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ねこま先生の日本昔話研究            「聴耳」編




こんばんは!🐯


日本の昔話を研究して
もうすぐ50年!



日本昔話研究家・ねこま先生です。




アナタは、日本昔話は好きかな?
同じ昔話だけど、地方によって、
お話が違うことがあるんだけど

そういう経験ってあるかな?



大好評をいただいたので、
今夜も、同じ昔話だけど、
地方によって異なる内容

ご紹介していこうと思います。



このシリーズは、
以下の本を、引用と参考にさせていただいております。
なお、古い本なので、現在では無い・変更された
地名もありますが、ご了承くださいね。



※タイトル表記は、本に従って漢字ですが、
 本編が始まって以降は、動物の名前は
 漢字で使う時もあるかもしれませんが、
 なるべくカタカナ表記にしたいと思います。










『日本昔話大成 第3巻 本格昔話2(1978)』

           角川書店 関敬吾(著)










―― 家族の一員でもありますペットが、
具合を悪くした時などは、
「どこが痛いか、話せればいいのに・・・」
そんなことを、一度は思ったことがあるかと思います。



しかし、いいことばかりじゃございません。
ボクなんか田舎なので、車を運転していますと、
信号待ちの時に、前にウシやブタを載せた、
食肉センターまで運ぶ途中のトラックの後ろに
停まることが、よくあります。



―― そういう時は、申し訳ないなと思い
必ず「ありがとう」といって手を合わせます。



どうでしょうか、こういった時や、
もし、食肉センターで働かれる人に、
家畜たちの話す内容が、わかってしまったとしたら・・・




アナタにしたってそうです。
暑い時期に出るやっかいな、蚊(カ)。
そして、ハエ・ゴキブリ・ネズミ。



もし、彼らの言葉がわかったとしたら、
今みたいに叩いたりできますか?



「動物の言葉がわかるんです。」



ホントかウソか、そうおっしゃる方がいます。
それがもし、ホントだとしたならば、
先ほどの家畜や、害獣・害虫たちの声には、
どう対処してるんでしょうか?




ボクは、「動物の言葉がわかるんです。」と、
堂々とおっしゃる方がいたら、
誠実な人じゃないなと思いますので、
あまり仲良くしたいとは思いません。




「動物の言葉がわかる気がします。」



こう、おっしゃる方とは、
ぜひ、仲良くさせていただきたいですね。



「わかる気がします。」



こう答える人の方が誠実です。
なぜなら、彼や彼女には、
今夜のむかし話のタイトルになっている、
”アレ”を持っていないから
本当に動物たちの声を聴くことは
できないからです・・・



今夜は、”アレ”を持った人たちの
むかし話をご紹介します。









”アレ”とは、
「ききみみずきん」のことです。



『日本昔話大成 第3巻』では、
こんなタイトルになっています。



『聴耳』




動物たちの声が聞こえる「ききみみずきん」
今夜は、こちらをご紹介します。




有名なお話なので、
定型はなしで、派生ヴァージョンのみご紹介します。




『聴耳』は、アナタがよくご存知の
「ききみみずきん」と、
同じでしょうか、それとも違いますでしょうか・・・




―― それは、アナタ自身で、ぜひお確かめください。




では、スタートです!








(岡山県 岡山市 )



―― むかし、ある貧乏な親子が山に行きました。



しばらく山を歩いていますと、
火のついた落ち葉が、
くるくるくる~~っと、
輪を描いていました。



親子が火の輪の中に、
小さな白いヘビが、いるのを見つけました。



息子の定吉が、小枝を差し出しますと、
”スルスルスルッ”っと、小枝を伝って、
助け出してあげますと・・・



定吉


「お・・・おめえ、助けてやったのに、
 オラを殺すつもりか!」



なんと、助けた小さな白ヘビは、
そのまま腕に巻き付いて上がって来て、
首に巻き付いてきたから、定吉は驚きました。



真っ青な顔になって、
首を絞められると思いましたが、
巻き付いただけで、絞めつけませんでした。



小さな白いヘビは、真っ青になっている
定吉の耳元で、こうしゃべり出した・・・



小さな白ヘビ


「―― 助けてくれて、ありがとう。


 悪いんだけど、
 この先にある岩場に親がいるんだよね。
 このまま、連れて行ってくれないかなあ・・・」



父親は、定吉がヘビに殺されると思って、
心配になって近くまで来ましたが、
定吉が、事情を話すと
「行ってあげなさい。」
というので、定吉は、
小さな白ヘビを、岩場まで連れて行くことにしました。



小さな白ヘビに案内されて
しばらく歩いていますと、
岩場に到着しました。



小さな白ヘビ

「ひとつだけ、色の違う大きな岩があるよね?
 それを、3回叩いてみてよ。」



定吉は近くにあった石を拾うと、
”コン、コン、コン”と、
色の違う岩を3回叩いてみました。



すると・・・



”ゴゴゴゴゴゴッ~~~!!”




