結婚相談所に行ってみた話
今年に入ってから、様々なプロジェクトを動かしている。ひとつはダイエット。コロナで増えてしまった体重を減らすべく、パーソナルジムに行って10キロ痩せた。外見も整えようと、服をほぼほぼ処分し、スタイリストさんに服を選んでもらい、美容師さんも紹介してもらった。
住むところも重要ということで、家を処分し山梨に移住した。こちらはそういうものにこだわりのある友人達に設計・デザインしてもらっているが、当初予定していた予算足りなくなり、急遽、クラファンをやることになった。で、クラファンのプロのアドバイスもあり、現在、ファーストステージはクリアし、ネクストチャレンジをしている。現在のところ、118人の方から270万円の支援をいただいている。ありがたいことである。目標はあと130万円。これから支援するよ、というありがたいお声がけもいただいていて、8日間でどこまで協力していただけるだろうか?

で、もうひとつがパートナーとの出会いプロジェクトである。知人に勧められて(←ここ、重要)あるアプリに登録してみたところ、そこで無料の「恋愛傾向診断」が受けられるという。興味を惹かれてWEBの診断テストを受けたところ、結果は郵送されるという。で、届いたものを見ると、手書きの文字で「診断結果を店舗にお持ちいただきますと具体的なお相手のご提案ができます」とのこと。
診断テストの結果が、割と、なるほどー、というものだったので、この結果でいったいどんな具体的なお相手像になるのかしら、と思って、店舗を予約して行ってみた、というのが今日の現場。予約確認の電話もかかってきて、1時間から盛り上がってきたら2時間くらいになるかも、とのこと。
高いビルの結構長めの良い部屋にあって、ただ、外からの看板はそれほど大きくなく、まあ、そういうものなのかな、と思って部屋に入り、手を消毒して体温を測られて、アクリル板越しにカウンセラー(?)の方とご面会。
目的に「診断結果の深読み」と書いたのだけれども、どうもこれは店舗に来させるための手段に過ぎなかったようで、いつまでに結婚したいのか、どんな相手が良いのか、というような話をされる。
どうも話がかみ合わないな、と思いつつ、相手は専門家だしなぁ、と対話していくうちに、重要な点に気づく。
カウンセラーさん曰く、「結婚相談所は結婚したい方が来るんです」と。
出会って結婚した方が良い関係だと思えば結婚したい、という方は、アプリの方がお勧めです、と。なるほど。そっからひとしきり、最初に書いたようなプロジェクトをいろいろ進めていて、友人と楽しくやっているという話をしたところ、すごいですねぇ、今は楽しそうで良いけど、このまま出会いがないと10年後に探しても難しいですよ、と言われ、まあ、私もこのままのつもりはないので頑張ります、と。あれ、これが結論?
とりあえず部屋のリフォームが終わらないと出会いも何もないので、まずはそっからですかね、ということで、話が終わりました。
で、時間もあるので何か質問はありますか、という話になり、昨今の婚活事情についてヒヤリングすることになった。
なお、これはある特定のエリアの特定のカウンセラーさんの個人的な意見であり、日本全国に当てはまる話かどうかはわかりません。
ここ最近の結婚相談所に来る方が結婚したい理由は、以前のように親や親せきがうるさいとかいう理由は少なくなってきていて、「さみしいから」というものが増えてきている。それは実家住まいでも同じ。
で、もう一つ傾向として、男性も女性も年下が良い、というらしい。結果としてマッチングが難しくなっているとか。
「さみしいから」と「年下」というあたり、それは結婚相手に求めるものなのか、と思ってしまうが、そっから先の話がもっとすごかった。
マッチングしても、男性がなかなかお相手の女性をデートに誘わない傾向にあるそうな。それでも40代男性は背中を強く押すと誘うのだけれども、特に30代男性はそれでも動かない。おいおい。それじゃ先に進まないじゃん。
なんでかな、と思って話をしていて、カウンセラーさんとなんとなく合意取れたのは、まあ、簡単に言うと女性慣れしていない、ということではないか、と。遊んでないともいうかな。
草食系が多く、職業としては公務員や医療職など、割と堅めの仕事が多いそうです。なるほど。
逆に、結婚できない女性の特徴をお聞きすると、何か具体的に思い当たる方がいるようで、かなりぼかして書くと、要するに、めちゃめちゃ条件が厳しい方、だそうです。
年収はもちろん、家族がどんな仕事をしているのか、というところまで細かくチェックして、最後にマッチングできそう、と写真を見せると、なんか違う、と。
それって、初めから顔写真で選んだ方が早くね?
と思ったのでした。
いずれにしても、自分で狩りをするのに自信がない方、探せないし選べないと思っている方が、データ重視でお相手探しをするのが結婚相談所だということがよくわかりました。これって平均点を求める偏差値教育の弊害じゃね、とか思ったのですが、じゃあ、そっからどうやって抜け出せるのかは、ちょっとわからないですね。
ちなみに、恋愛含めてお相手探しをしている30代40代女子の皆さんの多くは結婚相談所ではなく、パーティに行くらしい。コロナの中でも、3人対3人とかのミニマルな出会いのパーティはちょくちょくやっていて、この方々は結婚相談所に登録するまでもない、と考えているので、お相手に出会えたかどうかはわからない、と。マッチングしていたカップルも見たけど、次に見たときにはまた同じ女性が参加していて、先日の方は、と尋ねると、ダメになっちゃった、と言っていたとのこと。
良い出会い、という点においては、確率は確かに低いのかもしれないなぁ、と思いつつ、年齢的にはちょっとパーティ参加は難しそう。
もっとケミカルな部分での出会い、つまりは、こういう方にはこの方が合いそう!というのは、それは仲人ですねぇ、と言われ、合いそうな方がいらっしゃったら電話しますよ、という何の拘束力もない約束をしつつ、あれ?そういえば、当初の目的である恋愛傾向診断の読み解きは?と気づいて、ここでやっと、カウンセラーさんと一緒に総論結果を読む。
おおらかな人間関係を築けるあなた──恋するタイミングを見逃していませんか? とくにこだわりなく、誰とでもおおらかに付き合うことのできるあなた。ただこだわりがないために、メニューを選ぶときに時間がかかったりしませんか?
ついつい自分の気持ちをつかみきれずにいる間に、恋のチャンスは遠のいてしまい、いつの間にかお友達じょうたいになってしまっていることもしばしばあったりするのではないでしょうか?
まずは、自分の気持ちをしっかり見つめなおす事が幸せな結婚への第一歩です。
で、カウンセラーさんと「このまんまじゃん」と言って、大笑いしましたとさ。カウンセラーさん曰く「いやー、診断結果って当たるんですねー。会社としては良かった」と。おいおい。
「でも、一度は結婚していただき、結婚を味わっていただきたいです。」というお言葉をいただきつつ、そして、最後に、「これも何かのご縁だと思い、結婚相談所に合いそうな方がいらっしゃったら紹介してくださいね」と言われ、きっかり60分で結婚相談所を後にしたのでした。
面白い記事になったかどうかはわかりませんが、現場からは以上です。
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