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自己肯定の押し売りに疲れたときには「負けてあげる系」のグラサン付けよう。

「頑張れば報われる」とか「負けるな!」とかって言葉に
企業間の買収とかハリウッド俳優のお忍び的
そんな眩しさを覚えたりする

そんな眩しさに億劫になって
最近はもう「勝ちたい」と思うことすら恥ずかしいとか
「負ける余白」みたいなサングラスがちょうどよかったりする

きっと夏が近づいたとかそういう訳ではなくて
目が光の刺激に弱くなってきたんだけのことで
怖くなり過ぎずダサ過ぎないようなサングラスを物色したりした

結局、あちらこちらと回ったショッピングモールも
グーグルで適当に調べた『いい サングラス』とかもしっくりこない

そういう自分のためにというか自分にマウント取るために
しゃーなし隣で負けたるわって独り言

そんな言霊というやつのおかげか
なぜだか『いいサングラス』よりも
守備力とか魔力とかそういうステータスは上がった気がする
誰かの引き立て役でいることに慣れて
そのくせ比べる相手がいないと自分を見失って
何かになるより何にもならずにそばにいることを選んでしまって
それでも一応は選んだんだって自分を慰めて
結局は自己肯定につなげようと必死

日曜の19時くらい「全部間に合わなかったけどまあいいか」みたいな空気感で呟いた「しゃーなし隣で負けたるわ」

いいサングラスが見つかるまでは
こういう曲のいくつかでとりま耳塞ぐ


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