なんと!岩がふたつに割れたかと思うと、
その下には、階段のようなものがあり、
そのまま降りれるようになっていました。



小さな白ヘビが、定吉から降りた後、
「ついて来なさい」と、目で合図したので、
定吉は、吸い込まれるように階段を降りて、
暗い通路を前へ、前へと進むと、
急に明るい部屋に出ました。



定吉


「わぁあああ~~~!!」



明るい部屋に目が慣れて
周りを見渡しますと、



助けた小さな白ヘビと同じような、
白いヘビたちが、たくさんいました。



しかも、白いヘビたちは、
人間の言葉をしゃべっていましたので、
定吉は、たいそう驚きました。



小さな白ヘビ


「オレの爺ちゃん。
 定吉さんに、お礼をいいに来たよ。」



小さな白ヘビの後ろから、
大きさは、普通のヘビと変わりませんが、
目は丸くて赤い、黄金色のヘビ
が、
音も立てないで、スーッと定吉の前に現れました。



爺さんヘビ


「孫が大変世話になったそうじゃの。
 おかげで命拾いした。感謝するぞ。

 
 ―― そこで、ワシから礼がしたい。
 何でも望むものを、ひとつ叶えてしんぜよう。」



定吉は、爺さんヘビにそういわれると、
その場に座り込んで、
しばらく考えました。



―― やがて・・・



定吉

「それじゃあ、爺さんヘビ。


 ”言葉の知恵”が欲しい。


 この世の中に生きとし生けるもの、
 すべての言葉が、わかるようにしてつかあさい。(してください。)



 ―― どうだ?ヘビ爺さん、それが、オラの望むものだ。」



 

目を輝かせて頼む定吉とは対照的に、
ヘビ爺さんは、少し迷惑そうな表情をして、
赤く丸い目の中に、定吉を映したまま、
しばらく黙っていました。



やがて・・・



ヘビ爺さん

「約束は約束だから、仕方ないのぉ・・・
 それなら、お前の望むものをやるが、
 その代わり、このことをしゃべったら、

 

 ―― ”お前は死なねばならぬ”が、どうするね?


 
 
 違うものにするなら、今じゃぞ。
 ほんまに、これでええんか?」




ヘビ爺さんの赤く丸い眼が、
怪しい光を放ちながら、
定吉の答えを待っていました。




定吉


「変えねえ・・・オラ、言葉の知恵が欲しい。
 早く・・・早くしてつかあさい。ヘビ爺さん!」



”ヒュッ!”



定吉の返事を聞き終わると、
ヘビ爺さんは、定吉めがけて
飛び掛かって来ました!



定吉


「な・・・何すんだ~~~!」



ヘビ爺さんは、定吉の首に巻き付き、
グイグイと絞めながら・・・



”カプッ!”



”カプッ!”



定吉の両耳に、
それぞれ噛みついて来ました。



定吉

「ぎゃああああ~~~~!!」




定吉は驚いて、大声出しましたが、
首がグイグイ絞められて、
そのまま気を失ってしまいました。





―― しばらくして、定吉が目を開けると、
父親と別れた場所でした。



父親に起こされ、目が覚めましたが、
ヘビ爺に噛まれた耳は、何ともなっていませんでした。



しかも、周りにスズメやカラスなどがいましたが、
「チュン、チュン」や「カァ~~~」しか聞こえず、
話している内容は、いつもと同じでわかりませんでした。



定吉


「ヘビに化かされたかのぉ・・・」




3日経っても、4日経っても、
相変わらず同じだったので、
定吉は、森の中でふて寝をしていました。




―― しばらくすると、木の上から、
ふたりの女の声が、聞こえてきました。



定吉は声が気になってしまい、
目を開けて、木の上を見ますと、
2羽のスズメがいました。



定吉は、ようやく言葉が
わかるようになったかと思い、
スズメの会話を注意深く聞きました。



スズメ

「それにしても、この前捕まって、
 処刑された盗賊の大親分。
 

 
 この先にある、ひのきの木の下に、
 今まで盗んだ金を入れた
 壺(つぼ)を、こっそり埋めてたわね。



 
 目印に、変わった形の石を置いてたけど、
 あれって、誰が掘り返すのかしらねえ。
 ―― まあ、私には関係ない話だけど。オホホホ。」

 




