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種と土と絵と音楽と

塩屋の丘の上の種土(たねと)さん。
詩人とし総子さんの詩集の装画を描いたくどううたさんの個展「深呼吸」の会場で開催されたギタリストIsa(いさ)さんのライブにおじゃましました。

としさんとlsaさんは先日、高砂の点灯夫さんで音楽の詩のコラボイベントをされたばかり。

即興含め、周りの氣としなやかにやりとりしながらのlsaさんのギターインストルメンタルと、竹山の高弟さんに手ほどき受けたというIsaさんの娘さんHannaちゃんの三味線、澄んだうたごえが塩屋の夜景を見下ろす窓を背にして奏でられ、とてもよき時間でした🎶。

としさんはIsaさんのこのたびの演奏中に書かれた詩をIsaさんの演奏とのコラボで朗読されました。いつもながらのとしさんのことのはワールド。演奏を聴きつつもご自身の詩の世界観がしっかりと描かれていました。さすがとしさんのそのぶれない芯の強さよ。

わたしはといえば、いままでインストルメンタル音楽には身を委ねてただただその恩恵にひたるだけでした。というかあたまのなかに外にあふれかえることのはにいっとき出ていってもらってよどみをなくし、またあたらしいことのはを受け取れるようになるといいなと思って聴いてきました。またひとつには、純粋な音の世界をことばで侵してはいけない、とそんなことも思いながら、ことばを封じるように聴いてきました。

この度は音楽を聴きながら息をするように詩を書くとしさんにおこがましくも習って、自身を筒にし、奏でられているインストルメンタルの音楽そのものをことのはにしてゆく感じで詩を描き、僭越ながらもIsaさんに献上しました。Hannaちゃんにも一篇。こんなかたちの聴き方も許されるのだなあ、とあたらしい扉をひとつ、開くことができたような気持ちにもなりました。
とかいいながらつぎからはまた、真っさらになるために音を浴びるようにインストを聴き、その恩恵だけ受けているやもしれませんが。

Isaさんの演奏を聴かせていただいたのははじめてでしたが、Isaさんととやりとりをしていると、わたしの大好きなアコーステックギタリスト福江元太さんとIsaさん、共演したことあります、と教えていただき、おぉ!となりました。お二人、音楽、もっと言えば世界そのものに対する向き合い方がなんとなくにているなあ、と思っています。

生きているとちょこりちょこりと素敵でありがたいぐるぐるつながりに出くわしてゆきます。

ぐるぐる。
ぐるぐる。

さて、くどううたさんの絵にもどります。
「天使」シリーズのくれないの天使がわたしの心をとらえて離しませんでした。ライブ翌日に塩屋の舫書店さんに拙豆本の納品に寄らせていただくことになっていました。納品を終え、舫書店さんからてこてこと西に向かい、坂の階段を登った先の種土さんにたどり着いたときに、拙川柳、

紅の衣にシャーマンは裸足
幻を貰い女神は瞳を開く

を想起させたりもする紅の「天使」がまだ待っていてくれるのらお迎えしようと決めていました。

息を切らせて坂の階段を登り、蔦の絡んだ洋館の展望台と、その先の塩屋の町、そして海を左手に見ながら向かった種土さん。
果たしてくれないの天使は待っていてくれました。

会期中は種土さんで、塩屋の丘の上で、きっと舞っては絵に戻るその天使をわが家にお迎えしたら、たしかさとおぼつかないふたしかを行き来しながらも終生手放すことはないであろうわたしの創作を見守っていてもらおうと思います。

その時その時に没入するので、まめに写真を撮るのがとても苦手です。この1枚きりにあるおはなし、ここまでお付き合いいただけましたなら、ありがとうございます。

#isa_guitarra
#福江元太
#くどううた
#種土
#とし総子
#舫書店

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