僕がおかしい

ある冬の日だった
「ねぇ、あの子にお土産持って行って」
母が言った。
僕は了承し、お土産を持って友人にの家に行こうと玄関へ行った。
「待って、今日暑いからハンカチ持って行きなさい」
母に言われ僕はハンカチを持った。その後友人に連絡を入れて家にお土産を届けに行った。
友人の家に着き、インターフォンを鳴らした。けどいくらインターフォンを押しても出てこなかった。僕はおかしいなと思った。ドアノブを回したらドアが開いたので、失礼かなと思ったがあいつなら許してくれると思い家の中に入った。家の中に入ると僕は固まってしまった。

だって、友人が人を殺していたから。

友人は顔を真っ青にしていた。
お父さん殺しちゃったと言った。どうしようとも言った。

僕はそのとき、おかしいと思った。友人はとてもいい人だ。僕みたいな出来損ないとは違い、どんな奴にも平等に公平に接して、色々な人から好かれていた。
だから僕は思った。

こんなにいい人が犯罪者になって良いわけがない。

僕は友人が持っていた包丁を奪って直ぐに持っていたハンカチで包丁の取っ手を拭いた。そして、動揺している友人に着ている服を脱いで僕に貸せと言い、その服を僕が着て、友人には新しく別の服を着るように行った。そして僕の着ていた服を公園に捨ててくるように言い、自分の部屋のベッドに居るように言った。
人を刺した包丁を僕が握り、電話を掛けた、そして僕は警察に自首した。

警察に連行された僕を見て友人は顔が青ざめていた。そんな友人を見て僕はとても満足して、思わず笑ってしまった。

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