定吉は、早速、
この先に行くと、
ひのきの木がありました。



スズメのいった通りで、
変わった石の下を掘り返すと、
見たこともないような
大金の入った古びた壺がありました。



定吉は、その壺を抱えて帰りました。
父親に見せたところ、
役人に届けました。



処刑した大親分が盗んだ金を探していたので、
定吉親子に大変感謝し、
後日、役人から壺に入っていた金の半分と、
同じ金を褒美(ほうび)にもらいました。



定吉親子は、その大金で、
裕福な一生を送ったとさ、



めでたし、めでたし。



※ 「日本昔話大成 第3巻」にある
  このお話では、

  「元吉」


 と、息子の名前はなっていましたが、
 ボクが書き進めていて、
 どうしても愛着がわかなかったので
 名前の響きのよい、


 『定吉』


 に変えさせていただきました。
 ご了承ください。🐯








(岐阜県 大野郡 )



「助けて~~~!」



この地方に住む若者が、
畑仕事をしていますと、
向こうからキツネが、
血相を変えて駆けて来ました。



若者

「ん?キツネがしゃべってる。・・・まさかな。」



汗だくのキツネは、若者の前で止まりました。



キツネ

「まさかじゃないんですよ!
 あなただけに、言葉がわかるように
 私がしてるんですよ。」




キツネは、人懐っこい表情で、
若者の顔を見上げています。



若者

「あれ・・・わかる・・・
 
 オレ、化かされてるんやろか。」



若者は、キツネの言葉がわかるので、
不思議でたまりませんでした。



キツネ

「いいから、いいから。深く考えないで。
 そんなことより、猟師に追われています。
 このままだと、毛皮にされてしまいます。

 
 
 助けてくださいなー。頼みますよ。
 早く~!悪いようにはしないから。
 猟師が来ちゃいますよ~~!ねえっ!」




キツネの言葉がわかってしまうので、
若者は放っておくこともできず、
とりあえず、家にある小屋に隠して、
からべ餅と呼ばれる、天日で干した餅を、
キツネに食べさせました。



若者


「オレが追い払うから、静かにしてるんだぞ。」



やがて、猟師がやって来て、
キツネの行方を尋ね(たずね)ましたが、
若者は、適当にごまかして追い払いました。



キツネ(餅を食べながら)


「いや~、助かりました。
 おかげで命拾いしました。

 
 しかし、この餅は美味しいですなあ。
 もうひとつ、いただきますね。

 
 それより・・・助けていただいたので
 いい物を差し上げましょう。」




”ブチッ!”

 


キツネは、自分の眉毛を3本抜きました。
どこから持ってきたのか、
白い紙に包むと、若者に渡しました。



キツネ

「私の眉毛を入れた
 この白い紙を耳に当てますと、


 ”鳥”


 スズメ、カラス、キジでも何でも
 鳥の声なら、話す内容がわかります。

 

 動物すべてとはいきませんが、
 なにぶん、そこは、キツネですのでご勘弁を。

 

 でも、鳥たちの言葉がわかれば、
 末は、大金持ちの長者になれる話だって
 聞こえてくるかも知れませんぜ。


 ―― じゃあ、私は山へ帰ります。
 この度は、ありがとうございました。」

 


キツネはお辞儀をすると、
山へ帰って来ました。



若者は、白い紙を見ながら、
こんな物で、長者になれるのかと、
半信半疑で懐(ふところ)にしまいました。



数日して、若者が村を歩いていると、
長者のひとり娘が病気になっているという
うわさが、あちこちでしていました。



どんな有名な医者も、どんなに高価な薬も、
娘の病気が治らないので、大変困っているそうでした。



若者


「あそこにカラスがいるが、
 しきりに鳴いているのお。
 どれ、本当に聞こえるんだろうか・・・」




長者の大きい屋敷の門前まで来た若者。
開いている門をのぞくと、
カラスが鳴いているので、
早速、キツネの眉毛を入れた白い紙を、
耳に当てて、注意深く聞いてみることに・・・




カラス


「あ~~~、今日も医者を呼んできて、
 あ~あ・・・あんなに高い薬まで。
 もったいない、もったいない。
 

 
 長者は気が付かないのかねえ。
 屋敷の下の3段目の石垣の中に、
 白いヘビがいて、死にかかってるっていうのに・・・



 
 死ぬこともできず、逃げることもできず、
 白いヘビの怨念が、娘を病気にさせてるのになあ。




 銭(ぜに)なんか使わなくたって、
 白ヘビを助けてやれば、
 病なんか治るのに、どうしてわかんないかなあ・・・」

 



「わかる!」と若者は驚きました。
カラスの言葉が、キツネの時と同じで、
人間の言葉のように、話してる内容がわかるのです。



若者


「あの~・・・娘さんの病気のことで・・・」




若者は、門の奥にいた使用人の男に声をかけましたが、
使用人に追い払われようとしたところ、
ちょうど、医者を見送りに来た長者に
「話を聞かせて欲しい」といわれて、
石垣のことを話してみることにしました・・・



長者


「おお~~~!本当だ!
 白いヘビがいたぞ!


