トビリシ不動産 |イスラエル人購入者が最大勢力に
◾️ジョージア金融・制度ニュース解説:
資産防衛・通貨分散の判断に必要な「事実と構造」を整理する情報アーカイブ。
誤解されやすい「地政学リスク」「旧ソ連圏」に対する認知バイアスについても現地の実情をもとに整理します。
ジョージアに対して「一方的なイメージ」ではなく実務と事実ベースでフラットに観れる判断材料を提供。
ジョージア投資銀行 Galt & Taggart マーケットレビューによれば、ジョージアの首都🇬🇪トビリシの外国人による不動産購入が急増。
中でも、イスラエル人が最大勢力になっています。
■ 2026年第1四半期の主要データ
-総取引件数: 10,907件
-総取引額: 9億5,800万ドル
-販売戸数(前年同期比): +16%
-市場規模(前年同期比): +23.1%
■ 購入者の国籍別シェア推移
🇬🇪 ジョージア人:
-2023年: 85%(基準)
-2024年: 80%(-5%)
-2025年: 76%(-4%)
-2026年 Q1: 70%(-6%)
※3年間で15ポイント低下。
依然として最大勢力だが、外国人購入者への置き換えが進んでいます。
🇮🇱 イスラエル人|外国人購入者の最大勢力:
-2023年: 4%(基準)
-2024〜2025年: 10%(+6%)
-2026年 Q1: 12%(+2%)
※3年間で8ポイント上昇。
外国人購入者の中でトップシェアを獲得。
中東情勢の混乱が、ジョージアへの資産疎開を加速させている構造が不動産購入という数字に表れています。
🇷🇺 ロシア人:
-2023年: 5%(基準)
-2024年: 2%(-3%)
-2025〜2026年 Q1: 3%(+1%)
※2024年の減少後、3%で安定。
2024年夏〜年末頃は、トビリシ市内からロシア人の方々が減少したという話題が多かった記憶があります。
🌍 その他の国籍:
-2023年: 6%(基準)
-2024年: 9%(+3%)
-2025年: 11%(+2%)
-2026年 Q1: 14%(+3%)
※観測期間中の最高水準。
多国籍からの資本流入が着実に拡大しています。
▪️ジョージアは地政学的リスクの受益国
これを、トビリシ市内の不動産への資本流入データが明確に示しています。
外国人購入者の全体シェアは2023年 6%から2026年 Q1の14%と、3年間で8ポイントも上昇しています。
ジョージアの首都を中心に市場の国際化が明確に進行していることを数字が証明している結果となっています。
特に、今年の中東情勢混乱の中で、イスラエル人による不動産購入シェアが4%→12%へ急増しています。
これは「周辺国の混乱があるから、人とマネーがジョージアへ流入する構造」の裏付けであり、不動産市場における具体的な数字です。
以下の参考記事・シリーズを読めば気付きますが、すべてが同じ方向を示しています。
「ジョージアは地政学的リスクの受益国」という構造の裏付けが、数字・データを伴って着々と事実として表れています。
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