見出し画像

授業「非営利組織の経営」のゲストの皆様に感謝を述べるだけの記事

「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。

御覧いただき、ありがとうございます。

noteのできるだけ毎日更新を実践しています。現在の曜日ごとのテーマはこちら。木曜は「コーチング/大学講師絡みの話/教育論、アカデミックな話題」のテーマとなります。

さて、2年前から大学の秋学期に一コマ持っている授業がありますが、昨日、今年度の授業が終わりました。年明けから風邪を引いたらどうしようと体調面でびくびくしながら過ごしておりましたが、これでやっと体調を崩しても大丈夫(?)になり、ちょっとほっとしています。テストではなく毎回のレポートでの評価にしていますので、2月頭から数日で100名近い学生の評価をしなければならず、それはそれで大変なのですが、とりあえずは終えてほっとしています。

最終回の授業に質問でも感想でもいいよ、と募ったところ、ゲストの話がやはり面白かった、勉強になった、という声が多く、そうだろうな、と思いつつ、今回はゲストの皆様に感謝を述べるだけの記事になります。

そもそも、2年前に授業の設計をしていた時に、ドラッカー思想を授業の中心に伝えようということは決めていまして、それは他に良さそうなテキストがないというのもありますが、もし、将来、非営利組織に就職する学生が居たとして、学生時代にドラッカー思想を学んでいた、と言うと、すごいね、と言われそうだな、と思ってのことでした。ただ、ドラッカー思想は理想論ですから、現実のマネジメントをお伝えする必要があるな、と思っていました。そこで講師が切り取って来たものをお伝えすると、そこには講師のバイアスが入ってご都合主義になってしまう可能性もあるので、実際に生のゲストに来ていただき、学生たちが自由に質問をすることによってそれぞれ検証して欲しいな、という狙いもありました。

その効果か、非営利セクターについて怪しいと思っていたが、ゲストの方のお話を聴いて、立派な方もいらっしゃるのだと反省した、という声もあり、そういうこともあるんだなぁ、と思いました。

ということで、ここからはゲストの皆様に感謝を述べるだけです。

東洋大学ボランティア支援室 サポートスタッフの皆さん(筆者撮影)

まず最初のゲストは東洋大学ボランティア支援室 サポートスタッフの皆さんでした。授業を取っている学生の中には、非営利組織やボランティア経験がある方もいらっしゃいますが、多くの学生は抽象概念でしか知らないので、実際に学生でボランティアをされている方にリアルな話を語ってもらっています。東洋大学白山キャンパスでは正門出てすぐのところにボランティア支援室があり、興味があるけど行動できていない学生さん達の背中を押せればいいな、と思っての紹介でした。ありがとうございました。

授業期間中に実際に何かボランティアや非営利組織に関わることがあれば、それも学びになるだろうな、と思っています。これは期末レポートに期待したいところです。

なお、こちらの組織は学生さん達のボランティア支援の他、井上円了先生が全国行脚して寄付を集めたことになぞらえ、無料での派遣講師事業もやられているそうです。ご興味ある教育機関さんはどうぞアクセスしてみてください。

相澤 順也さん/株式会社ファンドレックス パートナー(筆者撮影)

こちらは「日本の非営利組織の特徴」のゲストにお越しいただいた、株式会社ファンドレックス パートナーの相澤 順也さん。

客観的な数字データを中心に、非営利組織の現状や国際比較について、熱い思いで語っていただきました。各個別の団体の話を聴く前に全体の話を伝えておいた方が良いだろう、ということと、中間支援的な組織や人の存在を伝える場所がなかったので、両方の意味で重要な回だったと思っています。ありがとうございました。

ここから先は個別の活動をされている団体のゲストになります。

松見幸太郎さん/認定NPO法人キッズドア 執行役員(筆者撮影)

「教育支援団体の事例」として、認定NPO法人キッズドア 執行役員の松見幸太郎さんにお越しいただきました。基本的にゲストの日程調整は空いているところでお願いしていますが、奨学金や大学に行く前の教育環境の話など、授業を取っている学生さん達にとって身近なところの社会課題からスタートできたのはとても良かったと思っています。特に大学1年生が多い授業ですので、「学習習慣の前に生活習慣」の話は学生さん達にとっても自分の生活習慣を見直すきっかけにもなったのではないかと思います。ありがとうございました。

