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【取引所四季報⑤】Aster(アスター)を徹底検証――YZi Labsが支援する「注文を隠せる新興DEX」の実力


※本記事は2026年7月14日時点で確認できた公開情報を基に執筆しています。
※本記事にはアスターの紹介リンクが含まれています。リンクを経由した利用者が対象取引を行った場合、筆者が取引手数料の一部を紹介報酬として受け取ることがあります。
※アスターは、日本の金融庁に登録された国内暗号資産交換業者ではありません。
※無期限先物取引には、証拠金の全額を失う危険があります。


アスターは「取引内容を隠す」新世代DEX

暗号資産の分散型取引所には、中央集権型取引所にはない利点があります。

運営会社へ暗号資産を預けなくても、自分のウォレットから直接取引できることです。

しかし、ブロックチェーン上の取引には別の問題があります。

利用者がどの価格で注文を出し、どれほど大きなポジションを持ち、どの価格で強制清算されるのかが、外部から見えてしまう場合があるのです。

大口トレーダーの清算価格が分かれば、ほかの市場参加者は、その価格まで相場を動かそうとするかもしれません。

アスター(Aster)は、この問題を解決するために作られた、プライバシー重視型の分散型取引所です。

公式説明では、注文をブロックチェーンへ送る前に暗号化し、約定時まで注文価格、数量、ポジション、清算価格などを公開しない設計を採用しています。(Aster)

アスターは自らを、

プライバシーを重視した無期限先物取引所

と位置付けています。

暗号資産だけでなく、株式、外国為替、商品、予測市場などの価格を参照する取引にも対応しています。(Aster)

ただし、ここでいう株式取引は現物株の購入ではありません。

株価に連動する無期限先物を取引する仕組みであり、株主としての議決権、配当請求権、株主優待などを得られるわけではありません。


アスターの基本情報

項目内容名称Aster日本語表記アスター現在のブランド誕生2025年3月末分類分散型取引所・無期限先物DEX主な商品暗号資産、株式、外国為替、商品などの無期限先物現物取引あり独自チェーンAster Chain独自通貨ASTER最大発行量80億ASTER主な支援者YZi Labs主なログイン方法Web3ウォレット、メールアドレス紹介制度あり日本の金融庁登録確認できず

アスターの現在の公式サイトは、取扱商品483種類、預かり資産に相当するTVL約14億6,000万ドル、建玉約18億6,000万ドル、利用者約3,194万人、累計取引高約4兆7,500億ドルと表示しています。

ただし、これらはアスター自身が表示している数値です。上場企業の監査済み決算のように、すべての数字を独立した第三者が保証しているわけではありません。また、数値は随時変動します。(Astherus)


取引所四季報の暫定評価

評価項目筆者評価新規性A注文・ポジションの秘匿性A無期限先物の取引機能A取扱商品の多さA手数料AAPI・自動売買A資本・支援者B+スマートコントラクトの透明性B−チェーンの分散性C長期運営実績C日本の規制への対応D・未登録アフィリエイト性B初心者への推奨度C−

暫定結論

取引機能、手数料、プライバシー、APIは強い。だが、独自チェーンの中央集権性、レバレッジ取引の危険、日本の規制上の不確実性には注意が必要である。


アスターはいつ誕生したのか

アスターは、完全にゼロから作られた新規取引所ではありません。

2025年3月末、次の二つのサービスが統合され、現在のアスターになりました。

Astherus

アステラスは、暗号資産を預けて運用する利回り・流動性サービスでした。

APX Finance

APXファイナンスは、BNBチェーンを中心に無期限先物を提供していた分散型取引所でした。

アステラス側が持っていた暗号資産運用の機能と、APXファイナンス側が持っていた無期限先物取引の技術を統合したのが、現在のアスターです。(Medium)

したがって、

2025年に突然現れた正体不明の取引所

というわけではありません。

その一方で、現在のブランド、独自チェーン、ASTERトークンを中心とする事業体制は新しく、数年間の安定運営実績がある取引所とはまだ言えません。


背後にはYZi Labsがいる

アスターは、YZi Labsの支援を受けていると公式に説明しています。(Aster)

