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我が家の金融教育

こんにちは、自分らしい生き方を追求中のボヘミアンです。

今日は私が実践している我が家の金融教育について。
先に結論を書いてしまうが、我が家は子どもがある程度、社会や計算ができるようになったら、20万円を渡し投資をやらせている。

ちなみに、お小遣い制度はない。
自分で運用せよ、と別に突き放しているわけではなく、親子ともに物欲が乏しいから欲しいものは必要な時に必要なだけ買ってあげている。
ちなみに、株で得たリターンは自由に使ってよしと言っているけど、結局物欲ないから一切使っていない。

私の生い立ち

本題に入る前に、私の人生を超シンプルにまずは振り返る。
進学校受験→国立大学受験→大企業就職→管理職のポストにつき、海外駐在を経験。
田舎だったけど小さい頃から周囲より勉強はできた。
おまけに努力もできるタイプだったので、テストの順位は上から数えるが早いポジションに常にいた。
高校、大学ともにほぼ塾に行かずに、志望校の合格を勝ち取った。
就職も4月に内定を獲得し、あまり大きな挫折や失敗もない人生だ

一方で見方を変えて、皮肉な書き方をすると日本のサラリーマン大量生産システムのど真ん中をいく生き方であった。

そして、自分らしく生きようと唱えつつ、割と世の中がイメージするいわゆる典型的なサラリーマンをやっている、これが現実だ。
そして、会社では、個人の意思より組織や会社に最適化された思考(いわゆる忖度)で自分を我慢させることはよくある。

なので、会社や組織の依存度を下げる上で、投資は必須というか最も手軽な手段だ。

そして、我が家の子育てはどうか。
基本的に、彼らの人生なので自分で好きなものを見つけ、努力してもしなくてもいいけど自分で人生を切り開いて欲しい
それが、父のシンプルな願いだ。

そこで、
我が家は家の中に「資本主義の実験室」をつくって、子どもに色んな経験を与えることにした。
その一つが我が家の金融教育、つまり投資。
難しいことをしているわけではないけど取り組みとしてはとてもユニークという自負があり今回の記事にした。

なぜ始めたか

冒頭にも書いたが、20年のサラリーマン経験で、意思決定や発言が一人称ではなく組織寄りに偏る自分に気づいた。
特に中間管理職になってその傾向は強い。

盲目的に勉強してそれが成功と思い込みここまで来たけど、最近30年前に戻ったら同じ人生を歩むか少し疑問だ。

子どもたちにはリスクをとる胆力と、自分の頭で考える癖を身につけて欲しい。

学校は「正解のある学び」に強い。
順位や偏差値があり、ゼロサムゲームの受験が戦場だ。
一方、資本主義は「正解が揺れる学び」であり、プラスサムゲーム。

公教育を否定するつもりはなく、両方の特徴を知り、環境を選べる子にしたい。
というか学校だけの勉強に偏るのはとても危険だ。
だから我が家は子どもに投資を経験させることにした。

どう始めたか

難しい本とかは一切読ませない。
大事なのは感性とか、好きなこととか、ワクワクすることを見つけることだ。

step1 街へ出る

看板、物流、店舗の温度感を見る。
身近なもの、例えば旅行で移動に使った電車やバス、飛行機。
そして自分の心を揺さぶること、好きなものは何か?
思いついたものをリスト化し、それを提供している会社は父が教えてあげながら一緒に銘柄リストを作成する。
もちろん、非上場企業の方が多いので、「上場」の意味を市場(野菜とか売っている市場)に例えて教えている。

step2 シンプルな指標だけ教える

ここでも精緻に伝える意味はないので、伝えるのはこれだけ。
PER: 低い方がいいよ
PBR: 低い方がいいよ
配当利回り: 高い方がいいよ

計算式は覚える必要がない。これで十分だ。

step3 購入

20万円(シンドルに換算)で変えるものを選ばせる。
翌日購入してthat's all.