 お・・・おいっ!すぐに助けてあげなさい。」




長者は、若者の言葉を信じて、
石垣の中を使用人たちに調べさせたら
若者のいう通り、白ヘビがいたので、
すぐに助け出して、逃がしてやりました。





「父さま・・・すっかり元気になりました。」




白ヘビを逃がしたとたん、
起き上がれなかった娘が、
布団から起き上がると、
庭にいる長者のところまで、
自分の足で歩いて来ました。



長者は、娘が治ったので、
若者をたいそう気に入り、
娘のむことして、迎え入れたということです。




めでたし、めでたし。








(新潟県 長岡市 )



―― ある男が、子どもにいじめられていた
子どものキツネを助けたんですって。



その夜、娘に化けたキツネが
男の家に訪ねて来たの。
「お礼がしたい」っていうので、
親ギツネのところに案内されたのよ。



一晩中、ごちそうされた後に、
鳥の言葉がわかるという、
”オレフ”と呼ばれる、
おつゆしゃもじをもらったの。




おつゆしゃもじというのは、
今の”おたま”と考えてもらっていいわね。
木のおたまって、イメージするといいかも。



ちょっと余談だけど、東北や北海道とか
地域や世代にもよるけど、
めししゃもじ・おつゆ(汁)しゃもじって、
いうらしいわよ。(うふん。)



だから、地域や世代によっては、
おたま = しゃもじ
という呼び名が残っていて、
「おたまを取って」と頼むと、
しゃもじを渡されることもあるのよ。
面白いわね。(うふふ。)




お話に戻るわよ。
翌朝になり、
男は帰り道にツバメが2羽、
木の上にいるのを見て、
早速、試してみました。



ツバメ(オス)


「都におられる”天皇さま”が病気なんだってね。
 国中の名医を呼んでも治らないらしい。
 早く治るといいねえ。」



ツバメ(メス)


「あら、あなた知らないの?
 あれはね、最近、都に大きな橋を架けたでしょ?


 あの時にね、杭が亀の背中に刺さって、
 それが取れないから、天皇さまは病気なの。」

 



男はいいことを聞いたと思い、
早速、都まで行くと、
占い師のふりをして、
どう天皇に伝えようかと
迷っていました。



すると、そこへ運よく、
天皇のそば近くに仕える役人が通ったので、
「恐れながら・・・」と、
橋を架けた時の杭の下にカメがいることを伝えました。



役人は、男のいうことを信じてくれたので、
早速、橋を架ける時の杭の下に、
カメがいないか調べたところ、
男のいう通りだったので、すぐにカメを助けたの。



そうしたら、天皇の病気はすぐに治り、
都じゅうが、明るさを取り戻したの。
男はというと、天皇からご褒美を
たくさんもらって、裕福な一生を過ごしたのよ。



よかったわね。(うふん。)
新潟版は、お馴染みの頭巾じゃなくて、
木製のおたまだなんて、ビックリしたわよね。



アナタも、家にあるおたまを耳に当てたら、
動物の話してる内容がわかるかもね。
ただし、他の人がいない時にするのが、
アナタのためにもいいと思うわよん。(うふふ。)



―― また、別のお話でお逢いしましょうね。
じゃあね、バイバーイ。💗







( 岩手県 花巻市 )



―― むかし、「佐吉」
名付けた年老いたオスネコを飼っていた
若者が、この地域に住んでいました。



佐吉が先月から夜になると家を抜け出して、
どこかに遊びに出かけるので、
若者は心配になって、後をつけました。



後をつけますと、村はずれにある、
住職が亡くなってからは、
荒れ放題の寺に入って行きました。



中に入りますと、狐の巣穴があり、
佐吉は、その巣穴に慣れた様子で入って行きました。
さすがに人間は入れないだろうと、
若者は巣穴の入り口まで行きますと、
不思議なことに、巣穴の中にまるで
吸い込まれるようにして、入って行きました。



若者


「うわぁぁぁ~~~!」




―― 若者は気が付いて
目の前を見ますと、



”おぼけ”



という、麻糸を紡ぐカゴを、
佐吉が頭からかぶって
羽織り姿のキツネと、
立って踊っていました。



若者

「佐吉!オラにおぼけ貸してくれ。」



生来、楽しいことが好きな若者は、
佐吉とキツネの後ろで、
同じように踊っていました。



佐吉とキツネは、
特に慌てることもなく、
一緒に踊っていましたら、
若者は、おぼけを被って踊りたくて、
佐吉に頼んだのでした。



”ポイッ!”