YZi Labsは、以前「バイナンス・ラボ」と呼ばれていた投資組織を再編したものです。

現在はWeb3、人工知能、バイオテクノロジーなどへ投資し、公式サイトではアスターを投資先の一つとして掲載しています。(YZi Labs)

このためアスターは、技術的には独立したDEXであるものの、

  • BNBチェーン

  • バイナンス周辺の人材

  • 旧バイナンス・ラボ系の資本

  • BNBチェーン上のDeFiサービス

  • YZi Labsの投資先ネットワーク

との結び付きが強い取引所です。

ただし、

YZi Labsが支援している
=バイナンスが顧客資産を保証している

という意味ではありません。

バイナンス・ジャパンの口座とも別物です。

アスターで問題が起きた場合に、バイナンスやYZi Labsが利用者の損失を補償する制度は確認できません。


アスターの四つの取引方法

アスターでは、性質の異なる四種類の取引機能が提供されています。(Aster)

1.Perpetuals

注文板方式の無期限先物取引です。

中央集権型取引所に近い画面で、次のような注文方法を使用できます。

  • 成行注文

  • 指値注文

  • ストップ注文

  • トレーリングストップ

  • 隠し注文

  • グリッド取引

  • ヘッジモード

ビットコインやイーサリアムだけでなく、各種アルトコイン、株式、外国為替、商品などの価格を参照する無期限先物があります。

本記事の紹介リンクは、このPerpetualsのBTC/USDT取引画面につながります。

2.Shield Mode

シールドモードは、複雑な注文板を使わずに取引できる簡易モードです。

注文とポジションを隠しながら、比較的簡単な画面でレバレッジ取引を行うことを目的としています。

ただし、画面が簡単でも危険性が小さくなるわけではありません。

レバレッジを使っている以上、相場が反対方向へ動けば強制清算される可能性があります。

3.1001x

1001xは、オンチェーン上の流動性プールを相手に、一回の操作で無期限先物を取引する機能です。

名称どおり、商品によっては極めて高いレバレッジを使える設計です。(Aster)

仮に1,000倍のレバレッジを使えば、理論上は価格が約0.1%反対方向へ動くだけで、証拠金の大部分を失う可能性があります。

実際の清算価格には手数料、証拠金率、価格差なども影響するため、単純に0.1%で必ず清算されるという意味ではありません。

しかし、通常の投資とは比較にならないほど危険な商品であることは間違いありません。

4.Spot

現物取引です。

暗号資産を購入し、そのまま保有または外部ウォレットへ出金するための市場です。

無期限先物と違い、現物取引には通常の意味での強制清算はありません。

ただし、暗号資産価格の下落、取引所障害、スマートコントラクト、出金ネットワークなどの危険は残ります。


最大の特徴は「隠し注文」

一般的なオンチェーン取引では、利用者のウォレットを調べることで、

  • 保有資産

  • 注文履歴

  • ポジション

  • 参入価格

  • 清算価格

  • 取引傾向

などを推測できる場合があります。

アスターは、注文を暗号化し、約定するまで注文板へ表示しない「Hidden Order」を提供しています。

さらにアカウント・プライバシーを有効にすると、注文ごとに使い捨てのステルスアドレスを生成し、利用者の本来のアドレスと各取引を外部から結び付けにくくします。(Aster)

利用者自身は「Viewer Pass」と呼ばれる閲覧用情報を使い、自分の取引履歴を確認できます。

必要に応じて、第三者へViewer Passを渡し、限定的に取引履歴を開示することも想定されています。(Aster)

本当に完全匿名なのか

完全匿名と断定すべきではありません。

アスターの規約では、法令順守や不正対策のため、本人確認を求めたり、利用状況を監視したり、口座アクセスを制限したりできるとされています。(Aster)

