🌈 感染制御認定薬剤師 認定試験対策【第11‐②巻】
この問題集について
感染制御認定薬剤師試験の参考図書『薬剤師のための感染制御マニュアル 第5版』に準拠した問題集です。
公式の過去問が存在しない本試験。だからこそ、テキストに沿った体系的な学習が合格への近道です。
📖 第11‐②巻の内容
📊 医療関連感染サーベイランス
🚨 施設内アウトブレイクへの対応
全問詳細解説付き
PDF 配布対応(印刷可)
💰 単品価格:2,000円(税込)
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セット内容
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🎯 こんな方におすすめ
2026年度 感染制御認定薬剤師試験を受験予定の方
テキストを読んだけど知識の定着に不安がある方
ICT・ASTの業務で感染制御を体系的に学びたい方
問題演習を通じて理解を深めたい方
📋 サンプル問題1
[感染対策の実際] [医療関連感染サーベイランス - 感染率の計算]
問題 デバイス関連感染率の計算【難易度:★★★★★】
ある病棟において、1か月間のサーベイランスデータが以下のとおりであった。
延べ入院患者日数:900日
延べ中心静脈カテーテル使用日数:180日
CLABSI発症件数:2件
この病棟のCLABSI発生率(件/1,000デバイス日)として、正しいものはどれか。
【選択肢】
2.2
11.1
22.2
0.2
1.1
【正解】 2
【解説】 この問題は、デバイス関連感染率の計算方法を正確に理解し、適用できるかを確認している。
■ 解説詳細
デバイス関連感染率は、以下の式で計算される:
感染率 =(感染件数 ÷ 延べデバイス使用日数)× 1,000
この式を用いて計算すると:
CLABSI発生率 =(2件 ÷ 180日)× 1,000 = 0.0111... × 1,000 = 11.1(件/1,000デバイス日)
なお、延べ入院患者日数(900日)はデバイス使用比の計算に用いる:
デバイス使用比 = 延べデバイス使用日数 ÷ 延べ入院患者日数 = 180日 ÷ 900日 = 0.2(または20%)
感染率の計算では分母に延べデバイス使用日数を用いることに注意が必要である。
■ 選択肢の検討
1. 誤り(2.2):この値は計算ミスによるものと考えられる。
2. 正しい(11.1):(2÷180)×1,000=11.1。正しい計算結果である。
3. 誤り(22.2):この値は2倍の計算結果であり、誤りである。
4. 誤り(0.2):これはデバイス使用比の値であり、感染率ではない。分母と分子を混同している。
5. 誤り(1.1):この値は1,000を掛け忘れた結果である。感染率は「件/1,000デバイス日」で表すため、1,000を乗じる必要がある。
■ 重要ポイント
感染率の計算式:
感染率=(感染件数÷延べデバイス使用日数)×1,000
単位:件/1,000デバイス日
デバイス使用比の計算式:
デバイス使用比=延べデバイス使用日数÷延べ入院患者日数
分母は延べデバイス使用日数(延べ入院患者日数ではない)
1,000を乗じることを忘れない
📋 サンプル問題2
[感染対策の実際] [施設内アウトブレイクへの対応 - IBSとEBS]
問題 サーベイランスの種類:IBSとEBS【難易度:★★★★】
アウトブレイク検知のためのサーベイランス方法について、正しいものはどれか。
【選択肢】
IBS(インディケーター・ベース・サーベイランス)は、「何か変」という漠然とした情報から対応するサーベイランスである
EBS(イベント・ベース・サーベイランス)は、定量的な指標を定期的に報告し、ベースラインと比較するサーベイランスである
IBSでは、感染症の発生数などの指標を定期的に報告し、ベースラインと比較してアウトブレイクを検知する
EBSは「ルーモアサーベイランス」とも呼ばれ、新興感染症には有効だが医療機関では活用されない
IBSとEBSは相互排他的であり、両方を同時に実施することはできない
【正解】 3
【解説】 この問題は、アウトブレイク検知のための2つのサーベイランス方法(IBSとEBS)の特徴と違いについて理解しているかを確認している。
■ 解説詳細
アウトブレイクを検知するためのサーベイランスには、大きく分けて2つの方法がある:
IBS(Indicator-Based Surveillance:インディケーター・ベース・サーベイランス):
定量的な指標(感染症の発生数など)を定期的に報告
ベースラインと比較してアウトブレイクを検知
例:MRSA検出数、SSI発生率などの定期モニタリング
EBS(Event-Based Surveillance:イベント・ベース・サーベイランス):
「何か変」という漠然とした情報から対応
ルーモアサーベイランスとも呼ばれる
数値化されていない情報(噂、異常な出来事の報告)を収集
新興感染症の早期探知に有効
医療機関でも活用可能(現場スタッフからの「気づき」報告など)
両者は相互排他的ではなく、併用することでより効果的なアウトブレイク検知が可能となる。
■ 選択肢の検討
1. 誤り:「何か変」という漠然とした情報から対応するのは**EBS(イベント・ベース・サーベイランス)**である。IBSではなくEBSの特徴である。
2. 誤り:定量的な指標を定期的に報告し、ベースラインと比較するのは**IBS(インディケーター・ベース・サーベイランス)**である。EBSではなくIBSの特徴である。
3. 正しい:IBSでは、感染症の発生数などの指標を定期的に報告し、ベースラインと比較してアウトブレイクを検知する。これがIBSの正確な定義である。
4. 誤り:EBSは「ルーモアサーベイランス」とも呼ばれるが、医療機関でも活用される。現場スタッフからの「いつもと違う」という気づきの報告など、数値化されない情報も重要なアウトブレイク検知の手がかりとなる。
5. 誤り:IBSとEBSは相互排他的ではなく、併用可能である。定量的なモニタリング(IBS)と現場からの気づき報告(EBS)を組み合わせることで、より効果的なアウトブレイク検知が可能となる。
■ 重要ポイント
IBS(インディケーター・ベース・サーベイランス):
定量的指標を定期報告
ベースラインとの比較
例:感染症発生数の定期モニタリング
EBS(イベント・ベース・サーベイランス):
「何か変」という情報から対応
ルーモアサーベイランス
新興感染症の早期探知に有効
両者は併用可能かつ推奨
📅 全12巻シリーズについて
本シリーズは2026年3月完結予定です。
マガジンをご購入いただくと、新巻リリース時も追加課金なしでお届けします。 計画的に学習を進めて、2026年度試験に備えましょう。
⚠️ 免責事項
本問題集は個人が作成した非公式の学習教材です
試験合格を保証するものではありません
最新情報はガイドライン・添付文書等でご確認ください
効果的な学習には参考書やガイドラインとの併用をお勧めします
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MITSUKI 感染制御認定薬剤師 / 抗菌化学療法認定薬剤師
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