浴びる
選ばれることが価値だと思って
今日も誰かのスポットライト
羨ましくて仕方ない
明かりの下で眩しそうに
目を狭めるあの人が
全力で見れない景色を
私は見ることできるのに
選ぶことが価値だと思って
この世で息を吸ったら
沈む夕日の眩しさに
寂しさを覚えられる
生まれては消えていく
儚さこそが真実で
ずっと照りつけられてしまったら
影で泣く人々の
涙なんて見えやしない
誰からも選ばれないのは
いつかの光を全身で浴びるため
影の匂いと悲しみを
忘れてしまったらあのときの
私を捨てて誰かになる
幼さ交えて大人になれたら
嘘っぽい笑い方なんて
しなくていいから
選ばれることは価値じゃない
選ぶことに意味がある
あなたが諦めたその手を
後ろから支えてあげるから
また握りしめてみて