また、入出金時には別チェーン上のウォレット履歴が残ります。

IPアドレス、端末情報、メールアドレス、接続ウォレットなどから利用者が特定される可能性もあります。

アスターのプライバシー機能は、

市場参加者から取引戦略を隠す機能

としては有用ですが、

政府、取引所、捜査機関から絶対に身元を隠せる機能

とは考えないほうがよいでしょう。


アスター・チェーンとは

アスターは、独自のレイヤー1ブロックチェーン「Aster Chain」を運用しています。

公式公称性能は次のとおりです。

  • ブロック生成時間:約50ミリ秒

  • 最大処理能力:毎秒10万件

  • ガス代:ゼロ

  • ZK暗号化注文

  • BNBチェーン、イーサリアム、アービトラム、ソラナに対応

  • 入出金処理:約30秒

これらはアスター側が公表する設計値であり、あらゆる相場環境で同じ処理性能が出ることを第三者が保証した数字ではありません。(Astherus)

現在は完全分散型ではない

アスター・チェーンは分散型金融を掲げていますが、現在の構造には中央集権的な部分があります。

公式資料によれば、初期段階では外部のバリデーター、つまり取引を検証する第三者ノードの参加を認めていません。

また、ブリッジ関連の一部コードは公開するものの、チェーンの中心部分やRPC基盤は現時点ではオープンソース化しない方針です。(Aster)

入金は4つの検証ノードのうち3つ、出金は3つの検証ノードのうち2つが確認した場合に処理されます。(Aster)

つまり現在のアスターは、

完全に無人で、誰にも止められない取引所

ではありません。

より正確には、

自己管理と取引検証の仕組みを持ちながら、高速処理のために運営側の管理を強く残したDEX

です。


取引手数料

2026年7月時点のUSDT建て無期限先物手数料は、次のとおりです。

注文方法手数料メイカー注文0%テイカー注文0.04%ASTER払い通常手数料から5%割引

メイカーとは、注文板へ指値注文を置き、流動性を提供する注文です。

テイカーとは、成行注文などで既存の注文を直ちに約定させ、注文板の流動性を利用する注文です。(Aster)

例えば、8,000USDT相当のビットコイン先物を成行注文で取引した場合、単純計算の取引手数料は3.2USDTです。

ただし、無期限先物では取引手数料以外に、資金調達率による支払いや受取りが発生します。

レバレッジを使うと、実際に預けた証拠金よりも大きな金額へ手数料がかかります。

100USDTの証拠金で1万USDT相当の取引を行った場合、手数料は100USDTではなく、1万USDTを基準に計算されます。


強制清算と保険基金

ポジションの損失が一定水準へ達すると、アスターはポジションを強制的に決済します。

強制清算後に口座残高がマイナスになった場合は、まず保険基金が不足額を補う仕組みです。(Aster)

しかし、極端な相場変動によって保険基金だけで損失を処理できない場合は、ADLと呼ばれる自動デレバレッジが発動する可能性があります。

ADLが発動すると、利益が出ているほかの利用者のポジションが、取引所側によって強制的に縮小・決済される場合があります。(Aster)

つまり、自分が清算価格から遠い場所にいたとしても、市場全体の混乱によって希望しない価格でポジションを閉じられる可能性があります。

これは中央集権型取引所を含む、多くの無期限先物市場に存在する危険です。


ASTERトークン

アスターには、独自通貨のASTERがあります。

項目内容通貨記号ASTER最大発行量80億枚規格BNBチェーン上のBEP-20主な用途手数料割引、ステーキング、報酬、ガバナンス

公式配分では、全体の53.5%がエアドロップなどの利用者報酬、30%がエコシステムとコミュニティ、7%が財団、5%がチーム、4.5%が流動性と上場用に割り当てられています。(Aster)

チーム分には一定のロック期間が設定されていますが、長期的には市場へ新しいASTERが放出されます。

したがって、

利用者が増えれば、ASTER価格も必ず上がる

とは限りません。

取引所の成長だけでなく、

  • 新規発行量

  • エアドロップ売り

  • ステーキング報酬

  • チーム保有分の解除

  • 財団による資金利用

  • 市場全体の暗号資産価格

などがASTER価格へ影響します。

ASTERで手数料を支払うと5%の割引を受けられますが、割引額よりASTER価格の下落額が大きくなる可能性もあります。(Aster)


