「書かれた顔」
展覧会の会期中、「国宝」を観に行った。
素晴らしい映画だった。
ものを作る身としては、いかに多くの人材が適所に配されているか。
そして、あらゆる要素がピッタリとはまったオーダーメイドの作品だった。
帰宅後、ダニエル・シュミットの『書かれた顔(28年前の作品の4kレストア版)』をビデオで鑑賞する。
坂東玉三郎、武原はん、杉村春子、大野一雄、蔦清小松朝じ
見比べるということではなく、そのまま踊りの世界に浸っていたかった。
ただそれだけだったと思う。
https://kakaretakao.com/
美術作品や業界話の喧しい夜から、我が身を遠くへ連れて行って欲しかったのだと思う。ダニエル・シュミットの映像は濃厚で、それ自体が詩情溢れる舞台のような作品。
二つの展覧会が終わり、半年間でいつの間にか身体が鈍重になっていることに気づく。
©️松井智惠 2025年7月17日
