ミステリー劇を演じるゼレンスキー氏
動向が注目されているウクライナ大統領、ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー氏(1978年1月25日 - )のホロスコープを見てみました。
太陽水瓶、月獅子。エレメントは火と風が同量で、固定サインが多いです。

9ハウスで、太陽と金星がタイトな合。人気者タイプです。
カイロンとスクエアなので、癒しの雰囲気も持ち合わせているでしょう。
3ハウス火星とオポジションで、雄弁で活動家。しかし、年長者、権威者からは生意気に見られていそう。(火星と土星がセミセキスタイル)
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太陽&金星 「神秘劇で儀式を演じる仮面をかぶった人物」
火星 「活力エネルギーが、野心にかられて動員されるにしたがって、男の頭に血が昇る」「脳溢血の症例」
土星 「大洋の波から浮上した人魚が、人間の形に生まれ変わろうとしている」「人魚」
ドラマ人気で開かれた大統領への道
大統領になる前は、コメディ俳優でした。主演したテレビドラマ「国民の僕(しもべ)」は2015年から2019年にかけて放送され、絶大な人気を博したそうです。
予告編https://youtu.be/vh5SAo17ChY
ドラマは歴史教師がひょんなことから大統領になり、汚職など国の難題に立ち向かうというストーリー。
ドラマの大ヒット後、ドラマのタイトルと同名の政党「国民の僕」を立ち上げ、2019年5月、ウクライナ第6代大統領に出馬選出されました。(41歳)
2019年の大統領選には過去最大となる44名もの候補者が乱立しており、有力候補はオリガルヒ(新興財閥)出身のペトロ・ポロシェンコ(当時の現職大統領)とユーリヤ・ティモシェンコ元首相という現在のウクライナ政界の混沌を現した状態でした。
そんな中、ゼレンスキー氏は政治集会や討論会などは行わず、テレビドラマの続きのようにインターネットで選挙活動を行い、主人公が作中で国民に呼びかける際と同じように「親愛なるウクライナ国民へ」と語り掛けました。
まるで、ドラマが予測プログラミングのような働きをしたんですね。
予測プログラミングとは?
「『予測プログラミング』とは、心理学をベースにしたテクニックの一つであり『支配層』は、今後起こそうとする『大規模な社会的計画』を事前に、メディアを通し大衆にチラつかせることで、無意識にその情報をインプットすることで『現実でそれが起きても受け入れやすい状態にするため』に行われる調教手法である」と言われます。
あなたがあなたの救世主blogより
果たして、テレビドラマと大統領選は偶然なんでしょうか。

ミドルクライシスの中での政治活動
大統領に就任した当時のゼレンスキー氏は41歳。占星術に詳しい方はピンと来るはず。ミドルクライシスの時期です。
欧州最新情報「ウクライナ大統領、ゼレンスキーとは一体何ものか?」より
2019年4月当時、ゼレンスキーはペトロ・ポロシェンコとの第2回選挙で73%以上の得票率を獲得し、41歳というウクライナ史上最年少の大統領となった。勝利の際、「私は決してあなた達を失望させない」、「経験はないが、体力と気力は十分に持っている」と血気盛んに国民の前に立った。
ゼレンスキー氏は就任当初、ロシアとの関係について、「ロシアとしっかり目を合わせて話し合えばいいのだ」「この戦争に終止符を打てる」などと発言。それに対し、ウラジーミル・プーチンは「ただの世間知らず」と強く非難していた。政治専門家からも、「彼には大統領の衣装は大きすぎる」などという意見が多く、決して評価は高くなかった。
2019年5月、就任時は、トランシット木星が射手座にあり、ゼレンスキー氏の木星とオポジション。
ミドルクライシスですから、N天王星とT天王星がオポジション。N海王星とT海王星がスクエア。N冥王星とT冥王星がスクエア。
普通なら何をやってもうまく行かないようなミドルクライシスのタイミングで、重職につく運命もすごいですね。
アセンダントは双子座。見た目の若さは、アセンダントの影響もあるかな。
1ハウス木星は、身体の強さ。または、楽天家。
木星は6ハウス海王星とゆるくオポジション。良くも悪くも、ものごとを楽観的に捉えがち。自己過信から、無謀になりやすいかもね。
ぎりぎりの状況まで自分を追い詰めて、自己証明しようとする感じ。
木星は4ハウス土星(獅子座の「人魚」)とセキスタイル。
人魚は、上半身が人間に変化した魚。地上で生きるために、人間になろうとしている過程。魚の部分は潜在意識で、上半身は顕在意識。ここにも無理くり感がある気がします。
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木星 「破産宣告された男」「重荷を背負った個人に、破産を通じて社会が再出発の機会を与える」
海王星「海岸で遊ぶ子供たちの頭が、日除け帽で保護されている」