佐吉は、おぼけを若者に投げて渡しました。
若者はすぐにかぶって見ると・・・



キツネ


「佐吉の飼い主は、
 踊りが得意じゃのお。」



そういうと、佐吉は
年老いた顔でうれしそうに、



佐吉

「この人は、お祭り男だから、
 踊るのが好きなんさ。」



若者は、佐吉たちが話してる
内容がわかるので驚いていると・・・



佐吉


「おぼけをかぶってると、
 わしらの言葉がわかるんよ。



 ホラッ!今夜は踊るべえ。
 細かいことは気にせんで
 楽しく踊るべえよ!




 ―― あっ、でも、
 おぼけは、キツネどんのだから、
 帰る時は、ちゃんと返さないと、
 キツネどんは、ケチな性分だから、
 いらぬ恨みを買うことになるぞ。」

 
 


キツネが若者に近づいてきました・・・



キツネ


「帰る時は、ちゃんと返せよ。
 それにしても、佐吉の飼い主は、
 踊りが上手だなあ。」
 




こうして一晩中踊り明かしました。
キツネが疲れて寝てるのをいいことに、
若者は、おぼけを返す事もなく、
佐吉を連れて家に帰ってしまいました。



佐吉


「ああ~、知りませんよ。
 返しなさいっていったのに。
 キツネどん、きっと取返しに来ますよ・・・」




”ドンドンドン”



キツネ


「おい!おぼけ返せ!おぼけ返せ!」



昼間になって、案の定、
キツネが腹を立てて、
おぼけを取り返しに来ました。



若者は戸も開けずに、



「具合が悪いから出られないので、
 明日届けるから、今日は帰ってくれ。」



そういうと、キツネはぶつぶついいながら帰って行きました。
若者は、おぼけを返すのが惜しくなって来たので、
すぐにキツネの巣穴まで行きますと・・・・




🔥🔥🔥”ボワッ!”🔥🔥🔥



キツネ

「ぎゃああああ~~~~!!」




巣穴に火を焚いて(たいて)、
キツネを焼き殺してしまいました。



これで、おぼけを自分の物にした若者。
おぼけをかぶって、森の中を歩いて帰っていますと、
椋(むく)の木にとまっているムクドリと、
隣の桜の木にとまっているサクラドリが、
何やら話をしているので、注意深く聞いてみました。




ムクドリ


「今、下にいる若者は、
 おぼけのありがたさを知らないね。


 あれを床の間に飾れば、
 好きなものが出るし、
 嫁や子までもらえるのに
 もったいないねえ。」



ムクドリの言葉にうなずきながら、
サクラドリが、続けていいました。



サクラドリ


「―― あのままにしておくのはよくない。

 
 
   あのままにしておくと、
 ネコの生霊とキツネの死霊とで、
 よくないことばかり起きる。


 家に帰って、ネコをちゃんと養わないと、
 ネコは、干から(ひから)びて死んでしまう。
 おぼけに入れて、大切に飼わないとな。」




若者は、それを聞いてすぐに帰ると、
佐吉をおぼけの中に入れて、
茶の間に飾りました。



佐吉に、きちんと食事を与えて世話をすると、
欲しいものが何でも出てきました。



しばらくすると、気立ての良い
優しくて美しい嫁さんと、
かわいい子どもにも恵まれて、
生涯、良い暮らしをしたそうです。



めでたし、めでたし。









( 香川県 仲多度郡 佐柳島 )



―― 京におわす天皇さまのこと、
もしくは、お住まいの御所を、
禁裏様(きんりさま)」と呼びます。



それが、本や口伝で伝わっていく中で、
「禁延様・禁庭様(どちらも、きんていさま)」という、
異表記で書く人や地域も出てきました。




この3つはいずれも、天皇さまや、お住まいの御所を指します。
「禁裏様」と表記するのが一般的ですが、
本の中に見えましたので、ここで少し触れておきました。
あらかじめ、このことを少し頭の片すみに置いておいてくださいね。



今夜最後のお話です。
先みたいに少し解説も入りますが、
よろしかったら、そのあたりもお楽しみください。





―― むかし、京の禁延様の御殿山で、
キツネ狩りが行われました。



御殿山(ごてんやま)とは、宮中で管理している山です。
宮中(きゅうちゅう)とは、禁延様(天皇)のおわす
この国で一番大事な場所で、国にしきたり・祭りごとが決められます。





そこで、祭事としてキツネ狩りが行われました。



そこで、「やすな」という人が、
子をはらんだ白いキツネを助けます。



このことが知られて、
やすなは、安倍の地に流されます。



キツネを助けたんだから、
いいことをしたのにどうして?

