類似商品でもう迷わない。血糖値の上昇度合いが予測できるテクニック。
「ベビーチーズの違う味も試してみて」
「ザバスのカフェオレ味も実証してほしいです」
「オイコスのフルーツ味はどうでしょうか?」
「水切りした無糖ヨーグルトでも、血糖値に差は出ますか?」
ありがたいことに、検証後こういうコメントを毎日のようにいただきます。
ひとつひとつ、ぜんぶ測ってお返事したい。…のですが、今日はあえて、その一歩手前の話をさせてください。
実はこれらの質問、測る前に、かなりの精度で答えが出せます。
血糖値研究家として、2,000回以上、年中自分の体にセンサーを付けて血糖を測ってきました。
…と言うと立派ですが、要は気になったものを片っ端から人体実験している、ちょっと変わった健康オタクです。
その2,000回で見えてきたのは、皮肉なことに「全部測らなくても、だいたい分かる」という事実でした。
覚えるのは「商品」ではなく「型」
❌ 商品ごとに「これは上がる/上がらない」を一個ずつ覚える
⭕️ 栄養成分の"型"でとらえて、似た仲間ごと予測する
血糖値を上げているのは「商品名」ではありません。中身の栄養成分です。
だから、栄養成分が似ている商品は、上がり方も似てきます。
裏のラベルで見るのは、基本的に4つだけ。
1. 糖質の量 ―― 山の「高さ」と「速さ」を決める主役
2. 脂質・3. タンパク質 ―― 山を低く・なだらかにする側
4. 食物繊維 ―― 糖の吸収にかけるブレーキ
そして、この4つの比率をひと目で見るのが PFCバランス(%) です。
ここが、この記事のいちばんのキモです。
栄養成分の"型"さえ同じなら、ひとつ実際に測るだけで、似た仲間はまとめて読めてしまう。
なぜ、そんなことが言えるのか。
商品の中身は結局、たんぱく質・脂質・糖質(+食物繊維)の"比率"でしかない。
どれが多くて、どれが少ないか――その並び方は、数えるほど(3つの大小でいえば6通りくらい)しかありません。
だから「型」が同じなら、血糖の動きも似てくる。これは勘ではなく、割合の話なんです。
ただ――この"読む力"は、手に入れただけでは、まだ半分です。
これを毎日の選択でどう使えるかで、血糖コントロールの効率は、はっきり変わってきます。
その分かれ目になる「そもそも読まなくていい食品」の話は、記事の後半で。
※「型」でわかるのは、"どっちが上がりやすいか"の順番です。ここは誰の体でもほぼ変わりません。違うのは、上がり幅の"大きさ"だけ。だから私も、測っていない数値までは断言しません。
① 「上がらない型」――チーズの仲間
先日のプレーン味の実測では、血糖はほとんど動きませんでした。
栄養成分を見ると、答えがわかります。

炭水化物%は、どの味も約2%。主役は脂質とタンパク質です。
だから「クリームチーズは?」の答えは、「ほぼ上がらない」。
11種まるごと、同じ型なんです。
チーズは、測る前に「ほぼ上がらない」と読み切れます。
では、
同じブランドなのに"割れる"ソイジョイ。
フルーツ味のオイコス。
コメントで多かったザバス。
糖質が主役のおにぎり。
ここから先は、その実際の数字を読み解いて、最後は「インスリンが効きにくくなってきた人が、何を選べばいいか」まで一気に持っていきます。
自分で予測できる目を持ち帰りたい人だけ、続きへどうぞ。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
