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【映画裏話】『羊たちの沈黙』ハンニバル・レクター博士のモデルとは?

サイト「BLACK MARIA NEVER SLEEPS」の方では載せていない、ちょっとした映画の裏話や小ネタ、制作秘話などを紹介していきます。

今回はアカデミー賞主要5部門を完全制覇した数少ない作品の一つ『羊たちの沈黙』について。

ハンニバル・レクターというキャラクターは実在のシリアルキラーを組み合わせて生み出されたものです。
しかし、その中でもとりわけ原作者のトマス・ハリスが影響を受けたのが、アルフレド・バッリ・トレビーニョでした。

ハリスは若い頃、大学で英語国を学ぶ傍ら、新聞社に自らの作成した犯罪記事を投稿していました。

そんなある時、ハリスは取材でメキシコの刑務所に出向きます。その時にとある人物と話をすることになりました。彼の名前はサラザール博士。知的で紳士的で、まさに博士と呼ばれるにふさわしい人物です。

ハリスはサラザール博士について、
小柄でしなやかな、暗赤色の髪をした男で、じっと立っていてある種の優雅さを漂わせていたと描写しています。

取材の終わりにハリスが博士に「今度テキサスに来ることがあれば、一緒にご飯に行きましょう」と誘うと、「ありがとうございます、ハリスさん。また私がテキサスに来たときには行きましょう」と博士とは穏やかな言葉をかかわすことができた。

しかし、ハリスは大きな勘違いをしていました。サラザール博士は刑務所の職員ではなかったのです。取材も終わったころ、刑務官から博士の正体を打ち明けられます。

サラザール博士の本当の名前はアルフレド・バッリ・トレビーニョ。

元外科医の死刑囚で、医学の知識を生かして、犠牲者を切り刻み、小さな箱に入れることで証拠の隠滅を図ったと言います。

アルフレド・バリ・トレビニョは、恋人を怒りのあまり殺害。地を完全に抜いた後にバラバラにしました。また、1950年代から1960年代にかけて、数人のヒッチハイカーも同様に殺し、遺体をバラバラにした疑いが持たれています。

ちなみに、レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスによると、博士が発する声は『2001年宇宙の旅』のHAL9000の声と、作家トルーマン・カポーティの話し方を参考にしたとのことでした。

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