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FX戦士くるみちゃん アニメ化のお知らせ

今年一番笑ったニュース くるみちゃんまさかのアニメ化!!

1.祝!アニメ化!!

イヤッッホォォォオオォオウ!アニメ化おめでトゥー!!

①FX戦士くるみちゃんとは

ゆるふわ女子大生・福賀くるみちゃんが、大学のおともだちと一緒に楽しくFX(外貨為替証拠金取引)に挑戦する漫画だ!アニメを見ながら経済学やトレードの勉強もできちゃうぞ!

■公式サイト

■公式PV

■スタッフ

原作:でむにゃん/炭酸だいすき
監督:小川優樹 シリーズ構成・脚本:猪原健太 
キャラクターデザイン:植田和幸
音楽:伊賀拓郎 アニメーション
制作:パッショーネ

















































2.FX戦士くるみちゃんとは


























はいドーーーーーーーーーン!!!

こういう漫画です。ゆるふわどこ行った
ダメだ!脈がないぞ!!(経済的に)

要は魔法少女☆まどかマギカのノリでくるみちゃんがFXに挑戦していく漫画なのだが、もう展開隠す気すらない。せめて3話までは隠そうよ‥‥。
※掲載紙が月刊コミックフラッパーの時点でお察し

■公式サイト(2回目)
下にスクロールしていくとサイトが強制ロスカットされてくるみちゃんの心境を体験できる粋なファンサ―ビス やめろォ!(ナイスゥ)




2.チャートと感情のジェットコースター

 この漫画で面白いのは、チャート(値動き)やトレーダーの感情がまるでジェットコースターのように推移していく点だ。作画の炭酸だいすき氏の可愛らしいゆるふわな雰囲気とは裏腹に、ストーリー展開と心理描写はほぼカイジである。


美少女の皮をかぶったカイジ これだけでもう面白い


チャートの値動きの表現も秀逸で、パンチの効いた描写にケレン味の効いた演出が花を添える。この値動きに登場人物が一喜一憂したり、場合によっては阿鼻叫喚したりするのでFXやトレードを知らない人でもエンタメとして楽しめるようになっている。

またこの漫画は同名の漫画が2つある。いわゆるワンパンマン方式で、当初でむにゃん氏が書いていたバージョンと、フラッパー掲載にあたって作画担当の炭酸だいすき氏が書いたバージョンがあるのだが、読み比べてみる楽しみもあって、一粒で二度おいしい。

ワンパンマンと同じく原作者(でむにゃん氏)の時点で表現は完成されていてショッキングな展開や感情の揺さぶりが楽しめる。

■でむにゃん版

■フラッパー(炭酸だいすき)版



3.トレーダーあるある

 くるみちゃんで面白いのは、なんといっても経験者なら誰もが直面し、誰もが思わず頷く「トレーダーあるある」だろう。

笑い話で済んだ人はさることながら、痛い目を見た人も失笑や苦笑いを禁じない。読者それぞれのトレード経験・人生を踏まえた含み益(含み笑い)を楽しめるのはこの作品の魅力といえる。


─────上げンなら下げンなやァ! クソがァ!!(心の叫び)

①圧倒的リアル

 くるみちゃんで面白いのは「リアル」だ。フィクション作品ではあるものの時間軸が明記されている。物語開始時点で2014年だ。

だから漫画中で用いられる指標は現実に存在するし、作中で起こる金融危機それによって生じる為替市場のレート変動もほぼ史実通りなのだ。筆者もやっていたのでなんとなく覚えている。方向性は大分違うが、みいちゃんと山田さんのような社会派漫画の側面もある。

このためFX経験者やトレーダーなら身に覚えがあったり、思わず共感してしまう場面が大いにある。特に2015年のスイスフランショックは当時FXをやっていたトレーダーにとっては未だ記憶に新しくて、、

「あーそんなことあったなー」で済んだ人がいれば、直撃して強制ロスカットで退場食らった人もいるかもしれない。

筆者が知るこれ以前の大きな波は、2011年の東日本大震災、2008年のリーマンショック、2001年のITバブル崩壊、1997年のアジア通貨危機なのだが、2014年はスマホが普及して「靴磨きの少年」すらトレードをやっているという時期だったので、そのインパクトは大きかったように思う。

そんなわけで某ネット掲示板では「FXやる前に絶対読んでおけ」とまで言われている。実際筆者もその通りだと思う。

②くるみちゃんの「モデル」

なおこの漫画の主人公、くるみちゃんにはモデルがいる。

────作者(でむにゃん氏)である(白目)



くるみちゃんはFX戦士だが、原作者で本体であるでむにゃん氏自身がFX戦士なのである。これで面白くないわけがない。

作者自身がハイレバトレードに手を染め、FX戦士として勇敢に戦いそしてボコボコにやられたという壮絶な経験の持ち主で、その心理描写や言葉には質量染みた重みと説得力があり、思わずうんうんと頷いてしまう。

筆者のFX歴は10年余になるが、強制ロスカットを食らったことはないし赤字で越した年もない。結果だけを見れば無敗だが、これは単に運が良かっただけにすぎず一寸先は闇だ。マージンコールの中、チャートや市場実況板2にかじりついた日々もあった。これは本当にそう思う。

そして代わりに20代の「若さ」と「時間」という、金よりも遥かに大事なものを賭けてしまい、無事負けて人生をスッてしまっている。

人生は色々だが、絶対に失敗しちゃいけない状況で失敗した人はいるし、賭けちゃいけないモノを賭けてスッてしまった人もいるはずだ。その闇を知る人、その身で味わったことのある人程、この作品は深い共感と同意を禁じ得ない。