ASTERのステーキング

ASTERは、アスター・チェーンの検証者へ委任して報酬を受け取るステーキングにも使われます。

利用者は検証者とロック期間を選び、期間が長いほど追加報酬の比重が高くなる設計です。

現在の最大ロック期間は208週間、約4年間です。途中で解除した場合にはペナルティが発生する可能性があります。(Aster)

ステーキング報酬が得られても、ASTER自体の価格が下落すれば、円換算の資産価値は減ります。

高い年利だけでなく、

何年間売れなくなるのか
途中解除のペナルティはいくらか
報酬による新規発行で価格が薄まらないか

まで確認する必要があります。


USDFとAster Earn

アスターには、USDFという利回り型ステーブルコインがあります。

さらにUSDF、BNB、ビットコイン、CAKEなどを運用するAster Earnも提供されています。

USDFの裏付けとなるUSDTなどの保管には、機関向け暗号資産保管サービスのCeffuが利用されていると公式資料は説明しています。(Aster)

ただし、USDFは銀行預金ではありません。

次の危険があります。

  • 米ドルとの価格連動が崩れる

  • 運用戦略で損失が出る

  • 保管先で問題が起きる

  • スマートコントラクトが攻撃される

  • 償還が集中する

  • 規制変更で利用できなくなる

利回りが付くということは、裏側で何らかの運用やリスク負担が行われているということです。


セキュリティ監査

アスターは、複数の監査報告書を公式資料で公開しています。

公開されている監査には、PeckShield、HALBORN、Salus Securityなどによる次の商品が含まれます。

  • AsterVault

  • Aster Earn

  • asBNB

  • USDF

  • asUSDF

  • asCAKE

(Aster)

監査を受けていることは安心材料です。

ただし、公開監査の多くは、旧アステラス時代から存在する運用商品や個別スマートコントラクトを対象としています。

監査があるからといって、

  • アスター・チェーン全体

  • 取引エンジン

  • ブリッジ

  • API

  • ウェブサイト

  • ウォレット

  • 将来追加される商品

のすべてが安全だと保証されるわけではありません。

監査は、特定時点の特定コードを検査したものです。

監査後のアップデートで新しい不具合が入る可能性もあります。


APIと自動売買BOT

アスターは、自動売買用のAPIを提供しています。

APIから価格、注文板、残高、注文履歴などを取得し、プログラムから注文を送信できます。

APIキーは管理画面から作成でき、秘密鍵は作成直後に一度しか表示されません。紛失した場合は、新しいキーを作り直す必要があります。(Aster)

アスターは、次のようなBOTに向いています。

  • 指値売買BOT

  • グリッドBOT

  • 資金調達率監視BOT

  • 複数銘柄の自動売買

  • 利確・損切りBOT

  • 複数取引所間の価格差監視

  • ポジションと証拠金の監視

ただし、自動売買は利益を保証しません。

通信障害、API仕様変更、二重注文、価格異常、証拠金計算のミスなどにより、人間が手動で取引する以上の速度で損失が拡大する場合があります。

BOT用APIキーには、必要以上の権限を与えないことが重要です。


ログイン方法

アスターには、主に二つのログイン方法があります。

Web3ウォレット

メタマスクなどの自己管理ウォレットを接続します。

秘密鍵や復元フレーズを運営側へ渡す必要はありません。

ただし、偽サイトへ接続して悪意ある承認を行った場合、ウォレット内の暗号資産を失う可能性があります。

メールアドレス

メールアドレスで登録すると、利用者用ウォレットが自動的に作成されます。

ウォレットに慣れていない利用者には簡単ですが、メールアカウントを乗っ取られた場合の危険があります。

どちらを使う場合でも、

  • 二段階認証

  • 公式ドメインの確認

  • パスワードの使い回し禁止

  • 復元情報の安全な保管

  • 少額テスト送金

が必要です。


日本人は利用できるのか

2026年2月25日付の利用規約では、米国、カナダ、英国、中国、ロシア、北朝鮮、イランなどが禁止地域として列挙されています。

日本は、この禁止地域一覧には明記されていません。(Aster)