風の時代の若い政治家
2020年12月21日、水瓶座0度で木星と土星が合になり、800年ぶりの風の時代が始まりました。
ゼレンスキー氏の太陽金星にも重なり、また火星(脳溢血の症例)にはオポジション。天王星は牡牛座6度にあり、ゼレンスキー氏の太陽とスクエアでした。自己改革の時です。
また、トランシットは天王星と土星のスクエアがオーブ6度になり、世界中が紛争へと向かい始めるアスペクトが作られていました。
2021年になると、ウクライナ国境のロシア軍が増強し、ロシアウクライナ危機が高まると、ゼレンスキー氏はNATOにウクライナの加盟要請をスピードアップするよう促しています。(ウクライナとNATOの関係)
2021年秋以降、ロシア、ウクライナ間の緊張が再び高まり、彼の大統領としての転機が訪れた。プーチンを前に口調も厳しくなったゼレンスキーは、「戦争を仕掛けてくる相手に極めて毅然とした態度で臨みながらも、決して攻撃的ではない」「彼はもはや、就任時と同じ人間ではなく、プーチンという相手が、いかなる妥協も許さない、手強く、強欲で皮肉な相手であることに十分気づいている」「国家元首の貫禄が出てきた」などと、評価され始めたのだ。
「ウクライナ大統領、ゼレンスキーとは一体何ものか?」より
ウクライナといえば、黒い噂がぬぐい切れない国家ですが、それは触れないこととして、ゼレンスキー氏の政治家としての手腕は実際のところどうなのでしょうか?
水星は8ハウス山羊座にあり、4ハウス土星(人魚)とはセスキコードレート(135度)、3ハウス月とはクインカンクス(150度)。
月とアセンダントはセキスタイル。アセンダントとルーラーの水星はオーブ7度なので、厳密にはヨドにはならないが影響力は強そうです。
また、水星は5ハウス天秤座にある冥王星とはスクエア。6ハウス蠍座天王星とはセキスタイル、射手座海王星とはセミセキスタイル。
8ハウス水星は、隠されている野望のようにも思えるので、本人も気づかない潜在意識にあるものではないでしょうか。
政治家になってやりたいこと、普通に考えれば「良い社会を作りたい」ということになるのでしょうが、既存のやり方では実現はなかなか困難であることを指しているように思います。
蠍座天王星とセキスタイルなので、型破りな方法を実行します。
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水星 「病院の子供病棟が、おもちゃでいっぱいになっている」
月 「化学の先生」「化学者が自分の生徒に実験を指導する」
アセンダント 「収穫祭で踊るカップル」
天王星 「自分自身の霊によって受胎する、「神の子供を宿す偉大な」女性」
冥王星 「仕事を退いた船長が、港に出入りする船を見ている」
そして潜在意識の月(化学者)は、冥王星(引退した船長)とセキスタイル、海王星(海岸で遊ぶ子供)とトラインで、冥王星を頂点にしたミニトラインを形成しています。
冥王星は、6ハウス天王星(自分自身の子供の父である女)とタイトなセミセキスタイル。
ミニトラインは意識しがたいアスペクトですが、天王星がトリガーになる感じです。

素人政治家から世界が注目する大統領へ
ゼレンスキー氏にもオルガルヒとの癒着や疑惑が取り上げられ、テレビドラマの主人公のような汚職に立ち向かう潔白なイメージが損なわれていきます。
2021年10月のパンドラ文書は、ゼレンスキー氏と彼の主任補佐官であるセルゲイ・シェフィールとウクライナ保安局長の イワン・バカノフが英領バージン諸島、キプロス、ベリーズでオフショア企業のネットワークを運営していたことを明らかにしました。
現在のトランシットを見てみます。外側の緑色のマークがトランシットの天体です。

