見出し画像

About Saturn in Astrology*土星について

今日は、土星について少し書いてみたいと思います。

土星は、太陽から6番目の、太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星だそうです。巨大ガス惑星に属する土星の平均半径は地球の約9倍。
しかし、平均密度は地球の1/8に過ぎないため、巨大な体積のわりに質量は地球の95倍程度です。

占星術では、土星は「制限」や「忍耐」を与える天体と言われます。
1781年に天王星が発見されるまで、土星は地球から最も遠い星と考えられていました。この世の果てにあるはずと思われていた土星は、よくわからない星なので、悪いことが起きると土星のせいにされていたそうです。
天王星が発見されると不吉な意味が土星から外され、土星には制限の意味が与えられたと聞いたことがあります。

土星の制限の主なものは、従わなければならない規律です。
土星を擬人化するならば、教師、厳格な父親。いいつけに従えば安定した生活が出来ますが、勝手な行動は許されません。

ファザータイム(父の時間)

ギリシャ神話では土星は、農耕神サートゥルヌス(英語読みでサターン)と同一視されるクロノスとされています。
実はこれは同音のため混同されたそうで、クロノスは「時」を神格化したものだそうです。

上の記事にも書いたように、タロットカードのハーミットは、時間の神のクロノスであるファザータイムです。
占星術の土星は、農耕の神サートゥルヌスよりもファザータイムが本当の姿と言っていいでしょう。

ファザータイムは時間の支配者。始まりと終わり、境界と限界。責任、時間、原因と結果の法則です。また、生と死のサイクルもファザータイムが支配します。

土星は、私たちの生活を安定させ、責任感、自己規律、忍耐力を身に付けさせ、また私たちに限界と、自分の時間が限られていることを教えます。
そのため土星は、目標を立てることを促し、達成するために野心的かつ計画性を持たせてくれもします。
望めば何でも与えてくれると言われている木星(ゼウス)と比べると、忍耐と努力の積み重ねを認めてくれるのも土星なのです。

土星の周期

土星の公転周期は29.5年で、自分が生まれた時の土星の位置にトランシット(運行中)の土星が戻ってくることをサターンリターン(土星回帰)と言いますが、それは約30年毎に起きます。
1回目のサターンリターン(略してサタリタ)は28〜30歳頃、2回目は58〜60歳頃、3回目がある人もいるでしょう。
サタリタはターニングポイントと思ってください。

サタリタでは土星先生がテストしてきますが、実は、土星は30年毎だけでなく、7~8年ごとにテストを出してきます。
サタリタがテスト本番だとすると、7~8年ごとに起きるのは小テストみたいなものです。

上の図で、0度のところが生まれた時だと仮定すると、
1回目のテストは90度のところ=7歳から8歳のとき、2回目は180度のところ=15歳前後、3回目は270度のところ=23歳前後、360度がサタリタで30歳前後ということになります。

そして360度になると元の地点に戻るので0度になり、また次のサタリタ(60歳前後)に向かっていくわけです。
この7~8年毎の小テストをクリアしていれば、サタリタ本番は楽勝のはず。ま、そうもいかないのが人生でもあるんですけども。

例としてダイアナ妃の土星を見てみると、ダイアナ妃の土星は山羊座にあります。最初の90度では両親が離婚し、180度では父が再婚しました。でも、継母とダイアナ妃は仲が悪かったようです。
270度のときはチャールズ皇太子(チャールズ3世)と結婚。1回目のサタリタは、乗馬コーチと不倫関係になりました。

ただ、ダイアナ妃は運命に翻弄されたのではないと思います。
これらの土星のテストは、ダイアナ妃が本当の自分自身に気づくために、同じテーマを相手を変えて起きています。ダイアナ妃の魂が引き寄せたと言ってもいいと思います。

皆さんも、その年齢になんらかのテストを受けているはずなんです。気が付かなかっただけで。
私の最初の土星テストは、親の転勤による離島への転居でしたが、今でも忘れることができないカルチャーショックでした。

他の天体の場合も回帰があります。誕生日は1年毎の太陽回帰ですし、月は約28日で回帰します。
しかし、太陽、月、水星、金星、火星、木星の回帰に比べると、動きが遅い土星以降の天体は激しいし厳しい気がします。

