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詩 - 昼の沈黙


窓枠が

射し込む光の
かたちを定義し

室内の
床に映し出された
格子の十字は

時間の速度に
ズレを生じさせる

窓際に腰掛ける少女は
本に視線を落とし

時の流れから 逸脱している

文字が創り出す
物語の長針は

部屋に射し込んだ
光とは時を同じくせず

少女の意思に拠って
決定付けられる

暖かな陽光
昼の陽射しの中

二つの固有時は 進む






絵画モチーフ
ピーダ・イルステズ
『読書する少女のいる室内』から

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