加者は7000人を越えていたそうです。

ふらふらと会場を楽しみ自身の参加する大会の時間が迫ったのでベイブレードXブースに戻ります。
ブースに戻ると受付の時間帯とは様子が違い多くのブレーダーが集まっています。
今回の大会はトーナメント方式で、AからHまでの8ブロックに分かれ各ブロックを勝ち抜いたブレーダーが最終戦に残ります。

Aブロックの試合が開始しフリーバトルや体験会で和やかな雰囲気だったブースが一気に大会ムードに変わります。
ジャッジのイナッシーさんだけでなく実況の方がスタジアム横に立ち試合を盛り上げます。
(マイクなしで精一杯的確な実況をされる姿がカッコ良かった!)
事前登録式ワンベイマッチの為、スタジアムを挟み選手が互いのベイをの掌で見せ合う瞬間に緊張感が走ります。
Aブロックの試合が順当に進みBブロックの第一試合、いよいよ今回の旅の目当てである【EVOでのベイバトル】が始まります。
名前を呼び出されスタジアム前に、そして対戦相手の方と挨拶をしジャンケンでサイド選択。
試合に挑むワンベイマッチの自機を選びます。

筆者が登録したのは
フォックスブラストW0-80FB
シャークスケイル1-60H
メテオドラグーン1-50E
この3機です。
『EVOで出来る限りベイを回したい…何を使おう…』という気持ちから事前登録した3機のベイが頭の中をグルグルと入れ替わります。
第一試合
左回転のメテオドラグーン1-50Eを選択しました。
対戦相手の方はホールドランチャー使い。
繰り出された《トリケラプレス》の強力なシュートでBF(バーストフィニッシュ)を貰ってしまいましたがそこからは吸収回転でスタジアムに生き残り何とか勝利。
第二試合
迷いに迷い左回転のメテオドラグーン1-50Eを相棒に闘います。
対戦相手の方は《シャークスケイル》を選択。
カスタムは確かアタック運用だったでしょうか。
BF(バーストフィニッシュ)やXF(エクストリームフィニッシュ)の大きな一撃をもらう事が一番怖かったためシュートパワーを高めず極力安全な位置へ流すように心がけて4点先取し3回戦への切符を手に入れました。
第三試合
ここまで来るとトーナメント方式の大会は互いの手の内がわかっているので同じベイを選ぶ事に抵抗が出てきます。
当日までカスタムを見直し自信のあったフォックスブラストW0-80FBを選択しました。
対戦相手の方は《エンペラーブラストH1-60K》のアタック運用のCXベイ。
戦略が異なるカスタムの《ブラスト》ミラー対決となりました。
こちらはスタミナ運用ながら重量が下回っている為、姿勢を崩されないように極力当たらず安全地帯を目指せるシュートを狙います。
一打目でエンペラーブラストがよく走っていたので相手の方のシュート技術が高い事がわかりました。
『当たっても危なくない場所へ打つしかない…しかしKビット対面でシュートパワーも落とせないな…』
そう思いながら手探りのシュートでSF(スピンフィニッシュ)を2連続とりましたが一度オーバーゾーンに入れられてしまいます。
そして何度かエンペラーブラストが場外に飛び出して仕切り直しを挟みながら3-3の互いに後がないという状況まで試合がもつれ込みます。
(一度SFを取られて心理的には不安が高まっていた)
あと一回…最後の一打はお相手のKビットが繰り出すエクストリームダッシュが命中し筆者のFBビットが宙に舞いました。
バーストフィニッシュ、3-5で敗戦しました。
この試合で筆者のEVOJチャレンジは終了しました。
最終トーナメントを目指して奮闘しましたが願い叶わず悔しかったですが、3試合ともに非常に良い内容のベイバトルでとても楽しかったです。

筆者の試合は終わりましたがEVO Japanはまだまだ続きます。


ベイブレードXの大会を終えて一息ついたところで過去に筆者が熱心にプレイした経験のある他のタイトル『ストリートファイターZERO3』のサイドイベントにも参加させてもらうことが出来ました。
サイドイベントは当日受付をされてるブースもあります。
結果は一回戦負け(二本先取でワンゲーム勝った!)でしたが馴染みのタイトルに突発ながら選手として参加できた事が良い経験になりました。
そして他のシーンの人間を親切に受け入れて下さったのが嬉しかったです。

そうこうしているうちにBEYBLADEX in EVO Japan2026の後半ブロックの試合も進んでいました。
後半のブロックには格闘ゲームのプロプレイヤーの方も複数名ブレーダーとして大会に参加されていました。


夕方には各ブロックの代表が決まり勝者を決める最終トーナメントが始まります。公式大会とは異なり今回の大会は最後の試合までワンベイで戦い抜きます。

決勝戦はウィザードロッドv.s.メテオドラグーンの取りつ取られつの展開に大いに盛り上がります。
初代ベイブレードX EVO覇者が誕生する瞬間をこの目に収めてきました。

表彰式が執り行われ無事終幕です。
大会後にはフリーバトルスペースとしてエクストリームスタジアムとインフィニティスタジアムが解放されベイを回し足りないブレーダーがバトルを楽しんでいました。

帰りの新幹線の時間も迫ってきたので会場を去ります。
会場内にフード出店がなかった為昼食を食べれず空腹と疲労感からフラフラでした。
そんな中駅につき目に飛び込んできたのは
かきあげが売りの系列店いろり庵きらく。
関西では見たことのないお店です。

注文をして出てきた蕎麦はあえて気品を捨てたかのような堂々たる大衆的な麺。
そこに主役の座を譲るものかと上に乗るかき揚げ。
関東風味の黒く光った出汁に浸かっても負けぬ味わいをもつかき揚げと蕎麦が互いに主張し、ベイバトルの如し和の味喧嘩がひとつのスタジアム(鉢)で繰り広げられます。
お腹も満たし大満足で新幹線出発地の東京駅へ。



無事京都駅へ着き帰路につきました。
0泊弾丸ツアーとなった今回の旅でしたが、ベイブレードXを何処かで回したいという動機で遠くへ足を運ぶのはすごく豊かな時間だと実感する旅でした。


人と直接会って対戦するゲームであるベイブレードXだからこその魅力、そしてベイブレードXを取り巻く環境の面白さをBEYBLADEX in EVO Japan2026 by 板橋ベイブレード会という素晴らしい大会を通じて体験出来ました。
ベイブレード遠征にはちょっと無理があるかなーと考えるくらいの距離でも思い切って行ってみると楽しい思い出になります。
簡単な事ではないですが思い出作りに遠めのベイ活おすすめです。
EVOJapanまた来年参加できたら良いな。