2023年~2025年の土星

土星のテストは、人間に限らないと思います。
冷戦の象徴だったドイツのベルリンの壁は、土星が山羊座にあったときに作られました。そして壁が壊されたときは、土星が一巡して再び山羊座にやってきたときでした。人間でいえばサタリタだったんですね。

現在の土星は、3月7日に魚座に入りました。2026年2月14日まで魚座に滞在します。約30年前のテーマが形を変えて、この期間中に再テストされます。
前回、土星が魚座に入っていたのは1994年1月~1996年4月頃までで、その頃に何が起きたかは以下の記事の後半に少し書きました。

私が思い出すのは、やはり1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災、同じ年の3月20日に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件です。
オウム真理教によるもうひとつのサリン事件である松本サリン事件は、1994年7月でした。また、世の中を震撼とさせたエイズ問題もありました。

魚座土星時代は、海外では政治家の暗殺事件やジェノサイドも多かったように思います。
1994年2月ボスニアでマルカレ虐殺、3月シェルハウス虐殺、4月ルワンダで100日間で100万人が虐殺された事件や1994年、1995年に渡ってカルト教団の集団自殺(1994年10月に53人、1995年16人、1997年5人の遺体が発見)も起きています。
1995年は4月サマーシキの虐殺(100名以上)、4月オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件(168名)7月スレブレニツァの虐殺(8000人以上)

事故災害は、まだ土星が魚座に入る前の1994年1月17日に、マグニチュード 6.7 のノースリッジ地震(ロサンゼルス)、
土星が魚座に入った後は、3月1994 パームサンデー竜巻,、4月中華航空140便墜落事故(264名死亡)、7月アルゼンチン・イスラエル相互協会爆破事件、9月USエアー427便墜落事故(132名死亡)、エストニア (クルーズフェリー)沈没事故(852名死亡)、11月ハリケーンゴードン(1152名死亡)。12月月カラマイ大火(325名死亡)。

1995年5月ロシア・ネフチェゴルスク地震(1,989名死亡)、6月韓国・三豊百貨店崩壊(502名死亡)、8月チリ・白い地震、10月バクー地下鉄火災(289名死亡)、11月台風アンジェラ(936名死亡)、アカバ湾地震(Ⅿ7.3)、12月アメリカン航空965便墜落事故(159名死亡)、ダブワリ火災事故(442名死亡)

日本では阪神淡路大震災のほかに、1994年10月に北海道東方沖地震(M8.2)が起きました。また1994年は猛暑で、平成6年渇水(水不足)であり、1995年も猛暑になりました。
その他のブームなどは、1994年の日本 1995年の日本 を参照なさってください。

これまでの魚座土星の小テストは、90度になる双子座土星の時代(2000~2003年)、180度の乙女座土星時代(2007~2010年)、270度の射手座土星時代(2015~2017年)に起きています。

双子座土星時代は、2000年が20世紀最後の年で、 オランダで世界初の同性結婚法が成立したり、911が起きたのも双子座土星時代でした。
2002年には、北朝鮮に拉致されていた人たちの帰国もありましたね。

乙女座土星時代はリーマンショックが思い浮かびます。
日本では秋葉原通り魔事件に震撼しましたが、海外でもテロが多かった気がします。

射手座土星時代は、スポーツをテーマとする射手座らしい活躍が見られました。2015年の例を挙げると、日本ではラグビー日本代表のW杯での歴史的3勝や、羽生結弦選手によるフィギュアスケート世界記録更新などの記録的な快挙。半面、東京オリンピックエンブレムの盗作騒動や、国立競技場の白紙撤回なども印象的でした。
また、アイルランドが世界初「同性婚の法制化」を国民投票で決めた国になりました。

今度はどんなテストが行われるのかわかりませんが、形が変わってもテーマは同じと思われます。小テストだった双子座、乙女座、射手座時代から共通点が見えてくる気がしますね。
土星は、私たちの暗い部分に目を向けさせると言ってもいいかもしれません。

今回の魚座土星時代に起きそうなことは、次の記事に書きたいと思います。
今日はこのへんで。

いいなと思ったら応援しよう!