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人嫌いだったのに、採用担当の仕事でなぜか才能が開花し人事の道を選んだ。

私はもともと人付き合いが得意な人間ではありません。

大人数の飲み会は苦手ですし、一人で本を読んだり考え事をしたりする時間の方が好きです。

学生時代から、自分は「感情より論理」の人間だと思っていました。

だから新卒で入社した会社で最初に配属された財務の仕事は、どちらかというと自分に向いていると思っていました。

ところが、その後のジョブローテーションで人事部の新卒採用担当になったことで、私の人生はガラッと変わりました。
正直に話すと、最初は「自分には向いていないと思い込み」、辛い時期もありました。

人事に向いていないと思った出来事

採用に携わっているひとなら共感できると思いますが、

  • 内定承諾後、内定者懇親会に参加していたが、数ヵ月後に辞退

  • 「他人」に振り回される感情労働

最初はただしんどく、気疲れで消耗していました。

「学生1人=労働力1」と考えて扱うこと。

あるとき、この言葉を先輩に言われて合理的だと感じました。

割りきるために、無駄な感情をすり減らさないためにひとつの考えだと思います。
一人ひとりに深く感情移入していたら、心がもたないこともあります。

でも私は、その考え方がどうしても馴染みませんでした。

学生の話を聞けば聞くほど、その人の人生が見えてしまう。

なぜその会社を受けているのか。
どんな将来を考えているのか。
何に悩んでいるのか。

それを知ってしまうと、「採用人数の一人」として割り切ることができませんでした。

会社の利益も考えながら、同時に学生一人ひとりとも向き合う。

そんな中で、私はとても尊敬できる人たちと出会いました。

いつも落ち着いていて、部下の話をよく聞いてくれ、
失敗したときは責めるのではなく支えてくれる。
困ったときは必ず助けてくれる。

小さな成長も見逃さず褒めてくれる。

私はその先輩・上司の存在に何度も救われました。

そして、「この人たちの期待に応えたい」と思いました。
そこからは必死でした。

採用担当としてどうすれば学生に会社の魅力が伝わるのか。
どうすれば安心して入社を決めてもらえるのか。

会社の利益も考えながら、同時に学生一人ひとりとも向き合う。
毎日考えて、試して、失敗して、また考えました。

今思えば、私はコミュニケーションが得意だったわけではありません。
むしろ必死に演じていました。

でも、その経験を通じて少しずつ変わっていきました。

気がつけば、会社史上最多となる人数の採用を実現していました。

もちろん私一人の力ではありません。

チームの協力もありました。

ただ、一つだけ自信を持って言えることがあります。

私は学生一人ひとりとの信頼関係を大切にしていました。

採用活動が終わったあとも連絡をくれる人がいました。

入社後に相談をしてくれる人がいました。

会社の担当者としてではなく、一人の人間として慕ってくれる人もいました。

それが本当に嬉しかったのです。

採用人数という数字も大切です。

でも私にとって一番のやりがいは、人とのつながりでした。


採用担当になる前の私は、自分を論理的な人間だと思っていた。

人付き合いは苦手で、人の気持ちを考える仕事には向いていないと思っていました。

でも実際は違いました。
私は人が好きなわけではないのかもしれません。
大勢の人と広く付き合うことも得意ではありません。

ただ、一人ひとりと深く向き合うことは好きだったのです。

そして、そのことを教えてくれたのが採用の仕事でした。

キャリアというのは不思議なものです。

自分で思い描いていた「向いている仕事」と、本当に自分らしく働ける仕事は違うことがあります。

私は人事の仕事を通して、自分でも知らなかった自分に出会うことができました。

だから今、人事の経験を経てキャリアコンサルタントを目指しているのかもしれません。

あのとき学生たちと向き合った時間は、間違いなく今の私につながっています。

さいごに

このnoteでは、私自身のキャリアや人生の試行錯誤を記録していきます。

もし同じように、

「自分に向いている仕事がわからない」

「生きづらさを感じている」

「人生を立て直したい」

そんな思いを抱えている方がいたら、一緒に歩んでいけたら嬉しいです。

スキやフォロー、コメントをいただけると、とても励みになります。

そしていつか、

インコのいる日本茶カフェで皆さんをお迎えできる日を夢見ながら、これからも発信を続けていきます。

また次の記事でお会いしましょう。

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