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ゴミの不思議


数年前から、ゴミ拾いをしている。


タバコの吸殻、不織布マスク、空き缶、空き瓶、
テイクアウト容器、デンタルフロス、ティッシュ、
お菓子の袋といったライト級。


板、焼酎大容量ペットボトル、
2リットルの炭酸飲料(中身そのまま)
などの重量級選手もいる。


どんなシチュエーションだったのだろうか?
名刺が落ちていることもある。


私が渡した名刺が、もし道端で捨てられていたら・・・
想像するだけで号泣しそうだ。



ゴミがゴミを呼ぶのだろうか、
ゴミがあるところにはゴミが集中する傾向がある。

犯罪学者のジョージ・ケリング博士が提唱した
「割れ窓理論」そのものだ。


雪解けが進む北海道の春、
「道路」「公園」には
雪の重みでペシャンコになっていても、
雑草のように貫禄のあるゴミもいて、
なんともいえない気持ちになる。


ゴミ拾いを終え
1時間後ぐらいに買い物に出かけると
拾ったはずのゾーンに
ゴミが落ちていることもあって、目を疑う。

さっき拾ったのは、幻想だったのか。


ゴミって不思議だ。

さっきまで自分の身体の一部だった髪の毛が床に落ちていたら、
一気にゴミ化するのだから。

だが、有名人の髪の毛なら、プレミアがつく。


ゴミの定義って何だろう。

物理的にも精神的にも自分からかけ離れて
分離すると、ゴミ化するってことなのかしら。



ゴミ拾いの記事は、なぜかよく読まれ、上位にくる。

ゴミ拾いに、いや、ゴミに引力でもあるのだろうか。


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中村真実 さいごまでお読みいただきありがとうございます。クリエイター活動費に使わせていただきます。