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bokonyan
【毎週ショートショートnote】「プロの」「バナナ」
今日もカズヤはいい子とイイコトするために合コンを盛り上げようと張り切っていた。しかし何だか調子が悪い。だいたいは目の前に座ったナナという名の女のせいだ。
「バナナのお酒が好きなの。なぜだかわかる?」
「ナナだけにって?」
その瞬間に場の空気が凍りつく。
違う。俺じゃない。俺は言わされたんだ。
彼女の巧みな口撃は止まらない。
「ねぇ、カズヤの面白い話が聞きたいな」
ナナは彼の話をいいところで遮っては、キラーパスを投げつけ巻き込み事故を繰り返す。合コンが終わる頃にはカズヤはすっかり話す気力を失っていた。
「それで、うまくいったの?」
路地裏でミクは南国の香りのする女に金銭の入った封筒を手渡した。
「えぇ。あなたの彼氏、可哀そうなくらい滑り散らかしていたわ。空気は最悪。もう合コンに行きたいとは思わないでしょう」
彼女のコードネームはバナナ。その手に掛かればどんな優秀なお笑い芸人でも滑って舞台を台無しにしてしまう。彼女はプロの滑らせ屋。
(410字)
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前回のお題「みんなで」「動かない」
次回のお題「結婚式」「ゾンビ」
以下、今回の本文作成に至るまでのアイディアめも。
アイディアの羅列
プロの:素人ではない、成果に対して報酬を得る、流儀がある、
バナナ:果物、黄色、フィリピン、熟す、滑る、ひと皮むける、
アイディアの組み合わせ
プロの滑らせ屋:報酬を受け取り誰かをスベらせる。場を台無しにして2度と呼ばれないようにする。コードネーム:バナナ。
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