採用代行という仕事のこと
こんにちは、ぼびんです。
在宅ワーク専門の求人サイトで『採用代行』のお仕事をしています。
noteでは、「在宅ワークに興味がある人」を対象に、
採用者目線で『仕事を得るコツ』について記事を書いています。
とはいえ、「採用代行ってなんぞや」って方もいると思うんですよね。
「そもそも怪しい仕事の仲介をしているのでは?」と感じる方に、そうじゃないと理解頂けるように、採用代行というお仕事についてお伝えしたいと思います。
代行業務としての役割
一般的に、企業で求人を取る流れは
『求人を出す→書類選考する→面接する→採用』となります。
この流れを担うのが”採用担当者”ですが、人手不足の現代ではそういった役割を担う人材が不在の場合も少なくありません。
また、人事に人がいたとしても他の仕事に手いっぱいで、人出を割けないというのも現実です。
そこで、『採用にまつわる部分を担う』のが採用代行というお仕事となります。
企業が求める求人票を作り、募集をかけ、マッチングしそうな人と面接をして提案。その後、企業判断で採否が決まる…といった流れとなります。
大手求人サイトでも求人のマッチングを行ったりはしますが、その『在宅ワーク版』といったところでしょうか。
書類選考だけでなく面接してみて提案するところまでを担っているので、企業負担はぐっと軽くなるのです。
同じ職種でも「欲しい人物」は企業ごとに異なる
仕事をしていて「採用代行を使ってよかった」と言われるのが一番嬉しい言葉です。
企業によっては欲しい人材が見えているようで明確化されていないという場合もあり、そこを整理するのも役割のひとつとなります。
企業ごとに希望する人材は異なるので、たとえば「営業事務」ひとつとっても、A社ではOK。でもB社ではNG…ということも起こり得る。
求人に見えている希望はあいまいな部分も多く、応募者からは「自分が求められる人材なのかはっきりしない」ことも多いでしょう。
たとえば「営業事務」のもっとも求められる基本的なスキルは、
・Office(ExcelやWord)が使える
・営業または営業事務経験がある
といったものです。
これに、各社求めるものが加わってくるので、たとえば下記のように、
・会社の平均年齢に合わせて25~37歳くらいまでは優先したい
・1日数時間でもいいので週5日働いてくれる人
・報連相を怠らず細かなコミュニケーションを取ってくれる人
・ExcelはVLOOKUP、IF程度の関数が使えると良い
などの付随項目があったりします。
違うパターンでは、
・50代以上でもいいのでスキルが高く勘の良い人
・営業事務経験が3年以上ある人
・業務を自己完結出来るスキルがありなんでもいちいち聞いてくるような受け身の人はNG
といった、とにかくスキル重視といった会社だってあります。
逆に、「スキルが高すぎると業務に満足できなくて辞めてしまうから」と「ブランクがあってもいいので素直で学ぶ姿勢がある伸びしろのある人がいい」なんて希望されることも。
そういった企業の希望と、応募者のスキルや要望がマッチする方を日々探しているんです。
嬉しいのは、「採用した方が良い方だった」との報告をうけるとき。
求める人材(または希望を上回る人材)をお繋ぎ出来たことが本当に喜ばしく、仕事をしていくうえでの励みとなります。
ただ…当たり前ですが良いことばかりではありません。
採用を決めた方が音信不通になったり、実際はスキルがないのに「ある」と言ったせいで、十分な仕事が任せられない…といったことも、実は度々生じます。
そんなときは本当に残念で悲しい気持ちになります。
たくさんの応募者の中をくぐり抜けて手にした採用というきっぷを、どうして無駄にしてしまうのかという気持ちと、見抜けなかったという悔しさです。
やむを得ず落ちてしまった人がいることを思うと心から残念でなりません。
スキルはあってもマッチしない人材はいるということ
前述した内容に戻りますが、企業が求める人材を提案するのがお仕事なので、当然求めに合わない方は選考落ちとなります。
このとき、シンプルに「条件や希望が合わない」場合もありますが、「おそらくこの方はここの企業さんの風土に合わないな」と見送る場合もあります。
働いてみなければわからないことではありますが、
それでも、『シャキシャキとした社長さんで伝達は必要最低限、でもチャットのレスは早さ重視』といった企業に、
スキルは十分だけど『おっとりとして返信もマイペース。はじめての在宅で色々教えて欲しい』というスタンスの人を組み合わせるわけにはいきません。
合わないと単純に契約解除となるだけですし、双方に要らぬ負担がかかることになるため、そうならないよう人選は慎重に選ぶようにしています。
(だから採用にならなかったことを”ダメだったこと探し”だけに時間を費やさないで欲しいんです。たまたま合わなかったということもあるのですから)
また、企業側が「こういう人材が欲しい」と言っていたけれど少しスキルが足りない場合。大抵はそこまでとなってしまいます。
でも、この人は良い人だ。足りないスキル以外に強い部分があり、
「絶対にこの企業と合いそう!」
という人であれば、
応募者の良いと思う点を挙げて、「弱点はここでカバーできそうですよ」とお勧めすることもあります。
「ぼびんさんが言うなら検討します」と言ってくれる企業さんだとそのまま採用となることもあり、そのときはご提案して良かったとしみじみ思ったりしています。
在宅ワークは誰でも挑戦できる。でも在宅での仕事が合わない人もいる
在宅ワークは誰にでもチャンスはあるものの、合う人合わない人もいます。
出社する仕事と違い、基本的にひとりで完結するので自分のモチベーションを含めて自分の機嫌は自分で取っていかなければなりません。
わからないことがあってもすぐに回答を得られるわけではないですし、タイムラグがある中でも落ち着いて業務をこなせる胆力も必要です。
一日中誰とも喋らず終わることだって少なくありません。
だから、そういう環境でも平気な人が在宅ワークに向いていると言えます。
(めちゃくちゃコミュニケーションを取りたがる企業さんもいますが、相当まれです)
日本は今人口が減っていき、どこの業種も人出が足りていません。
だからこそ在宅ワーカーという働き手に求める機会も増えているといえます。
ネット広告では在宅ワークで
「今の収入よりも大幅に収益をあげられる」とか、
「簡単にスキルが身についてワーケーションが可能」
のような耳障りのいいものも多くあります。
たしかに驚くほど収入を得ている人もいるようですが、それって緻密な計画やものすごい努力が必要だったりするんです。
ほとんどの場合は、コツコツと実績を積み上げて信頼を得ながら仕事を得ているんですよね。
だから、自分の持っているスキルを低く見積もらず、お金になると考えてみて欲しいと思っています。
新しいことを始めるよりも、今持っているスキルを磨く方が副収入を得るにはきっと効率が良いはずですから。
さて、採用代行という仕事について少しはご理解いただけたでしょうか?
決して怪しい仕事をしている人間ではない…とわかってもらえたらなによりです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後このnoteでは、読んだ方がスキルの見直しや在宅ワークへの第一歩を踏み出して頂けるような記事を書いていくことを予定しています。
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