【後書き?】シュレディンガーのニャアンさんは、今日も右からやってくる。
この物語は、BUMP OF CHICKENの「voyager」や「flyby」を初めて聴いたとき、そして量子論や観測問題に初めて触れたときに、なんとなく感じた“予感”のようなもの――あの時の感情が、ずっと心の中に残っていたことから生まれました。
きっかけは、「ジークアクス」を知っている方ならピンとくると思いますが、「ニャアン」という女の子(名前の響き)からでした。
シュレディンガーの猫。
猫の鳴き声=ニャアン。
「シュレディンガーのニャアン」。
そんな、しょうもない言葉遊びが、ふと頭に残って離れなくなったんです。
でも、くだらないと思いながらも、なぜかそれが引っかかって、あの頃感じた“予感”や、形にならなかった感情を、どうしてもこの「響き」に乗せて語りたくなりました。
私は、学者でも専門家でもありませんし、理論を正確に理解しているわけでもありません。それを正しく伝える言葉も式も持ち合わせません。
けれど、あの時、音楽や量子論に触れた“その瞬間の予感”のようなものを、物語の中に一つひとつ忍ばせたつもりです。
また、執筆にあたっては--これも「ジークアクス」なんですが(笑)--それを通して出会ったNOMELON NOLEMONの「HALO」や「きえない」のメロディーや歌詞が、俺くんやニャアンの日常を描くうえで欠かせない空気となりました。
もう、ひたすら、聴いてた(笑)
まだ、もう少しエピソードを準備しています。
もしよろしければ、
BUMP OF CHICKEN「voyager」「flyby」
NOMELON NOLEMON「HALO」「きえない」
これらの音楽と一緒に、この物語の空気を感じてもらえたら嬉しいです。
音楽と物語が、あなたの中で、ふわりと重なる瞬間が訪れますように。
