『優秀な人ほど、次々と分厚い壁にぶち当たる』その壁が見えている時点で、君はすでに乗り越える切符を手にしている。
仕事ができる人、優秀な人ほど、次から次へと目の前に高くて分厚い「壁」が現れます。
「なぜ自分ばかりこんなに理不尽な目に遭うのか」
「なぜ次から次へと問題が起きるのか」
そうやって、自分の限界を感じて心が折れそうになっている人もいるかもしれません。
しかし、まずはこれだけを伝えたい。
「壁があるということは、乗り越えられるということ。乗り越えられない人には、そもそも壁は見えない」
その障害が「壁」として君の目に見えている時点で、君はすでにその壁に挑むだけの視座と実力を持っている証拠であり、次のステージへ上がる最大のチャンスなのです。
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### 🧱 乗り越えられない人には、壁すら見えない
世の中には、目の前に問題があっても、それを「壁」として認識すらしない人がいます。
最初から「自分には関係ない」と素通りするか、何かのせいにして引き返すだけの人たちです。彼らの世界には、超えるべき壁など最初から存在しません。
一方で、優秀な人は違います。
普通の人が諦めるレベルの課題を、圧倒的な処理速度や実力でサクッとクリアして進んでしまう。だからこそ、ステージが上がるたびに、より複雑で、より巨大な「次の壁」が自然と目の前に引き寄せられてくるのです。
これは私の提唱する【PDCG】の思想そのものです。
世間一般で言われる「PDCA」は、実行した後に「Check(評価)」して「Action(改善)」するという、過去のミスを減らすための内向きのサイクルです。変化の激しい現代、これだけでは目の前の壁に押し潰されてしまいます。
私が現場で回し続けている「PDCG」は、圧倒的に前向きな未来へのサイクルです。
・P(Plan:計画)
・D(Do:爆速の実行)
・C(Chance:目の前に現れる壁・ステージアップの好機)
・G(Get / Goal:圧倒的な果実の獲得・次なる着地点)
爆速で実行(Do)していると、必ず目の前に分厚い壁が現れます。それを「ピンチ」と捉えて立ち止まるのではなく、上のステージへ行くための「Chance(好機)」と捉える。
ここで言う「G」とは、目指すべき【Goal(着地点)】であると同時に、自らの手で掴み取る【Get(成果・果実)】でもあります。最初に明確なGoalという木の棒を立てるからこそ、私たちは迷わずにチャンスを掴み、圧倒的な果実をGetできるのです。
目の前に現れた壁は、君がPDCGを回してさらに強くなるための「Chance」の合図に他なりません。
### 👥 「壁が見えない人」を否定してはいけない
ただし、ここで一つ勘違いしてはならないのは、「壁が見えない人」を否定したり、責めたりしてはいけないということです。
人にはそれぞれ、今立っている「ステージ」があります。
まだその壁と戦うフェーズにいないだけかもしれないし、別の場所で自分の役割を果たしている最中かもしれない。
組織を回す上で、全員が同時に同じ高い壁と戦う必要はありません。上の人間がやるべきことは、壁が見えなくて立ち止まっている人を叩くことではなく、それぞれのステージに応じた役割を全うできる「仕組み」を先回りして整えてあげることです。
だから、周りと比べてイライラする必要はありません。その壁は、今まさに君自身がPDCGを回して乗り越えるべき、君だけのステージなのです。
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### 🛡️ 壁を前にしたら、まず「成功」ではなく「致命傷」を考えろ
では、その目の前の分厚い壁(次のゴール)をどうやって乗り越えるか。
多くの人は、壁を前にすると「どうやって綺麗に、完璧に成功させるか」というプラスの肉付けばかりを考えて焦ってしまいます。
私のやり方は違います。
壁にぶち当たったとき、真っ先に考えるのは【どこを食らったら一発でアウト(致命傷)になるか】です。
まず、絶対に死ぬポイントを徹底的に洗い出す。
あるいは、部下が挑戦して失敗したとしても、組織として致命傷を負わないためのセーフティネットを、現場の真ん中にブスッと刺す。
「ここさえ死守すれば、多少の打撃は受けても死にはしない」という絶対防衛ラインがミリ単位で決まれば、心に圧倒的な余裕(余白)が生まれます。負けない戦いが確定するからです。
あとは、無駄な不安をすべて削ぎ落とし、圧倒的なスピードで壁をぶち破ることに100%の力を注ぐだけです。
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### ⚙️ 壁の向こう側にしか、自分の道路はない
他人に無理やりハメ込まれるのを待つのではなく、圧倒的な処理速度で致命傷を避け、次々と現れる壁を裏の仕組みで乗り越えていく。
そうして壁を越えるたびに、気づけば自分のスタイルがその現場の新しい正解(インフラ)になり、周囲が自分の引いた「道路」の上を走り始めます。
いま、目の前にある壁に圧倒されそうになっている君へ。
難しく考える必要はありません。仕事はもっとシンプルでいい。
まずは「どこを食らったら死ぬか」を見定める、超アナログな危機管理から始めましょう。
それぞれのステージを尊重しながら、自分の目の前の壁(Chance)を淡々とぶち破る。
その壁が見えている君なら、絶対に乗り越えられます。
