セルフマネジメントの観点から、コロナ以降の病院との付き合い方を考える
「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。
御覧いただき、ありがとうございます。
これはかなり偏見が入っていますし、地方在住者だけが経験していることかもしれませんが、コロナ以降、病院というもののポジションと言いますか、付き合い方というのを変えた方がいいのかな、と思っています。
カッパは精神体なので病気になったりはしませんが、世を忍ぶ仮の姿は人間なので、先日、ちょっと体調を崩したのですが、それで病院に行ったときの対応です。
数日前に発熱して、なんとか自力で下げたものの、微熱が残っていたので病院に行きました。自覚していた症状が喉にあったので、耳鼻咽喉科に行きました。一応、自宅にあった簡易のコロナ検査キットで陰性も確認、HPを見て、発熱に関しても外来OKであることを確認し、一応、熱もないことを確認し、予約しての来院です。ちなみに数年ぶりの来院でした。
まず、受付で、いつも来ている患者さんじゃないな、ということで、どういう理由で来たのかを口頭で確認されました。熱の話をすると、念のため、と言いつつ、車の中で問診票を書いてください、と体温計とともに渡されましたので、素直に車に戻りました。数分後、問診票を回収に来て、何かボタンのようなものを渡されます。これが鳴ったら入って来てください、と。さらに数分後、どうやらうまく鳴らなかったらしく、もう一度、迎えに来て、そのまま診察室の前に。
名前が呼ばれて診察室に入り、マスクを取ろうとすると看護師さんが「マスクはそのままで」と言われます。医師が問診票を見て、まずは鼻を見るので、マスクから鼻だけ出すように、と言われます。出すと金属製の何かを突っ込まれてシュッと洗われました。その後、舌を出して喉を見せて、診断終了です。
伝えられたのは下記の内容。
・声帯に異常がないが、今見ただけではそれ以上はわからない
・鼻に炎症がある
・コロナの可能性も否定できないが、明日が隔離期限なので、今、検査する理由が無い
・高熱もないし、明日、高熱が出たら検査しに来てください
・鼻の炎症を抑える薬2種、出しますか?
出しますか?と言われてどうしろと?と思いつつ、まあ、飲まなければいいのでもらうことに。
これで終了。お会計も車の中でした。
完全に見えないコロナにおびえてますな。
とりあえず自分の成果としては、喉が原因ではなく鼻が原因であったことがわかり、そういう意味では、目的は達せられたのですが、何の検査もなく数秒見ただけで薬を出す。しかも、「前に出したのと同じもの」という理由で出すあたり、この医者、大丈夫なのかな、と思ってしまいました。(今回、本当は抗生物質を期待していたのですが、処方されませんでした。)
薬局も薬局で、ドライブスルーだったので便利だな、と思ったのですが、何の確認もなくジェネリックになっていて、うーむ、と思ったのでした。(別に訊かれればジェネリックでOKと言っていたので、実害はないのですが。)
実はこういう体験は、こちらに引っ越してきたときに内科医院でもあって、そこは病院の前のベンチで検査キットの採収をやり、そのまま対処療法の処方箋を出されて薬局に行って帰りました。もう一度、別な理由で行こうとしたら、それはうちでは診れませんので別の病院で、と言われました。ということで、その病院内に入ったことはないのですが、今回もこういう対応されるんだろうな、と思ったので内科は避けたわけです。
今の地方の病院は、継続して通ってくれる高齢者をメインにしていまして、私のような数年に一度、熱を出して行く人というのは「むしろ迷惑」という空気感満載になっているような気がします。それはそれで良いのですが、検査して診断して処方する、という流れがおろそかになっているのではないかな、という気がします。それはコロナウイルスに対する医学の敗北なのかもしれません。
私は基本的に内科医院と整形外科というのは病気を治すところとは思っていなくて、検査して診断して欲しいと願うところという位置づけです。実は昔、ひとつだけ好感を持てた内科医院があって、そこは割と何でも血液検査をしてくれて、その数字を見て、診察をして、結論を出す、という、患者から見て極めてエビデンスベースドな印象でした。
整形外科はビリビリをやって湿布やクリームを処方して終わりですが、内科は基本的に症状を抑えるだけの対処療法の薬を処方して、結局は本人の免疫力頼み、というのが真実だと思っていまして、そういう意味で、自分は最近は割といろいろな漢方薬を常備するようになっています。
この「検査」「診断」「処方」「治療」のうち、外科や歯科などはもちろん「治療」までしてくれるのでいわゆる「病院」と思って良いかとは思うのですが、他の科に関してはどの機能を求めるのか、によって行く病院を変えた方がいいな、というのが、最近の自分の感覚です。
では、大学病院は良いのかと言うと、知り合いで救急車で運ばれて大学病院に担ぎ込まれ、若い先生にたらいまわしにされた上、原因不明のまま町医者に戻され、そこで即座に原因が判明して、「この症状であれば普通にわかりそうなものなのに…」と言われた、という経験もしており、大学病院は研究と医者の卵の教育の場であり、自分の命を預けるところではないのかな、という気もしています。
もちろん、地方にも良いかかりつけのお医者様がいて、体質もよく知ってもらっている、という方もいるかとは思いますが、私のようになまじっか健康ですと、それも難しいような気がします。自分の体質をいちばん知っているのは、まず、自分でありたい。そのためには、身体のメカニズムや病気のメカニズム、あるべき医療の在り方、薬の種類と効能などを良く知るか、あるいは調べる習慣をつけておかないと、自分の体を守れない時代が来てしまっているのではないかな、と思っています。
実は自分は書店時代、医学書・看護書の担当をしていまして、下記のような本も売っていました。自己防衛のためにも、こういう本を素人も常備した方が良い時代になってきているのかもしれません。
ちなみに似たようなパターンで以前にこの耳鼻咽喉科に通った際も、処方された薬が効かなくて、知人の漢方の先生に頼って処方してもらった記憶があります。単に藪医者なのかもしれませんが、そういう理由よりは、コロナという未知の脅威に対抗しながら、患者をパターン化して薬を当てはめていることに何の疑問も持っていないあたり、これは適応戦略であって仕方がないことなのかな、と思っています。
以前に薬局の方とお仕事にした際、高齢者の方は病院といえば、信じて従うもの、という認識が強くて、その結果としての薬害が発生しやすい、と教えてくれました。要するに、いろんな病院で処方された薬を全部、飲まなければならないと考えて、それでOVER DOSE になってしまう、という話でした。そこの薬局では薬を回収する、というような試みもしているようなお話をされていましたが、お薬手帳を配るだけではなく、そこまで配慮してくださっている薬局さん、どれくらいあるのでしょうね?
ということで、とりあえず原因はわかったので、これから薬局に行って、何か効果のありそうなものを買ってきて、いろいろ試してみたいと思っています。自分に合った薬を知ることも、大事なセルフマネジメントだな、と思う次第です。
現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。
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