メリット

やってみて良かったと思えるメリットを列挙する。

世の中への興味が増える。

「お父さん、あれ何の会社?上場している?」と聞かれる機会が増えた。
ちなみに、私も投資を約15年前にはじめてから日経新聞を読むようになったし、世の中に興味をもつようになった。

「何のために勉強するか」を考えるようになる。

僕がよく子ども質問する。「なんで勉強してるの?」
宿題だからという顔をするが、そういうことを聞いているのではない。
クリアに答えることは期待せず、なぜ勉強するかという視点をもち考える癖をつけて欲しいからだ。
答えがないことを考えるトレーニングに投資は最適だ。

コントロールできるもの/できないものを知る

これは大人でも見落としがちなこと。
コントロールできないことに悩む必要はないし、コントロールできることに自分のエネルギーを集中させるのはとても大事なことだ。
(息子たちはなんのエネルギーも注いでいないw)

教科書では学びにくい資本主義を体感する

資本主義社会主義をいつか学校で習う時がくるだろう。
読めばふーんとはなるだろうが、本質的な意味は私も投資をやって知ることができた。
これに限った話ではなく全てに共通するが、今わからなくても、将来あの経験ってこういうことか!と紐づけばよいと思っている。

リスクの考え方(我が家のルール)

とは言え、リスクへの許容度合いが低い国民だから、心配もいっぱいあるだろう。
これも結論を先に書くと、ほぼリスクはないというのが私の考え方、視点だ。

お金が減ったら?

その市場の株価が下がったタイミングかつ、少額ではじめることでリスクヘッジする。
小学生で始めるのであれば10年単位で考えても全く問題ないので、長くなればなるほどいつか上がるので、下がってもそのうち上がるよねという視点が大事だ。
ピケティの理論が分かれば、小学生で始めることは投資期間が長くなるのでリスクは小さい。

また、塾より低コストと割り切ることもできる。
文字通り実学として色んな学びがあると思えば、塾は確実にお金が減る一方で投資は減るかもしれないし増えるかもしれない。

そして、資産が仮に減ったとしたら、「お金を稼ぐことは簡単ではない」と体感することも可能だ。

つまり、失敗は経験学習に変換する。
PDCAを回せば、失敗は学びや成長の“材料”になる。

働く意欲が下がるリスク

労働/経営/資本の違いを早く知るほど、働く意味がクリアになる。
これも各々の特徴や自分にはどれがあっているかなどを知るチャンスをもつことが大事だ。
投資を知らないまま働き続けるリスクのほうがよっぽどリスクだ。

何を買って、どうなったか?

長男も今の次男くらいの年齢で投資をはじめたように今回は次男の実験。

割と決断力のある次男は以下の2つをチョイス。

ケッペル(Keppel) と シンガポール航空(SIA) 。
シンガポールの横綱銘柄だw。

ちなみに、為替の考え方やそれが変動することも簡単に伝えた上で、200,000円をシンガポールドル建てにして、金額を設定。
(200,000円にあまり意図はないけど長男もこの金額にしたので同値とした。)

  • 200,000円→1,725SGD(為替レート 115.94円/SGD)

  • ケッペル (買)6.81SGD × 100株 = 681SGD

  • シンガポール航空 (買)6.31SGD × 100株 = 631SGD

一度、配当も入った銘柄もあったのと、いずれの株もトランプ関税による含み損が発生した時期もあったけど、今は買い値をいずれも上回っている。

  • ケッペル 681SGD -> 845SGD[24%UP]

  • シンガポール航空 631SGD -> 659SGD[4%UP]

私も双方の株を保有しているけど、ケッペルがこんなに上がっているとはびっくりだ。次男はなかなかセンスがあるかもしれない。

ちなみに、2年以上ぶれずに最初に買った株を持ち続けている長男は、
資産の時価ベースで200,000円→218,074円だ。(850円で100株買い、現在、1002円。)
配当利回りも2%超えで安定して還元してくれている。

我ながらおすすめの子育てメソッドなので、ぜひ共感頂ける方はご自身のリスクと責任のもと、挑戦頂きたい。

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