大野佳祐さん/一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団 理事(筆者撮影)

「地域おこし団体の事例」としては、一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団 理事の大野佳祐さんにはオンラインで登壇いただきました。もともと国際学科の国際地域学部ということもあり、学生さんの中には将来は地元に戻って地域活性化したいとか、地方公務員になりたいという方も多く、日本の最先端の最も成功している事例のひとつとして、参考になったのでは、と思います。大野さんの大学時代の海外での出会いからのキャリアの話や、ひとつひとつチャレンジの話は、学生さんにとって刺激的な話だったようです。ありがとうございます。

大野さんはnoteもやられています。

玉井 慎太郎さん/認定NPO法人D×P マネージャー(玉井さん資料より)

こちらは年末に学生さん達にどうしてもその存在を伝えたいと思った、認定NPO法人D×Pから、マネージャーの玉井慎太郎さん。日本の若者の現状という意味ではキッズドアさんに近い活動をされている団体さんではありますが、経営レベルの話というよりは実務レベルの話で、実際の被支援者とのやりとりなど、とてもリアルなお話が聴けたのが良かったかと思います。この回だけではないですが、学生さん達からは、「社会問題はどこか遠い自分とは関係のないところで起こっているような気がしていたけれども、実は身近に存在していることに気づいた」という声が出ていました。ありがとうございました。

鬼丸昌也さん/認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創設者(筆者撮影)

年を明けて国際協力団体の事例として、認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創設者の鬼丸昌也さん。学生さんには事前に、この方のお話は、自分の思いをどう伝えるか、という意味でもものすごく勉強になる、ということを言っていたせいか、伝え方に関する質問もありました。「伝えることの重要性」について創設者のエネルギーというかオーラみたいなものも含めて、学生さん達に刺激になったようです。「微力ではあるが無力ではない」という言葉を初めて聴いた学生さん達も多かったようで、かなりの刺激になったのではないかと思います。鬼丸さんに最初にお会いしたのは8年くらい前ですが、その間に団体の活動範囲も広がり、鬼丸さんのお話もパワーアップしていました。ありがとうございました。

橋本吉央さん/認定NPO法人フローレンス ヘレン事業部マネージャー(筆者撮影)

最後のゲストは「子育て/障がい者支援団体の事例」として認定NPO法人フローレンス ヘレン事業部マネージャーの橋本吉央さんにお越しいただきました。フローレンスさんは活動範囲も社員数もケタ違いに多い団体で、あまり全体のことを話すと情報過多になってしまってメッセージがブレるので、あくまでも創設者の立場ではなく、転職して参加した一人のマネージャーとして、自分が関わった事業を中心にお話いただきました。非営利団体に参加した理由、家族との対話、関わって変化したことなど、等身大の人間として語っていただいたことで学生さん達の中で「非営利組織で働くことのリアル」が伝わったのではないかと思います。フローレンスさんとは7年前くらいにある案件で関わらせていただいてからのおつきあいですが、個人的には、フローレンスさんの存在って、結局、ジェンダーの話にもつながってくるなぁ、というのが新発見でした。ありがとうございました。

さて、ゲストへの感謝は以上なのですが、自分でも振り返ってみて、素晴らしいゲストの方に恵まれたなぁ、ということと、自分自身が彼らのように素晴らしい活動はできていないなぁ、という反省とが両方あるな、と思いました。

ドラッカーが『非営利組織の経営』の中で問うた「何を以て憶えられたいか?」という問いに対して今の自分ならなんと答えるか? この機会に改めて考えてみたいな、と思いました。(今のところはnoteを毎日更新しているカッパかしら?)

参考記事)

現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。

ご意見・ご感想・記事で取り扱って欲しい話題のリクエストも専用フォームより募集しております。


いいなと思ったら応援しよう!

市井カッパ よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!