と疑問をお持ちになられると
思いますので、少し解説をはさみます。



宮中での狩りというのは、
国家的儀礼・祭祀(さいし)の一部なのです。
特定の獣は、象徴的な意味を持つとされており、
特にキツネは、霊的な意味が強い獣です。



宮中が公式に狩るという行為は、
世に対して、宮中が秩序を示す行為です。



キツネを助けるという行為は、
その秩序を破壊する行為にあたりますので、
やすなのしたことは、重い罪になります。
個人の情よりも、国家の秩序が優先されます。



少し難しいお話ですが、
キツネが狩られることも含めて、
祭事としての国家的行事なので、
勝手にキツネを助けたという行為は、
宮中、すなわち天皇の権威に
反抗することになり、重い罪
になるんだね。



安倍の地というのは、駿河の国にある安倍。
現在の静岡県、静岡市周辺にあります、
安倍川流域にある地です。



京の都から離れた、この地に流刑されることは、
社会的には死を意味して、出世などからは外れます。
今でいうところの、窓際族みたいなものですね。



話を続けたいと思います。
やすなには、「葛(くず)の葉」
というがいました。



安倍に流されて
しばらくしてからのこと、
やすなが病気になります。



そこへ、御殿山で助けてもらった
白いキツネが、やすなの妻であります、
葛の葉に化けて、やすなの看病をします。



やすなの病気は治りましたが、
白いキツネが化けた葛の葉は、
そのまま妻として、やすなと暮らしました。



やがて、「童子丸(どうじまる)」と名付けた
かわいい男の子が生まれました。



やすなと葛の葉、
大変、仲睦まじい夫婦で、
童子丸と3人のしあわせは、
いつまでも続くと思われました・・・



―― 3人のしあわせが
日常になってきた頃のことです。



やすなが、外から帰って戸を開けると、
目の前に驚くべき光景がありました。



”葛の葉が、ふたりいたのです!”




「私が本物よ!」と、互いの葛の葉がいいます。
困ってしまったやすなは、
「年くだり」と呼ばれる、相手の年齢
魂から手繰り(たぐり)寄せる秘術を使います。




その結果、ひとりは「33歳」
もうひとりは、「1003歳」
という驚くべき年齢がわかりました。



そうです。都から、やすなの本当の妻、
つまり、本当の葛の葉が訪ねて来たので、
白いキツネと鉢合わせしてしまったのです。



白いキツネは、涙を浮かべて、
これまでのいきさつを、やすなと葛の葉に話しました。
「もうこれ以上はいられない」と、次のような歌を一首残して
信太の森へと、童子丸を置いて去って行きました。




恋しくばたずね来てみよ和泉なる


          信太の森のうらみ葛の葉




さあ、母親であります
白いキツネがいなくなったので、
息子の童子丸は、母親を探して
信太の森まで行きました。



白いキツネは、童子丸が怖がるといけないので、
葛の葉の姿に戻りますと、今までの事情を話して、
人間の世界にはいれないこと、お前と暮らせないこと
などを、子どもでもわかるようにやさしく教えました。



童子丸は、母から不思議な力を込めた
葦の棒から出来た、『葦の杖(あしのつえ)』
手渡されると、母と別れを告げて家へと帰って行きました。



家に帰った童子丸は、
やすなに大切にされたのはもちろんですが、
事情を知った、本当の葛の葉にも
自分の子として、愛情を持って育ててくれました。



―― それから数年が経ちました。
なんと、やすなの罪は許されたのです。
親子3人、京の都へと帰ることができました。




京の都での暮らしにも慣れて、
童子丸も若者に成長した頃です。
海を見えるところに、童子丸は遠出をしました。



海を見ていますと、
近くでカメを捕まえていじめている、
地元の子どもたちに出くわしました。



童子丸

「おいっ、そのカメを100文で売ってくれ。」



100文は、現在だと1100円から1900円くらい。
カメを100文で買うと、海に逃がしてあげました。



・・・ところが、先ほどの子どもたちが泳いで行って、
再び捕まえてしまったのです。




童子丸が再び買おうとするも、
お金がなかったので、
着ている物を脱いで、
それで売ってもらい、
また、海へと逃がしました。



しばらくして帰ろうとすると、
先ほどのカメがやって来て、
乙姫様がお礼をしたいといって、
カメの背に乗り、竜宮城へと行きます。



竜宮城で乙姫様に歓迎されて、
楽しい宴(うたげ)でもてなされた後に、
乙姫様から、金糸をふんだんに織り込んだ、
豪華な錦織の着物と、3つの不思議な玉
もらって地上に帰りました。



