山梨で夢を実現させる人々が多い理由あるいは山梨の名店が隠れて存在する理由?
「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。
御覧いただき、ありがとうございます。
こちらの記事で書きました通り、11月より、noteの毎日更新を再開しています。金曜は「山梨と畑の日:山梨ネタ、畑づくり&庭づくりのこと」のテーマとなります。
さて、山梨に移住してきてからこの年末で約5年を迎えます。最初はコロナ禍でしたので人に会うことも難しかったのですが、ここにきて少しずつ知り合いも増えました。
そんな中で不思議に思っていたことがあります。
カフェにしろ、お菓子屋さんにしろ、飲食店にしろ、なぜ、隠れたところにあるのか?
なぜ、営業時間、営業日が限られているのか?
なぜ、こだわりの店、変なお店(いい意味で)が多いのか?
で、なんとなくその結論としては、もしかして、山梨で夢を実現させる人々が多いからなのではないか?と思ったのです。
具体的には、
・医学生をやりながらバーをやっている大学生
・古民家を改装して飲食店
・倉庫を改装してレンタルスペース兼飲食店
・週に数回しか営業しないカレー屋さん、カフェ
・親の酒屋を引き継ぎワインショップに
などなど。他にもいろいろあるのですが、彼らの特徴は、本業が別にあったり、もともとまったく違う仕事をしていたけれどもやりたくて修業して山梨に、という方が多いようです。
そういえば自分自身も、山梨に移住するに際して、「死ぬまでにやりたい100のこと」のリストアップをしました。この記事を書くにあたり確認してみたところ、100まで出せていないものの、いくつかは達成していました。
先日もイベントで出店させていただいて、その場でコーヒーで出店されている方とお話していて思ったのは、もしかして、そもそも山梨は夢がかないやすい場所なのではないか、ということです。
山梨にはそこそこ人が居て、実は東京からのアクセスも意外に良い。しかし、土地が安く空き家も多い。こういう条件のところはなかなかないかもしれません。
ちょっと面白いデータがありまして、こちらが家賃の全国平均です。
山梨県だけ見ますと、こんな数字。%は東京を100にしたときの数字です。

63%というのは北海道や福島県、茨城県、長野県、富山県、石川県、岐阜県、徳島県、高知県、宮崎県、大分県などど同じくらいの水準。最も低いのが愛媛県の56%で、同じ50%台には青森県、秋田県、群馬県、栃木県、鳥取県、山口県、佐賀県などがありますので、山梨県はまあ、中の下くらいのポジションなのかな、という感じです。
一方で、不動産価格に関してはこちらのデータ。

なんと、47都道府県中42位。しかも下落中。

なぜ元表とクリックした先で数字が違うのかはわかりませんが、その辺の解説は不動産の詳しい人にお任せするとして、いずれにしても、土地代が安く賃貸はそこそこ、ということがわかります。
実際、私が移住したのも知り合いの所有しているマンションで、誰にも貸す気がなかった場所でした。いろいろ話を聞いていますと、こういう「売る気もないし貸す気もないけど空いている」物件というのが山梨にはとても多い。山梨だけではないのかもしれませんが、とても多い。
これは、都心から意外とアクセスが良い、ということも影響しているのかな、と思っています。つまり、住む気はないけど、行こうと思えば行くことはできる距離だから、売る気も貸す気もないけど、とりあえず所有しておくか、という物件が、意外に多くなっているのではないか、という仮説です。
結果として、賃貸に出されている物件はそこそこの価格が維持できているけれども、売ろうと思うと安くしか売れない。こういう事態になっているのではないか、と思ったのです。
もちろん、これが山梨だけの特徴かどうかはわかりません。が、こういう場所に知り合いのつてで出会ったとき、とても安く借りられて、使用できる、ということがあるのかな、と。
例えば東京の一等地で、店舗を借りて週に2日だけ経営、なんてのはありえないと思います。しかし、山梨の家賃ならそれができる。
夢を叶える、というと、すべてを捨ててそれに向かう、と考えてしまう人もいるかもしれませんが、週に2日でもいい、ということであれば、それは夢もはるかに叶いやすいことでしょう。
かくして、最初の謎でした、山梨に、いまいちいつ営業しているのかわからない隠れたお店が多いのは、こういう背景があるからではないのかな、と思ったのですが、いかがでしょうか?
そんなこともあってか、山梨にはホームセンターや資材などを売るお店がとても多いような気がします。店舗の改装でも、DIYでやった、という話もよく聞きます。人口が少ない分、なんでも自分でやってしまう、という文化もあるのかもしれませんね。
現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。ご意見・ご感想・記事で取り扱って欲しい話題のリクエストも専用フォームより募集しております。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!