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大学生が非営利組織の経営を学ぶ意味

「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。

御覧いただき、ありがとうございます。
月曜は今後の計画のことなどを書いていきます。

昨年度、初めて非常勤講師というお役目をいただき、「非営利組織の経営」というタイトルで4ヶ月で1コマ持たせていただいたのですが、せっかく作った講座ですので、ここから何か発展させていきたいな、と思っています。

ということもあって、最終回の授業の際に学生に「大学生が非営利組織の経営を学ぶ意味」というテーマでレポートを書いていただき、あらかじめ、これは何らかの形で世の中に公開するので、もし、嫌な方はその旨、レポートに書いてください、と伝えました。最終的に117本のレポートが提出されましたが、そのうちNOという方はひとりだけ。このレポートをきちんと整理して世に出したいと思っています。

ちなみにAIに訊いてみるとこんな返答でした。

大学生が非営利組織(NPOなど)の経営を学ぶ意味は、いくつか大きなポイントがあります。

1. 社会課題に対する実践的な理解
非営利組織は、貧困、教育格差、環境問題など「利益になりにくいけど重要な社会課題」に取り組みます。経営を学ぶことで、社会課題のリアルな現場や、それを解決するための方法を実践的に知ることができます。

2. ビジネススキルの応用
NPOも、資金調達(ファンドレイジング)、人材マネジメント、広報活動など、企業と同じような経営スキルが必要です。つまり、ここで学ぶスキルは、営利企業でも活かせるし、社会性を持ったビジネスにもつながります。

3. 共感力・リーダーシップの育成
営利企業以上に「共感」や「社会への責任感」が求められます。特に、限られたリソースの中でチームをまとめたり、支援者と信頼関係を築いたりする経験は、リーダーシップの成長に直結します。

4. キャリアの選択肢を広げる
今は、NPOに就職するだけでなく、社会起業家になる人、企業のCSR部門に入る人、公務員や国際機関に進む人など、社会貢献×キャリアの形がどんどん多様化しています。NPO経営を学ぶことで、こうした幅広い進路の可能性を持つことができます。

5. 「利益」だけではない価値観に触れる
営利企業では「利益追求」が最大の目標になりがちですが、NPOでは「ミッション達成」が最優先です。この違う価値観を学ぶことで、仕事や人生に対する見方そのものが深くなります。

ざっくりまとめると、
「社会を見る目」と「実践的な経営スキル」を同時に育てられる場
ということですね!

ChatGPT

ちなみに、大学生のレポートも、これ、AI使ったな、と思われるものがあって、この「ビジネススキルの応用」というのはちょっと拡大解釈しすぎかな、と思って見ています。

レポートの分析はまだまだこれからなのですが、授業全体を見た感想としては、社会との現実的な接点について知ることができて、セーフティネットの存在を知ることができたことが、結構、大きいのではないかな、と思いました。

それと言うのも、どちらかというと日本の学校では、個人で頑張ることが奨励されているように思います。大学生ですからそもそも入試か、あるいは内申点による推薦で入っていると思うのですが、そのどちらもが、結局は他人との競争です。

授業の中で、大事なこととして伝えているのが、社会課題の定義と自己責任論への批判です。まず、社会課題とは、難しく言えば、システムとしての社会の機能が果たされているが故にマイナスの影響を受けている人たちがいることを意味しています。つまりは、個人の意思や努力では抜け出しようがない、ということです。これに対して、自己責任論という考え方があります。自分で選択したんだからその責任を取りなさい、という発想ですが、こういう声は基本的に、その社会課題に巻き込まれていない人が言うことで、この社会課題の解決を遅らせてしまうことがあります。社会課題は個人の問題ではなく、社会というシステムのバグですので、プログラムを書き直すか、パッチを充ててフォローする必要があるのです。

今、世間では景気が悪くインフレも進行していることもあり、最低時給も上がったことにより、アルバイトなどで働く高齢者も増えています。結果として、それほど働く時間を取れない大学生のバイト先が減って困っている、という話もあります。これは本人の努力で何とかなる問題ではない。

こういう悩ましい問題に対して、イノベーションによってこれまでにはなかった方法で解決しようとしているのが非営利セクターであったりします。その存在を知ることで、逆に社会課題を知る、ということもあります。

私はコーチングもそうですが、基本的に何かを学んでいただくときには、学んだ方が人生が楽になる、ということを伝えています。だから頑張って学ぶ必要はない。楽しく学んでほしいな、と思っています。

ちなみに、AIでは生成不可能なレポートとして、「目標から逆算をして行動を明確にする姿勢」を学んだとか、「自分は普通に生きていたら非営利組織について知る機会はなかった」とか、「自分の考えを表現することに慣れた」など、様々な意見もありました。多数決を採ってしまうとほとんどAIの結論になってしまうので、こういう少数意見をうまく拾って、世に出せるレポートに仕上げたいと思っています。

現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。

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