3つの不思議な玉とは、


・海の潮の満ち・引きを自在に操る玉


・一度なめたら、15日も腹の減らない玉


・鳥の話す内容がわかる玉



さて、地上に戻り
京の都へと帰ろうとすると、
しきりに頭上で白鳥が何やら
鳴いていますので、
気になって、もらった玉を耳にあてました。



すると・・・



白鳥


「童子丸さん。早くお帰りなさい。
 

 お母上は、お前が帰って来るのを
 待ち焦(こ)がれて・・・死んだのよ。


 お父上さまも、病気で死にかけています。
 今ならまだ間に合います。お帰りなさい。」

 



白鳥に聞いてビックリしました。
少し竜宮城に行っていた間に、
そんなことになっていたなんて・・・



童子丸


「母上が死んだなんて・・・
 それに、父上も・・・



 お~~~い!白鳥よ!


 京の都まで、道案内を頼めるか~~~!」

 



不思議な玉を持っているせいなのか、
白鳥はこちらを見ると、
京の都まで飛びながら道案内をしてくれました。



帰り道を急ぎながら、ハトやスズメたちが、
童子丸に、みんなこういうのでした。


「童子丸よ!早く、早く帰れ!
    早く帰らないと、出世が遅れるぞ!」




白鳥の力を借りたおかげで、
早く、やすなの待つ京の家に帰れました。




病で死にそうな父に、



”一度なめると15日も腹の減らぬ玉”



をなめさせると、
不思議なことに、病が消えて
やすなは、元気になりました。



ホッとして、外で休んでいますと、
京のカラスと、熊野から来たカラスとが、
何やら話しているので、玉を耳にあてました。



すると・・・



熊野のカラス


「京の禁延様が病気なのは、
 蘆屋道満(あしやどうまん)の、
 呪いのせいなのになあ・・・


 御殿の戌亥(いぬい)の方角(北西の方角)
 の隅に、”三とくの虫”(三匹の毒虫)を、
 道満が埋めたせいなのになあ。」

 


京のカラス


「人間は知らないみたいですよ。
 高名な祈祷師や法師を呼んでいますが、
 一向によくならないのは、当たり前なのにね。」



それを聞いた童子丸は、
何を思ったのか、





「三とく虫が、
 御殿に埋められているそうです。

 

 ―― そのことが、
 禁延様の病の原因らしいですよ。」

 


こうやって毎日、京の町中いたるところで、
”三とく虫”のうわさを広めました。



だいぶ広まった、
ある日の夜・・・



男の声

「死ね~~~!」




この日の夜も、うわさを広めていた童子丸。
暗い帰り道に、後ろから刀で斬りつけられました。
しかし、童子丸は、あらかじめ知っていたかのように、
落ち着いて刀をかわしたので、ケガはしませんでした。



童子丸


「やっと来たか・・・
 こうやってうわさを広めれば、
 口封じに自分からやってくると思ったが・・・


 なーんだ。どうやら本人じゃなくて弟子あたりか?
 ―― 頼んだぞ。母上からもらった葦の杖よ。」




そう童子丸がいうと、手に持っていた
白いキツネの母親から、別れの際にもらった
あの「葦の杖」が、突如、光輝いたかと思うと、
童子丸の手を離れて宙に浮くと、
斬りつけた男めがけて、物凄い速さで襲い掛かりました。




「ぎゃああああ~~~~!!」



童子丸を襲った男は、光を帯びた葦の杖に
そのまま突かれると、
まるで雷にでも打たれたかのように、
黒こげになって死んでしまいました。



童子丸


「母上がくれた杖はすごいなあ・・・。
 でも、黒こげにしちゃったんじゃあ・・・

 