MCにトランシット土星が合。N月とオポジションになり、N天王星とTスクエアを形成しています。
天王星のトリガーが引かれたんですね。
カイロンは11ハウス牡牛座1度にあり、太陽、金星、火星とスクエアでTスクエアを形成します。そのほかに海王星とは135度。
超マイナーアスペクトですが、カイロンは天王星とクインデンチレ(165度)。
クインデチレは、強い執着、強迫観念みたいなもので、言うならば「地雷」みたいなものです。カイロンと天王星のクインデチレは、革新、反抗への容赦ない衝動のエネルギーとなります。
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カイロン 「電気的な嵐」
ロシア軍による侵攻は、2月24日現地時間午前4時55分。トランシットの月は、射手座7度にあり、トランシット太陽とはセキスタイルでした。
ちょうど、ゼレンスキー氏の太陽金星(神秘劇)がミッドポイントの位置になり、ネイタルの火星(脳溢血の症例)に対してブーメランを作っていました。
ブーメランは、ヨド(「〇〇させられる」アスペクト)よりも緊迫感があり「〇〇しなければいけない」とか「引き受けるしかない」アスペクトです。
ゼレンスキー氏の太陽、金星と火星が巻き込まれて、戦争ドラマを演じるしかなくなった感じです。
それまでは、アメリカと西欧諸国に煽られて迷惑千万というスタイル(ある意味、時間稼ぎだったのでは?と穿ってしまう)を取っていたが、ついに戦時下の大統領としての職務を果たさないといけなくなったわけです。
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領の評価が欧米メディアで高まっている。「私はここにいる」と首都キエフを離れていないことを強調し、場所を転々と変えて動画を公表。軍や国民を勇気づけるメッセージを発信している。欧米メディアでは「戦時大統領」(英BBC放送)になりつつあるとの見方も出ている。
米CNNなどによると、ゼレンスキー氏は26日、1人で日中の街中に立っている30秒足らずの自撮り動画を公表し、「私はここにいる。武器を捨ててはいない。国を守り続ける。われわれの土地、国を守る。ウクライナに栄光あれ」と訴えた。
25日に公開された動画では、夜間の街頭に首相ら側近とともに立ち、「みんなここにいる。独立を守る」と明言。国民を鼓舞するメッセージを発信した。
コメディアン出身の氏の支持率はロシアの侵攻直前、19%台に落ち込んでいましたが、現在はロシアの一歩も引かない姿勢に信頼を寄せるウクライナ市民もいる。
2022/02/27 16:24 MSN NEWS コメディアンから戦時大統領に ゼレンスキー氏高まる評価より

しかし、私は少し違和感を感じているんですよね。ゼレンスキー氏はなんか演技的な気がするんです。たとえばシェイクピア劇を見ているような。
5ハウス天秤座の冥王星(引退した船長)の近くにNノードがあり、オーブは7度ありますが、じゅうぶん合の範囲です。
Nノードは魂の目的のようなもの。Nノードは、太陽金星とトライン。
5ハウスは自己表現の場所で、5ハウスの冥王星は、天才的なプレイヤー(演技者)だと思います。
ゼレンスキー氏は頭がよい方だと思いますが、本質は政治家よりも憑依的な俳優が天職なんじゃないかなと私には思えます。第2、第3クアドラントに天体が集まっているのもそれを表しているように思います。
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Nノード 「3人の「年取ったマスター(大家、巨匠)がアート・ギャラリーのなかの特別室の壁にもたれかかっている」
Sノード 「水晶占い師」
もしかすると、ゼレンスキー氏は、レジェンドとして名を残したい野望があるのかもしれません。本人に自覚があるかは別として・・・
それか、あるいはすべて理解したうえで、マトリックスを演じているのもかもしれませんね。
ロシアによる侵攻から2日目を迎えた25日、ゼレンスキー大統領は2時間に1回のペースでビデオメッセージを発信。戦況を逐一説明し、国民に結束を呼び掛けた。その一方、「敵は私を第1の標的に定めた」「私の家族は第2の標的だ。国家元首を失脚させることでウクライナを政治的に壊滅させるつもりだ」と強調。「斬首作戦」のターゲットであると明言しつつも、「私は首都にとどまる。家族もウクライナにいる」と訴え、徹底抗戦の姿勢だった。

↑このハンドサインはヤバイね(汗)