ただし、

日本が禁止地域に入っていない
=日本の金融庁から正式な認可を受けている

という意味ではありません。

金融庁は、日本で登録を受けずに金融商品取引業や暗号資産交換業を行うことは違法であり、利用者に登録状況を確認するよう注意しています。(金融庁)

2026年7月14日時点で、アスターが日本の暗号資産交換業者または金融商品取引業者として登録されたとの公式情報は確認できませんでした。

一方で、分散型取引所は、誰が取引を提供・管理・仲介しているのかが中央集権型取引所より複雑です。

日本法上、アスターの各機能がどの登録区分に該当するかを、この記事だけで断定することはできません。

少なくとも、日本の登録業者と同じ利用者保護を期待すべきではありません。


アフィリエイト制度

アスターには、公式紹介制度があります。

紹介リンクから新規利用者が登録し、無期限先物取引の対象手数料を支払うと、紹介者へ報酬が発生します。

通常の紹介報酬枠は10%です。

紹介者は、その10%を自分の報酬と、紹介された利用者への手数料還元に分けられます。

例えば、

  • 紹介者:5%

  • 利用者への還元:5%

という設定ができます。(Aster)

紹介報酬はリアルタイムで計算され、原則として翌日までにアスター口座へ送られます。

紹介関係は通常365日間有効です。

清算手数料、自己売買、手数料無料の取引などは、紹介報酬の対象外です。(Aster)

アフィリエイト収益の現実

通常のUSDT先物でテイカー手数料は0.04%です。

紹介した利用者が1万USDT分を成行取引した場合、支払う手数料は4USDTです。

自分の紹介料率が5%なら、紹介者報酬は0.2USDTです。

したがって、

口座を1件開設してもらえば高額報酬が入る

という案件ではありません。

継続的に取引する利用者を複数集めることで、少額の手数料報酬を積み上げる仕組みです。

メイカー手数料は0%なので、紹介した利用者が指値のメイカー注文だけを使った場合、紹介報酬が発生しない可能性があります。


アスターの紹介リンク

アスターのBTC/USDT無期限先物取引画面はこちらです。

紹介コード:SLNQlL

紹介リンク

https://www.asterdex.com/en/trade/pro/futures/BTCUSDT?ref=SLNQlL

※上記はアフィリエイトリンクです。このリンクを経由して登録した利用者が対象取引を行った場合、筆者が取引手数料の一部を紹介報酬として受け取ることがあります。

※紹介リンクを利用しても、利益や元本が保証されるわけではありません。

※リンク先はビットコインの無期限先物取引画面です。現物のビットコイン購入画面ではありません。


紹介記事を書く際の法的注意

アスター自身も、紹介者は各地域でレバレッジ取引を宣伝することの法的影響を確認する責任があると規定しています。(Aster)

金融庁は、他人の間に立って取引成立に尽力する行為は「媒介」に該当する場合があり、単に別サイトの取引画面へ遷移させる仕組みであっても、実態によって判断されると説明しています。(金融庁)

また、無登録業者に関する広告掲載などが、内容によって違法となり得ることも明確化されています。(金融庁)

したがって、

  • 絶対に儲かる

  • 元本保証

  • 放置で稼げる

  • 初心者でも確実に勝てる

  • 高レバレッジがおすすめ

  • 金融庁公認

  • バイナンスが保証している

といった表現は避けるべきです。

紹介報酬を受け取りながら、読者に具体的な売買を繰り返し指示する場合は、単なる情報提供を超える可能性があります。

どこから登録や媒介が必要になるかは、記事内容、報酬体系、読者への働きかけなどによって判断されます。

本格的にアフィリエイト事業として拡大する場合は、金融規制に詳しい弁護士へ確認したほうが安全です。


アスターの強み

注文とポジションを隠せる

大口トレーダーにとって、清算価格や注文数量を外部から見られにくいことは大きな利点です。

手数料が安い

USDT建て無期限先物のメイカー手数料は0%、テイカー手数料は0.04%です。(Aster)

