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100万円予算オーバー。私はこうやって調整しました。

「100万円予算オーバーです。」

営業担当からそう言われると、多くのご夫婦は焦ります💦

「キッチンのグレードを下げますか?」

「お風呂を変更しましょうか?」

そんな話になることも少なくありません。

でも私は、その前に必ずやることがあります。

それは、

「どこが100万円増えたのか」を見つけること。
これ結構大変ですが必須です

今回は、実際の打ち合わせをもとに、100万円をどう調整したのかをご紹介します。

※個人が特定できないよう内容は一部変更しています。


STEP1 まずは見積書を広げます

営業担当から見積書を受け取り、

私は最初にこう聞きます。

「100万円は、どこで増えていますか?」

すると、

・キッチン
・浴室
・照明
・建具
・造作家具
・申請費用

など、一つひとつ確認していきます。

100万円オーバーと言っても、

実は100万円が一ヶ所で増えていることはほとんどありません。

細かな積み重ねで100万円になっているケースがほとんどです。


STEP2 「これをやめれば安くなる」は危険です

例えば、

「クローゼットの折れ戸をなくしましょう。」

よくある提案です。

でも、

本当に安くなりますか?

実は、

ハウスメーカーでは

「30坪・4LDKなら建具○枚まで標準仕様」

というように、

建具の数量が本体価格に含まれていることがあります。

この場合、

折れ戸をなくしても、

金額は変わりません。

つまり、

減らしたから減額になるとは限らない。

これも必ず見積明細と営業担当へ確認します。


STEP3 オプションも慎重に確認します

次に見るのはオプションです。

でも、

「高いから外しましょう。」

とは考えません。

例えば、

キッチンのオプションを外したことで、

標準仕様では対応できず、

別仕様へ変更になり、

逆に高くなる。

そんなケースもあります。

住宅会社ごとに標準仕様は違います。

だから、

・ここは標準仕様ですか?

・減額対象になりますか?

・仕様変更で追加費用はありませんか?

この確認は必ず行います。


STEP4 建築中しかできない工事は守ります

私が最後まで残したいものがあります。

例えば、

・配線

・配管

・下地補強

・間接照明の仕込み

こうした工事は、

完成後に変更すると、

壁や天井を壊す大掛かりな工事になります。

逆に、

家具や家電、

一部の照明などは、

将来でも変更できます。

だから私は、

「今しかできないこと」から守る。

これを大切にしています。


STEP5 実はここも確認します

これは打ち合わせでしか分からないことですが、

私はご夫婦にもこんな質問をします。

「もし少しだけ予算を増やせるとしたら、どうしますか?」

実際には、

「このキッチンだけは譲れない。」

「ここだけは絶対に採用したい。」

という理由で、

ご主人や奥様が、

ご自身で用意していた資金を充てることがあります。

もちろん無理はおすすめしません。

でも、

何十年も暮らす家だからこそ、後悔したくない場所もあります。

その優先順位も一緒に整理していきます。


STEP6 見積書に載っていない費用も確認します

設備だけではありません。

例えば、

・確認申請

・長期優良住宅認定

・住宅性能評価

・各種補助金申請

こうした費用が、

本体価格に含まれているのか、

別途必要なのか。

ここも確認します。

私は設計業務や申請業務も経験してきたので、

こうした費用まで気になってしまいます。

インテリアだけではなく、

家づくり全体を見る癖がついているのかもしれません。


結果

最終的に100万円は調整できました。

かなりチマチマと施主様、営業担当、設計担当、それにメーカー担当と・・・

でも、

キッチンはそのまま。

間取りもそのまま。

暮らしやすさもそのまま。

変えたのは、

予算配分だけ。


最後に

100万円予算オーバー。

焦る気持ち💦はよく分かります。

でも、

最初に設備を我慢する前に、

一度立ち止まってください。

家づくりは、

「何を削るか」ではなく、

「何を見直すか」。

そして、

設計・営業・インテリア・予算。

それぞれをつなげて考えることで、

同じ100万円でも、

住んでからの満足度は大きく変わります。

私はこれまで30年間、

設計、インテリア、申請業務に携わってきました。

だからこそ、

「空間」だけではなく、

「家づくり全体」を見ながら予算配分を考えています。

100万円を削ることが目的ではありません。

100万円の使い方を変えること。

それが、後悔しない家づくりへの近道だと私は考えています。


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