【New York】ニューヨークのB級グルメ「チキンオーバーライス」で15ドル⁉️観光地価格にやられた話
ニューヨークのB級グルメといえば、チキンオーバーライス。
鉄板で香ばしく焼いたチキンを、黄色いターメリックライスやサフランライスの上にのせ、ヨーグルトベースのホワイトソースとスパイシーなチリソース(ホットソース)をたっぷりかけて。
早い!安い!!うまい!!!
それがこの街のストリートフードの良心だと思っています。

マンハッタンなら相場はだいたい8〜10ドル。
有名な「The Halal Guys」のように行列ができているベンダー(屋台)は、味も価格も比較的安定しています。

53丁目&6番街の「The Halal Guys」

私は自分のことを、ちょっとした“NY通”だと思っていました。
観光客価格に引っかかるほど初心者ではない、と。
……甘かったです。😨
「15ドル」と言われて

場所はグランド・セントラル駅前。
(ホテル「ハイアットグランドセントラル」寄り)
観光客とビジネスマンが入り混じる、超一等地です。
行列がないチキンオーバーライスの屋台。
値段を聞いたところ、「15ドル」と言われました。
一瞬、聞き間違いかと思いました。
チキンオーバーライスに15ドル?というのが正直な感想です。
「他の店では8ドルでしたよ」と伝えると、
「じゃあ10ドルでいいよ」との返答が・・・。
値段はそんなに柔軟に変わるものなのでしょうか。
この時点で立ち去るべきでした。
怪しいと思いつつも、空腹のあまり、
「10ドルなら相場の範囲内か」と承諾してしまいました。
ここが完全に敗因でした。😰
観光地価格の正体
問題は値段だけではありませんでした。
盛り付けの瞬間、嫌な予感が確信に変わりました。
なぜか鉄板下の棚から取り出されたタッパーウェア。
その中から取り出されたチキンは、明らかに乾燥しまくり。
焼きたてのジューシーさはなく、いつ調理されたのか分からない状態。
レタスも少し茶色がかっていました。
いったい、いつのレタスなんだろう・・・。😣
つまりこれは、
「観光客は一度きりだから、クオリティはそこそこでいい」
という発想なのですかね?!
観光地のど真ん中で、
価格は強気、クオリティは弱気。
大好きなチキンオーバーライスのはずなのに、
ひと口も食べずに捨てました。
情けなさと悔しさのあまり、写真も撮りませんでした。
ニューヨークで10ドルをゴミ箱に入れることになるなんて・・・。
なぜ一等地は危険なのか

「グランドセントラルターミナル」
グランドセントラルターミナル前は、人通りが絶えません。
次から次へと新しいお客さんがやって来ます。
リピーターを作らなくても商売が成立します。
その結果、
・価格を上げても売れる
・多少クオリティが落ちても回る
という構造が生まれやすいのだと思います。
もちろん、すべての屋台がそうとは限りません。
ただ、リスクは確実に上がります。
「一等地=安心」ではありません。
むしろ一等地ほど慎重になるべきだと痛感しました。😓
観光地価格に負けないために
ニューヨークを訪れる観光客の皆さんに、
自分と同じ思いをしてほしくないので具体的に書きます。
① 行列を確認!
行列ができているかどうかは、大きな判断材料になります。
地元の人が並んでいる屋台は、回転が早く、比較的安心です。
ガラガラの屋台には理由があります。

② 値段は必ず最初に確認を!
値段の掲示がない場合は必ず聞きましょう。
その場のやり取りで値段が変わる場合は、慎重になったほうがいいです。
ニューヨークでは「やっぱりやめます」と言うのは普通です。
勇気を持って!遠慮は不要です。

③ 鉄板を見てください!
湯気が立っているか。
今まさに肉を焼いているか。
なぜかタッパーウェアから乾いた肉が出てきたら、
引き返す勇気を持ちましょう!

④ 「まぁいいか」は危険!
観光地での「まぁいいか」は、だいたい高くつきます。
違和感は、かなりの確率で当たります。
チキンオーバーライス自体は悪くありません

最後に誤解のないように・・・。
ちゃんとした屋台のチキンオーバーライスは
毎日食べたくなるほど、本当に本当においしいです。
安くて、ボリュームがあって、ニューヨークらしい食べ物です。
悪いのは料理ではありません。
観光地価格にあぐらをかいた商売の姿勢です。

NY通を気取っていた私でも普通にやられました。
だからこそ声を大にして言います!
立地の安心感に惑わされず、行列ができているか、
鉄板でちゃんと焼いているかを確認してください。
あなたの10ドルが、
ちゃんと湯気の立つ美味しい一皿に変わりますように。

