Steve Vai(スティーブ・ヴァイ)さんを聴いてきましたけど感想ズレてるし絵も似てないよわざとだよいいよね別にそんな日もあるよいつもそうだよ
九段下駅に降り立つとっていうか地下鉄だから上り立つとギターの音が聴こえた。スポティファイで聴きまくっている旋律だ。スピーカーか何かから流れてるのかな? 武道館てこういう感じなんだ。ディズニーランドの入り口に行く橋みたいなことかな?
胸を高鳴らせ歩を進めると誰かが道で弾いているのが見えた。日本人だ。演奏はめちゃめちゃ素晴らしかったがあんなに「スティーブの音色は特別」とか私言ってたのに全然聴き分けてられていない。実は「スピーカーか何かかな?」の前に「リハの音漏れか何かかな?」とまで思っていた。
何やら皆この坂上の神社の門みたいなところに吸い込まれて行く。そちらが武道館であろうか。絶対あれ神社でしょ。疑り深く且つ知識が乏しい。坂下に立っている地図に近付くと、同じように前から来るおじさんと目が合った。一人でライブに参上する者独特の異様なハイテンションを感じる。そのまま二人並んで地図を眺めた。やっぱりこの坂の向こうか。二人でキョロキョロしている。ギタリストの友人の言葉がふと脳裏をよぎる。「(客層)オタク多そう。」よくわからなかったのでスルーしたがなるほど挙動不審である。オタクに失礼です。
やはりこの坂の上のようだ。無言のまま納得し、おじさんはその坂上の武道館のほうへ、私は道路沿いをそのまま真っすぐ、どちらからともなく別れた。会釈も何も無い。
開演は18時だ。まだ一時間弱ある。おなかがすくのがこわいので何か食べよう。ファミリーマートがあった。確か飲み物とファミチキセットで買うと百円引きではなかったか。百円引くといっても高級品である。いつも炭水化物ばかり食べている。ちゃんと薄いスポーツドリンクも空のペットボトルに入れて持ってきた。でも今日は特別な日。ええい!
ついでに一杯引っ掛けようと思った。発泡酒代も馬鹿にならない。酒売り場に直行すると先客がいた。麒麟ビールを手にキョロキョロする外国人と目が合う。ピンときた。きっとこのガイジンも一人者に違いない。
ガイジンがなぜか少し恥ずかしそうに薄く笑っていたので麒麟ビールなんだから堂々としていればいいのにと思いつつ一番安いオレンジ味の発泡酒を手に取った。電車に乗る前にすでに一杯引っ掛けている。特別な日であるのでセブンイレブンのネットクーポンで割引だった「翠」という酒を飲んだ。あまり贅沢のできる身分では無い。且つ大変吝嗇である。
武道館に戻る途中のベンチに後ろ向きに座り肉と酒を貪っていると、蚊が寄ってきた。クソ。慌てて払いながらふと顔を上げるとこれまた爽やかな微笑を浮かべながらこちらを見る外国人と目が合った。私は何気ない素振りで目を逸らして俯き食事を続けた。
全然話がライブに辿り着かない。
だが書くまでも無くスティーブは素晴らしかった。
書こうとしたのはなんかちょっとやっぱ日本人てノリ悪いよねー、的な鼻持ちならない内容だったと気付いたので割愛することにする。
帰る電車の中でChatGPTに、まるで深海にいるみたいな、最後は音のおもちゃ箱みたいだったとかなんとかライブの感想を英語にしてもらい一人悦に入った。
ずっとスティーブスティーブ言っているが「BEAT」というバンドのライブである。キング・クリムゾン、聞いたことある。
なんかへんなこと書くといけないので控えます。もう書いてるけど。とにかくみんな一流でした。楽しかったです!
