Windowsを悪にするべからず。
最近、まぁWindowsやらマイクロソフトが色々やらかしてて、なおかつWindows11にできなくてLinuxに切り替えた、という記事をよく見ます。
[マイクロソフト帝国」とかまぁスター・ウォーズバリのひどい云われようでして。今回はそれについて物申す、的な内容です。
OSはそれぞれ個性
個人的には、私はOSとかってギターと一緒だよなぁと思ってます。
どれがどのギターかってのは置いといて(そこが本論じゃないので)、それぞれに考え方がありますし、マイクロソフトも会社ですから、利益をあげないと行けませんし、株主とかも当然それを見て投資するしないになるわけです。
それが私に合うか合わないかだけの話であって、悪でも正義の味方でも無いわけです。逆にそうしている人ってのは、私から云わせれば雑音であり、いわば「避けたい人」でもあります。
そもそも論
MacOSやWindowsは、基本的に有料です。
お金を払ってOSというサービスを(サポートごと)購入しているわけです。
最近はあらかじめ入っている場合も多いですが、基本的にそれはPCメーカーが我々の代わりに買ってくれて、そのPCに入れてくれているわけです。
MacOSの場合、そのMacとセットになっているのが基本ですし、Mac自身はWindowsと違って「電子文房具」の延長線上にあるものです。
どちらにも共通しているのは、ちゃんとサポートがいるってことです。
そしてその責任は会社にあります。
(まぁその点で失望する気持ちは分かります。大規模なトラブルがあった際に役に立つか?って云われたら確実に疑問符ですからね・・・)
じゃあLinuxはどうでしょうか?
基本的に(ネットサーバーなどのノウハウや運用が必要なものでない限り)基本は無料です。カーネル部分は共通ですが、そこから先を各親ディストリビューションが作り、その派生として子・孫のディストリビューションがさらにいろいろ作り、(親の場合も有れば子・孫の場合もありますが)我々にシステムを提供しているわけです。
当然ながら、カーネルを作っている人たちは、Linuxという会社にいるわけではなく、各メーカーに所属しながらそのメーカーのハードウェアのドライバーを作っていたり、個人でボランティア参加している人もいます。つまり責任所在が明確では有りません。ディストリビューションによっては誰が作ったかを明確にしているケースもありますが、多くが誰が作ったのかわかりません(チーム内では分かってる可能性はありますが、100%ではないと思います)。
私は常日頃から、それを意識しているので、Linuxを選ぶときは、当然そのシステムの重い軽い、本人にとっての扱いやすさは勿論、そのユーザーズグループの「人間性」を見ろといってます。
何故なら、Linux「本家」のサポートはいないからです。
その代わり、そのユーザーズグループの人たちが、そのサポートの役割を担います。彼がク◯だったら、そのLinuxもやがてク◯になりますというかそういう人たちばっかりが集まる(所謂「類友の法則」)システムになってしまうでしょう。それで人を見られる可能性もなくはないと思います。
とにかく、LinuxとWindowsやMacOSは、そもそも「土俵」が違うんですよ。
ですから同じ土俵にして語られるべきでは私は無いと思ってます。
私は、LinuxはLinuxであり、BSDはBSDであり、WindowsはWindowsであり、MacOSはMacOSだと思っています。
飛ばし記事に踊らされるな
あと、マイクロソフトがサブスクをやるやらんとか言う話とかで絶望してLinuxとかに乗り換えた、という話を聴きます。
最近は色んな情報戦が流れる時代です。
ですから「飛ばし」、つまり憶測記事や、真実の中に嘘を少し混ぜた「認知戦」的な情報、社員が無責任に喋ったりしたことがあたかもまことしやかに記事にされているケースもあると聞きます。
私はそういう記事は、本当にマイクロソフトやAppleが正式発表するまでは信用しないことにしています。
他のシステムを知っておくことは重要だしなにかあったときに役に立ちますので、LinuxやBSDなど、今自分がつかっている他のOSは知っておいて損はしません。
ですがWindowsやMacOSを捨ててまで・・となると話は別です。
そしてその理由が飛ばし記事となったら、ある意味ギャンブルです。
飛ばし記事が事実だった場合は先見の明と云われるでしょう。
でもそれが嘘だったら、笑い話にもなりません。
確実性を取るなら、ギャンブルはしないに越したことはないでしょう。
特に業務となれば。
移行するのは本人の自由、ただし相手を侮辱しないこと
「相手を尊重する」ことは重要です。
海外を含む多くの人が、残念ながらそれができていないように思います。
多様性は確かに大切ですが、それはお互いがお互いをリスペクトしてるからできる話であって、そうでない場合は多様性が仇になるケースも出てきます。
※明らかに相手がこちらの話を聞く気なしで自分の考えを押し付けてくる場合は尊重するもへったくれもないのでNOを突きつけていいとは思いますが。それだったら私もマジギレして「恥をしれ!」って言うかも知れません。まぁこのご時世、自分を防衛することは重要ですので。
移行することに決めた以上、私はその人の方針を尊重するでしょう。
でも、Windowを否定したら、その後にたとえばイランのように1978年のイラン革命が今否定されている状況と似たような感じになったとしたら・・
Windowsに戻ってきたとき、デジタルタトゥが問題になる可能性があります。個人だから大丈夫でしょ・・と思ってる貴方。
例えば最近の会社は、入社する人間、取引先の会社は勿論人間をSNSで見かけたら、間違いなく全部チェックします。
それでその会社、その人が信用に値するのかをチェックすることになるでしょう。それで人間がはかられるとしたら・・・・
考えただけでゾッとしますよ。
本当にWindows離れは加速しているのか?
正直この話も「飛ばし」の可能性は高いです。
田舎に行けば行くほど、よっぽどネットジャンキーでない限りは、WindowsがLinuxに劣っているとかいう話にはならないはずですし、だいたいもう一つの原因と云われるアップデートによるSSDなどのストレージやハードウェア破壊(実際はドライバが古いのが混入していたりで内部ファームウェアを飛ばしてしまったり、CPUをコントロールするファームウェアの問題でCPUを壊す)は、その多くがIntel製CPUではなくAMD製CPUのマシンや、特定メーカーの一部のマザーボードの話と聞いています。まぁ100%ではないでしょうけれども。
そういう人たちは嫌気がさしてWindows離れを起こす可能性は否定はしません。
最新版がいいとは限らない
ただ私たちの周囲、こと少し古めのCPUのハードウエア(私の場合はIntel第10世代のもの:最新は14世代までいってた気が)だと、この手の問題にあまり遭遇しません。安定そのものです。
最新のマシンは多くの人があこがれるでしょう。でも、それはBIOS(UEFI)やOSのドライバなどに起因するトラブルと背中合わせであることを理解しなければなりません。それを理解しない人がシステムを曲解してWindows二絶望しLinuxへ・・・ということも可能性としては大いに有りえますし。
最近のマスゴミ、情報発信者はそういう「いらんことで煽る」事が増えてきました。それで情報のイニシアティブを取りたいのでしょうが、私から見たらあまりに滑稽な話です。
それで踊らされて、損をするのは結局我々です。
もっとより冷静に情報を選別する目が必要でしょう。
