パワーリフティングとベンチプレスの試合
本日6/22(日)は、パワーリフティングジムをオープンさせるため、埼玉県の北浦和駅に来ています。
パワーリフティングは
スクワット
ベンチプレス
デッドリフト
三種目の重量の合計を競う競技です。
3試技ずつそれぞれの種目を行い、いちばん良かった重量の合計で競います。
バランスよく鍛えていても、もともとの素質やどのような環境で育ったか、どのような競技歴があるのか(例えば小学校までスイミングスクールに通っていた、とかも含め)で三種目の中で偏りが出てきます。
ある程度パワーリフティング大会に出たことがある方は、どの種目が伸びやすくて、どの種目が好きなのか。
スクワット・ベンチプレスが得意で、デッドリフトがなかなか伸びない
スクワット・デッドリフトは伸びるけど、ベンチプレスは停滞しやすい
デッドリフト1点主義で、最終試技でごぼう抜きする
など、個性が光ります。
もともと筋トレやバーベルトレーニングが好きで、その中で「おっ、きみはスクワットつよいねぇ。パワーリフティング出てみたら?」とか言われたことがある人も多いのではないでしょうか。
おりしも、リトアニアで開催されていた世界パワーリフティング選手権が終わったタイミングですから、結果記録を見ていきましょう。
https://www.powerlifting.sport/fileadmin/ipf/data/results/2026/classic/Men_Results_07.pdf
こちらから全選手の記録を見ることが出来ます。
ちょっと気になったので、ChatGPT使ってみました。

優勝者の記録
ここから種目別で



デッドリフト苦手なので
これは世界選手権ですから、どの選手も各国の最高レベルで、国を代表して参加しています。
当然どの種目もハイレベルであるということは前提におきつつ、努力の方向性としては
スクワット≧デッドリフト>ベンチプレス
という感じなのかな。
スクワットで先行していければ、試合の序盤から主導権を握りやすくて、ベンチプレスでは試合展開を崩さない選択をとり、デッドリフトで順位の駆け引きをしていきやすい。
パワーリフティングは
スクワット
第1試技→第2試技→第3試技
ベンチプレス
第1試技→第2試技→第3試技
デッドリフト
第1試技→第2試技→第3試技
と試合が進みます。
この試技間の重量は自己申請なのですが、ここでも個性が出てきます。
第1試技→第2試技で +10kg
第2試技→第3試技で +5kg
第1試技と第3試技の差 15kg
これくらいはよくあるパターンですが
第1試技→第2試技で +20kg
第2試技→第3試技で +15kg
第1試技と第3試技の差 35kg
みたいな選手もおられます。
それでは、2026年世界選手権ではどうだったでしょうか


平均幅で出してしまえば、だいたい同じような形に落ち着くのですが、試合を想定していくことの参考にはなりそうです。
ちなみに、ベンチプレス単独の試合では

世界クラシックベンチプレス選手権結果より
このような結果。
ざっくりですが、
パワーリフティングでは第1試技と第3試技の差は15kg
ベンチプレスでは第1試技と第3試技の差は12.5kg
第2試技→第3試技の差は、パワーリフティング、ベンチプレスとも5kg
ほんの少しの差ですが、無理やり考察してみると
パワーリフティングでは、ベンチプレスがスクワット後に行われる中盤の種目です。
ここで失敗して流れを崩すと、トータルにもデッドリフトにも影響してしまいます。
ですので第1試技は、スクワットでの疲労を加味すると同時に、確実に成功させる重量を選びたいので、ベンチプレス単独よりも-2.5kg
一方でベンチプレス選手権では、練習〜当日のウォームアップまで、すべてをベンチプレスに振っています。
ですのでウォームアップの感覚や当日の出力をより正確に読みやすい。
だから第1試技から比較的、狙いに近い重量を申請できるのではないでしょうか。
逆に言えば、ベンチプレス選手権では相手の狙い重量をある程度パターン化した思考で読みやすいとも言えます。
試合で相手との駆け引きがある場合、「この選手は何kg狙いだろうな」と読むことは必須ですから、狙いを読まれたくない場合には第1試技の重量から第3試技の重量に「幅」を持たせる練習をしておくのも良いかもしれません。
ちょっと長くなったので、続きは明日。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
イイねやフォロー、とても嬉しいです✨️
