令和塗り?水粉画?
こんにちは、リリです。
今日は水粉画についてお話ししたいと思います🧡
目次💛
• 水粉画の正確な定義
• 主観色+高短調の技法で描くために理解すべき対比の種類
• まとめ
<水粉画の正確な定義>

まず、水粉画とは何でしょうか?
中国では入試用の水彩画実技試験を不透明水彩で行うのですが、
これを水粉画と呼びます。下のサイトでは、さまざまな水粉画を見ることができます。
最近はイラストでも水粉画の技法を使ったイラストが多いです。
韓国では流行してから1年くらい経ったようです。
中国の方によると、正確には水粉画は主に入試で使われる用語で、
中国ではこのスタイルを「主観色+高短調」の練習と呼ぶそうです。
主観色とは
参考資料をもとにしつつ、描く人の主観的な色感覚で色彩を再構成する
方法です。
高短調とは
明るい色を中心に、明暗の差が少ない構成を指します。
黒、白、灰色の変化がとても少なく微妙なので、このトーンで形を取るのは非常に難しいです。
この高短調は、明度の理解がないと適用出来ない技法で、
中国ではこの高短調をうまく使うのが技術の目安とされています。
つまり、正確にいうと水粉画とは中国の入試用の基礎絵画を指す用語で、
一般的に水粉画イラストと呼ばれる技法は、主観色+高短調で、
明るい色を中心にした、明暗の差が少ない色彩の再構成する技法です。
中国風の技法というより、中国でよく使われる色塗りの方法と言えます。
中国以外でもモネの作品などで同じ技法が使われているのを見ることが
できます。
韓国では「主観色+高短調」という言葉はまだあまり知られていないため、すべて水粉画として統一して呼んでいるようです。
ですので、私も「水粉画」という言葉で認識していましたが、
以下では「主観色+高短調」で統一します。
<主観色+高短調で描くために理解すべき対比の種類>
主観色+高短調の技法を皆さんが使いたい理由は、夢幻的で魅力的に感じるからだと思います。
この技法で描くためには、まず明度の理解が必修です。
この技法のイラストは、明度で対比をつけるのではなく、
色の対比と彩度対比で構成されています。
そのため、明度対比はほとんどなく、または非常に少ないです。
この限られた明度の中で構成するためには、明度をうまく理解する必要が
あります。
つまり、主観色+高短調の技法で描くには、色の対比と彩度対比を
うまく使うことが重要です。
私は彩度対比よりも色の対比を主に使うことが多いです。
そのため、例のイラストも色の対比に関する例が多く見られます。

上の写真を見ると、左は明度で対比をつけたもので、右は色の対比の中で
色の明度対比と寒暖対比で差をつけています。
モノクロに変換すると、左は明度の差がはっきり見えますが、右は明度の差がほとんど見えません。
ですので、明度の話は以前しましたので、今日は対比の種類についてもお話しします。



対比には大きく分けて3種類あります
明度対比
色の対比
• 正確な用語では色相対比ですが、ここでは「色の対比」と分類します。色の違いで差をつける大きな概念として、色の対比の中で色相対比、 補色対比、色の明度(value)対比、寒暖対比などに分類しました。彩度対比

明度対比
明度差が大きいほど、物体の輪郭や形がはっきりします。
平面的な画面でも空間感を表現するのにとても有効な対比です。

色の対比
色の対比の中でも補色対比を使用した絵です。
空と地の補色対比が強く見えます。
代表的な補色対比は、黄色/青色、赤色/緑色です。

彩度対比
彩度対比は、色の鮮やかさの違いを指します。
人の目は彩度が高いと重く感じる傾向があります。
この絵を見ると、背景はほとんどくすんだ灰色ですが、右画面の少年の顔や左のカーテンは彩度が高いです。
この対比のおかげで、灰色で暗かった絵に色彩が加わり、視覚的に安定的に見えます。

これで対比について理解できたので、次は描き方を見ていきましょう。
Aは固有色がはっきりしたパプリカの写真です。
Bは主観色+高短調の技法で描いたパプリカの絵です。
モノクロに変換すると、Aに比べBは明度の変化は少ないですが、
色の対比の中の補色対比や色の明度対比で差をつけているため、透明感と
夢幻的な印象になります。
黒で丸をつけた部分を見ると、Bは主に低明度・低彩度の部分で色が多く
使われていることが見えます。
また、カラーホイールの移動もAよりBの方が多いです。
色を一つずつ覚えるより、色が使われた位置を覚えておくと良いです。
ここで覚えておくと良い点として、主観色+高短調の技法では色の対比の中で寒暖対比を使っても良いです。
Bのパプリカを見ると、明部には暖色の黄色ーオレンジを使い、反射光の
部分には寒色系の青を混ぜていることが見えます。
まとめると、
Aは明度対比で立体感がよく見える写真です。
Bは主観色+高短調で、色の対比の中でも補色対比、色の明度対比、
寒暖対比を使った絵で、
Aに比べると立体感は少ないですが、さわやかで夢幻的な印象の絵です。

Aは明度対比、Bは色の対比の中で、色の明度対比、補色対比、寒暖対比を
使ったオレンジです。
(暗部で色を塗る時には青色を使いましたがオレンジと混ざることで紫系になっています。)

左側の白鳥の絵は、色の対比の中で補色対比を使用した絵です。
右側の絵は、色の対比の中で色の明度対比を使用した絵です。
まとめ
• Twitterでよく見る中国のイラストレーターが使う彩色技法は水粉画と紹介されていますが、実際には水粉画ではありません。
• 水粉画は中国の美大入試用基礎画です。
• 中国のイラストレーターが使う彩色技法は「主観色+高短調」です。
• 水粉画の基本原理が適用されていますが、現在の中国で追求されている
彩色技法を水分画だけで包括するのは難しいです。
• 特に高短調の技法は、明るい色を中心に、明暗差が少ない構成で描くため、明度の基本的な理解がないと描くのが難しいです。
• 主観色+高短調の技法を使うには、まず明度の理解が優先で、色の対比、彩度対比をうまく使うことが重要です。
今日も未熟な日本語で書いた絵の勉強記録を読んでいただき、
ありがとうございました^^
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楽しみにしていただけると嬉しいです:)
감사합니다!カムサハムニダ!
