Claude Codeに要件定義を丸投げしたら大失敗した話|プロが実践する上流工程の任せ方
「今度作るツールの要件定義から全部お願いします」——先日、私はClaude Codeにそう投げかけて、痛い目を見ました。半日かけて出てきたのは、誰も使わない謎機能てんこ盛りの仕様書。結局、要件定義だけ人間がやり直す羽目になり、逆に時間を失いました。今日はその失敗から学んだ、「AIに上流工程を任せるときの正しい任せ方」を共有します。
【なぜ要件定義は丸投げできないのか】
Claude Codeはコードを書くのは得意です。しかし「何を作るべきか」を決めるには、ビジネス背景・ユーザーの本当の悩み・優先順位判断など、コードの外側にある情報が必要です。ここを渡さずに「いい感じの仕様を考えて」と丸投げすると、AIは"それっぽく見える"仕様を量産してしまいます。もっともらしいのに、実際には誰の課題も解決しない機能リストができあがるのはこのためです。
【私がやった失敗の具体例】
「タスク管理アプリを作りたい。要件定義から全部やって」とだけ伝えた結果、以下が起きました。
・想定ユーザー像が一切固まっていないのに機能だけ肥大化
・「あったら便利かも」レベルの機能が最優先度で提案される
・肝心の「なぜこのアプリが必要か」という核心が抜け落ちる
結局、私が一からユーザー像と優先順位を決め直すことになり、AIに任せた分の時間がまるごと無駄になりました。
【上流工程で丸投げしていいこと・悪いこと】
・丸投げNG:誰のための何の課題を解決するか、という「なぜ」の部分
・丸投げOK:決まった「なぜ」を踏まえた、機能の書き出し・優先順位の叩き台・仕様書のフォーマット化
つまり、「意思決定」は人間、「決定後の整理・具体化」はAI、という役割分担にするだけで結果が劇的に変わります。
そこでここから先では、実際に私が要件定義フェーズで使っているプロンプトと、AIに丸投げしていい範囲を見極めるチェックリストを公開します。
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