取扱商品が多い

暗号資産だけでなく、株式、外国為替、商品、予測市場などを一つの口座で取引できます。(Astherus)

APIが用意されている

自動売買BOTや取引補助ツールを作れます。

YZi Labsの支援

資金、人材、BNBチェーン経済圏との接続では、新興DEXとして有利な位置にいます。(Aster)

自己管理型

中央集権型取引所へ暗号資産を全面的に預ける方式とは異なり、Web3ウォレットから接続できます。


アスターの弱点

独自チェーンが中央集権的

外部バリデーターの参加は初期段階では認められておらず、中心的なコードも完全公開されていません。(Aster)

運営実績が短い

現在のアスターブランドは2025年に誕生したばかりです。

レバレッジ商品が中心

初心者が仕組みを理解せずに利用すると、短時間で証拠金を失う可能性があります。

日本の登録業者ではない

日本の監督・利用者保護を直接期待できません。

取扱商品が複雑

株式無期限先物、USDF、Earn、ASTERステーキングなど、それぞれ異なる危険があります。

プライバシー機能が完全匿名ではない

規約違反や法令対応を理由として、本人確認やアクセス制限を受ける可能性があります。(Aster)


どんな人に向いているのか

アスターが向いているのは、次のような利用者です。

  • 海外DEXの危険を理解している

  • 自己管理ウォレットを扱える

  • 無期限先物の清算構造を理解している

  • 注文やポジションを外部から隠したい

  • 自動売買BOTを動かしたい

  • 多数の市場を一つの口座で取引したい

  • 失っても生活に影響しない金額で試せる


向いていない人

次のような人には向きません。

  • 初めて暗号資産を買う人

  • 現物ビットコインを積み立てたいだけの人

  • 元本保証を求める人

  • 生活資金や借入金を使いたい人

  • 高いレバレッジほど儲かりやすいと考えている人

  • 秘密鍵やウォレットを管理できない人

  • 日本の金融庁登録業者だけを使いたい人

  • 利回りの原資を確認せずEarnへ預ける人


取引所四季報の結論

アスターは、単なるバイナンスの模倣取引所ではありません。

オンチェーン取引の弱点である、

注文、ポジション、清算価格が外部から見える

という問題を、暗号化注文、ステルスアドレス、ゼロ知識証明によって解決しようとしています。

取引機能、手数料、API、取扱商品の多さは、新興DEXとして高く評価できます。

YZi Labsの支援を受け、BNBチェーン経済圏の有力サービスともつながっています。

一方で、アスター・チェーンは現在も中央集権的な部分を残しています。

外部バリデーターは参加できず、中心的なコードも完全公開されていません。

また、主力商品はレバレッジを利用する無期限先物です。

取引画面が使いやすく、注文が暗号化されていても、相場予測を外せば資金を失います。

今回の評価は、次の一文に集約されます。

アスターは、中央集権型取引所の速度と、DEXの自己管理性、プライバシー取引を組み合わせようとする有力な新興取引所である。ただし、現在は完成された分散型金融ではなく、運営側の管理と高レバレッジに大きく依存している。

取引所四季報としての暫定判定は、

機能面は高評価。少額での観察対象。高額資金の長期放置と、仕組みを理解しない高レバレッジ取引は非推奨。

とします。

アフィリエイト案件としては、登録だけで高額報酬が入る商品ではありません。

しかし、新興DEXについて早い段階から日本語記事を蓄積し、継続的に取引する利用者を集められれば、手数料報酬が積み上がる可能性があります。

重要なのは、利益だけを強調して利用者を集めることではありません。

危険性、金融庁未登録、紹介報酬の存在を明記したうえで、読者に判断材料を提供することです。


※本記事は情報提供を目的としており、アスター、ASTERトークン、無期限先物、レバレッジ取引、Aster Earnなどの利用を推奨するものではありません。暗号資産やデリバティブ取引では、投じた資金の全部を失う可能性があります。利用規約、手数料、紹介制度、対応地域は変更されるため、利用前に最新の公式情報をご確認ください。

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