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【クラフトビールの覚書】三体合体・驚きの美味さ「酒粕スムージーサワーエール-ほうじ茶金時-」【千葉・KANKIKU BREWERY】

今回は年末にふさわしいお気持ち表明な感想長文だ。

ついてこれない人は、あれだ。ブラウザバック推奨だ。

さて。

2025年も、もう終わり。
皆さんが今年飲んだビールの中で、1番美味かったのは何だろうか。
コメント欄でぜひ教えて欲しい。

心に残る銘柄、しみじみ美味いビール。色々あったなぁ。
エール&エールの大ラガー、フローラファーメンテーションのジェミニ。ホップドッグのヘイジー。牛久のフクキタル……。

大手ビールだと、サッポロ黒ラベルと赤缶。赤星、エーデルピルス。
そういえば、この記事を書いているとき(2025年12月)、エーデルピルスの缶が久々に販売されている。
ドイツ・チェコ系アロマと爽やかな苦みが楽しめる逸品だ。
飲んでおいた方がいいですよ。

さてそんな今年、俺さんが一番たくさん飲んだ銘柄は
サントリーの金麦〈帰り道の金木犀>

大手の発泡酒!?と思われるかもしれないが、中身がアンバーエールでかなり美味い。去年も大人買いして今年も大人買いで、500mlを3箱買ってしまった。もう1箱買っちゃうかもしれない。
去年と比べると少し苦みが強くなったかな?と思ったり思わなかったり。

そんなことを考えつつ今年の総決算をしようと思っていたら、年末にスゴイウマイビールを飲んでしまった。

カンキクブリュワリー・酒粕スムージーサワーエール-ほうじ茶金時-

お前がナンバーワンだ。(当社比)

ここまでで2300字。まだまだ前置きの話が続く。


先に言っておくと俺は日本酒が得意じゃない。
苦手だと言っていい。
吟醸香がダメなんだよ。(だからヴァイツェンも苦手)

俺を「酒好き」だと認識している人から、時々日本酒を頂戴するのだが、これがなかなかに有難いやら何やら。
八海山や齋彌酒造酒造の山廃純米など、飲める日本酒もいくつかあるのだが……。正直、日本酒は美味い不味い(フォーミーorノットフォーミー)しかわからない……。

酒粕は場合に寄りけり。
漬物に使ったり酒粕わさび漬けにするのは好き。甘酒とかはそんなに……。

だからSAKEビールにも手は伸びない。

名品と呼ばれているものを飲んでも合わないことがほとんど。
ノットフォーミー。
大阪の國乃長ビールの貴醸GOLDだけはめちゃめちゃ好き
SAKEビール好きな人は飲んでおいた方がいいですよ。

さて、それで今回のビールの話に戻る。

酒粕スムージーサワーエール-ほうじ茶金時-

作っているのは千葉のカンキクブルワリーさん。元々が日本酒蔵ということもあり、この酒粕スムージーのリリースにも繋がっているのだろう。

普通の俺なら頼まないし、手にも取らないビールなのだが
この日はカンキクブリュワリーのタップルームで飲み放題を楽しんでいた。酒粕スムージーエールは1杯だけ飲める限定銘柄。
へぇ~~~。
じゃあせっかくだからと軽い気持ちで注文。

酒粕スムージーエールは「ほうじ茶金時」と「オレンジ」とがあったが、店員さんのオススメ「ほうじ茶金時」をセレクト。

注文してみるとスタッフさんが缶を取り出しグラスに注ぎ始めた。
あー、樽じゃないのか。

しかも、色が悪い!
おもわずピントが後ろに吸われるくらい色が悪い。

うまっ!?
え?

なんだこれ。めちゃめちゃ美味いんだが!?

甘酒スムージー、スムージーサワーエール、そしてほうじ茶金時。
3つが混然一体となった驚きの味わいだ。

スムージーといえばお好きなフルーツやミルク等を入れてミキサーでシェイクしたものが想像されますが、クラフトビールの世界では(アメリカを中心に)少しずつ認知されてきたスムージーエールのことになります。
今回は京都・福知山のブルワリー「CRAFTBANK」様と、東京・秋葉原のビアバー「IBREW AKIHABARA」様とコラボして、「和のスムージー」を目指してレシピを構成しました。

寒菊銘醸の酒粕を使用し、福知山名産の小豆、乳の口当たりの良さを得るためアイスクリーム、アクセントにほうじ茶を加えました。
ベースとなるサワービールの酸味が全体の輪郭をうまくまとめてくれています。
日本酒蔵から始まったKANKIKUらしさと、京都らしさを詰め込んだ和のスムージーをお楽しみください。

酒販サイトより引用

円やかでクリーミーな口当たりと喉越し。
サワーエールの酸味部分が酒粕の酸味とマッチして、全体を爽やかにしている。その中で酒粕とアンコの甘さがドッキングし、ほうじ茶の味わいが全体のアクセントになっている。

さらにアイスクリーム。
これが滑らかさを生み出している秘訣だそうだ。

アルコールが入った微炭酸の甘酒のようでもあり、日本酒蔵の蔵開きで飲んだ無濾過微炭酸日本酒を思い出すパチパチ感と米の甘さを思い出した。

とてもとても計算されつくした味わいに、ただただ感嘆した。

正直、誰が飲んでも美味しいわけではないと思う。

のんびり飲んでる最中でも、少し沈殿して下が濃くなってきたので、グラスを回したりしつつ飲んでいた。

また「悪くなりやすいビール」の気がする。
缶の保存が悪いとあっという間に劣化しそうだ。

それでも美味かった。
もう1杯飲むかと言われると、どうかな?
一度にたくさん飲む銘柄ではないが、6本買って正月に1日1本飲みたいな。

それと話はちょっと変わるが。
飲んでいるうちに気になる点があった。

スムージータイプのビールだがオーツ麦を使ってない気がしたんだよな。
オーツ麦らしい風味が無い気がする。

そのようなわけでスタッフさんに尋ねると……スタッフさんは缶のラベルで確認。

ABV.:4%
Style:Sakekasu Smoothie Sour Ale
Malt:Pilsner(Durst)
Hop:Citra
副原料:Ice Cream,Koshian,Hojicha Extract

モルトはピルスナーモルトオンリー。
はい。オーツ麦は使っていませんでした。
こういうの当てられると楽しいよね。ホップの種類とかね。

そして、オーツ麦を使ってないことからも、計算して作られた銘柄というのが改めて察せられた。

カンキクブルワリーはラガーが美味しい印象ばかりが強かったが、この日の飲みでエールも美味い印象に変わった。
そして酒粕スムージーは季節ごとに様々なフルーツなどを使ったバージョンが販売されているようだ。
見かけたら全部飲んでいくつもりだ。

ごちそうさまでした。絶品でした。

タップルーム再訪記はまた今度。


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