─────上げンなら下げンなやァ! クソがァ!!(2回目)


このセリフはやった人じゃないと出てこないだろう。その後のコミカライズとアニメ化で当たるとは、なんともドラマチックな人生で憧れる。

生き様がくるみちゃんすぎる 印税でまたFXに挑戦できるね!!(鬼)


4.この漫画の欠点

だがこの漫画には一つだけ欠点がある。それは‥‥

───現実世界のチャートの値動きが漫画を超えてしまったということだ。

事実は小説よりも奇なり。昔好きだった漫画でノノノノという作品があった、これは天性の才能を持つ少女が兄(野々村悠太)に成り代わってスキージャンパーを目指す漫画だった。



‥‥のだが、女子ジャンプスキーがオリンピック公式種目化してしまったため終わった。

この漫画は騎士谷くんとア〇ルショップ先輩がひたすら面白く、毎週展開をから目を離せない中、突然の最終回を迎えて「えっ」「なにっ」 と呆気に取られた直後、事情を知って爆笑したのだが、このように現実世界がフィクションに追いついてしまう例はままある。

この漫画もそうで、2000年代~2020年代の為替レートのレンジは長らく1ドル100~120円という地合いだったのだが、長期金利上昇や地政学的リスク、パンデミック、技術革新等のパラダイムシフトを経た結果、現在の為替レートはレンジ、ボラティリティが当時とは大きく乖離してまっている。

1ドル120円は10年前なら円安だが、現在なら超円高である。

米ドルは2020年コロナ時代に1ドル102円だったものが今日現在で158円
豪ドル(AUD)などは2020年コロナ時代に1ドル59円台まで下がったのが今は106円である。

このレンジとボラティリティは作中人物のノリで打ってたら全員氏ぬww

筆者は小心者の貧乏サラリーマンなので、ロングポジションをスイングでぬるく打ってるスタイルだが、コロナの円高でボコボコにやられて含み損200万円までこさえてしまった時期があり、これには参った。当時はこんなカオで毎朝出社して働いていた。

生活切り詰め給料ぶっこんで証拠金を積み増しして耐え凌ぎ、現在のインフレ基調になって助かったわけだが、それは単に結果論であって数ある可能性のひとつでしかない。このまま1ドル80円までデフレが進んでぶっ潰れた可能性だってあったわけだ。

現実は常に人の想像を超えてくる。昨今のトレンドやレンジ相場を踏まえるとスイスフランショックはインパクトが薄れてしまうのは否めない。

①未来人視点での楽しみ方

 一方で、未来人視点でこの作品を楽しむという読み方もできる。おい信長!本能寺行くな!!とか、おいパパス!ラインハット行くな!!みたいなメタ視点で展開を楽しめる。

私たちは西暦2026年1月の現在時空に生きているが、くるみちゃんは2014年という過去の時空を生きている。スイスフランショックの丁度1年前だ。未来人であり、神の視点を持つ私たちはその後の歴史の中で何が起こって、為替レートがどのように動いていくのかはわかる。

でも当時の世界を生きているくるみたちは当然知る由もない。この世界にタイムマシンは存在しないしビフはいない。だから未来に生きる私たちは、くるみちゃんをただただ見守ることしかできない。

②アラサー戦士くるみちゃんさん

 この漫画は前述の通り史実ベースで語られている。ヤングジャンプのキングダムなんかと同じだ。‥‥ということは、くるみちゃんの実年齢がバレてしまうのだ(ひどい)

くるみちゃんさんは作中時間(スイスフランショックのあった2014年時点)で大学2年生なので、2026年現在だと大体アラサー(最低31歳)ということになる。オバサーヒロインである。言い逃れ不可避

まどマギのアラサーマミさんはスピンオフ(二次創作)で済んだがこっちは公式でオバサーである。また余談となるが平成敗残兵☆すみれちゃんとタメでもある。


だったらしずかちゃんはどうなるのさというツッコミはあるのだが、史実ベースで書かれた故の生々しさがあるのは面白くて、むしろ親近感が湧く。きっとこの町のどこかにくるみちゃんはいて、今もFXをやってるかもしれないし、足を洗って引退したのかもしれない。

筆者も2014年当時は食いっぱぐれてフリーターやってた時代にFXに手を染めたので親近感がある。だからこそ、FX戦士として同じ死線と修羅場に生きるくるみちゃんはつい応援したくなってしまう。イ㌔!!くるみちゃん!!

コラボやんないかな‥‥
段々のあ先輩に見えてくる‥‥見えてこない‥‥?


まとめ

 今回はFX戦士くるみちゃんについて紹介がてら語ってみた。まさかまさか
アニメ化するとは誰も予想しなかっただろう。作画担当の炭酸だいすき氏すら知らされていなかったそうで笑うww


筆者は割と職業紹介漫画が好きなんだけど、この作品もそのひとつになるのかな。トレードと聞くと構えてしまうが、知らなくても割と雰囲気で楽しめるし、やってる人や興味のある人は一層楽しめると思います。

筆者もリーマンショック後からやってますが、FXは巷で言われている程怖くはないので、エンタメ感覚で楽しんでもらえるといいと思います。この作品を通して、皆さんもどうぞ気軽にFXをチャレンジしてみるのもいいかなぁと思ったり(※思っただけ)

みんなおいでよFX(悪魔)
含み損 みんなで渡れば怖くない(不渡)


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