 おっ!これがあったか。」



童子丸が拾ったのは、
自分を襲い掛かって来た男の刀でした。
その刀は、有名な刀だったので、
都の多くの人が、その持ち主を知っていました。




―― 蘆屋道満の高弟の刀だと



弟子の中でも、特に優れてる弟子を
高弟(こうてい)といいます。



童子丸は、この刀を証拠に、
蘆屋道満の仕業(しわざ)だとして、
禁延様に近い、高貴な身分の人物に訴えました。



もちろん、蘆屋道満は認めるわけもないので、
童子丸と道満の知恵比べで、
決着をつけることになりました。



その対決は、凄まじいものでした。



童子丸が、紙で梅の木や
生きているウグイスを作ったかと思えば、
道満は、大きなヘビを出現させて、
童子丸を飲み込もうとするなど、
ふたりの術の攻防が続きました。




また、道満が箱の中にみかんを15個入れて、



道満


「童子丸殿。箱の中身を見事当ててみなされ。」




と、童子丸に聞いたところ・・・



童子丸


「箱の中身は、ネズミが15匹です。」



と、冷ややかに童子丸が答えましたので、
みかんを入れた道満は勝ち誇って箱を開けたところ、
童子丸のいう通り、「15匹のねずみ」に
中身が変わっていたので、道満は恐ろしくなり逃げ出しました。




―― 術を使ってまで逃げた蘆屋道満。
もちろん、童子丸も白鳥の時のように、
鳥のことばがわかる不思議な玉を使い、
鳥たちの力を借りて、道満に追いつきました。



蘆屋道満


「ハァ・・・ハァ・・・
 しつこいやつめ・・・・


 
   よし・・・


 
 

   ”海よ、われを通せ!”」


 


海まで追い詰められた道満は、
目の前の海に向かって
先ほどのように叫びますと・・・



ザッバアアアアア~~~ン!




なんと、目の前の海が道満を避けるように
ふたつに別れて行きます・・・




”ゴゴゴゴゴゴゴ”




地鳴りが響き、なんと!
道満の目の前に、
ひとすじの道ができました。



童子丸

「これが、蘆屋道満の術か。
 随分と派手なことをやりますなあ。(フフフ。)」



海の間を術を使って、
信じられない速さで逃げていく道満。



しかし、童子丸は落ち着いて見ています。
懐(ふところ)から、ゆっくりと玉を取り出します。
そうです、これこそが竜宮城で最初にもらった、



海の潮の満ち・引きを自在に操る玉です。



童子丸

「使うの初めてだけど・・・ひとつ頼むぞ。



 (玉を海に向かって掲げて)


 潮よ!満ちよ!  潮よ!満ちよ!」





”ゴゴゴゴゴゴ”




すると、先ほどとは逆に、
出来た道は、海底に沈んで行き・・・




ザッバアアアアア~~~ン!




ふたつに別れた海は、
いつものように閉じて、
蘆屋道満を飲み込んで、
元の海に戻りました。



都に戻ると、童子丸のいった通り、
御殿の戌亥の隅から、
蘆屋道満が埋めた
三とく虫が出てきました。



三とく虫を掘りだした後、
すぐに、禁延様の病は治り、
たくさんの褒美をもらって、
やすなの待つ家に帰りました。




童子丸の名は、禁延様をはじめ、
都の誰も知らぬ者がいないほど有名になり・・・



―― そう、これを読んでくださっている
はるか未来のアナタにまで、
知られるほどの大人物になりましたとさ。



え?童子丸なんて知らない?
うーん、そうかもしれないね。




でも、この名前なら知ってるんじゃないかな?





―― 安倍晴明(あべのせいめい)





お し ま い






※ 引用と参考にしている
  『日本昔話大成 第3巻』では、

  

  ”やすなり”


  とありましたが、
  葛の葉が出て来て、
  童子丸が出て来たことから、
  途中から、安倍晴明の父親


  
  安倍保名(やすな)


  
  だと思いましたので、
  やすなに変えました。

  


  さらに、この本の中にある
  他の童子丸の話のいくつかでも、
  安倍保名と、書いてあったものが
  確認出来ましたので、
  間違いではないと思います。

  


  昔は、写本で広がっていく過程で



  
  やすな → やすなり  やすなろ



  
  などの誤表記が地域によっては、
  広まって、そのまま残ってしまうことがあり、
  恐らくは、そうじゃないかと思います。

 


  ご存知のアナタも多いと思いますが、
  このむかし話の主人公、
  「童子丸」こそは、





  かの有名な  「安倍晴明」  の幼名です。 
  
  

 

  
  お話の冒頭は、「葛の葉伝説」として、  
  現代でも、多くの人に知られています。
  白いキツネの正体がばれるシーンは、
  しっぽが出てばれるなど、
  いくつかのヴァリエーションが
  あるようです。


 
  この昔話が、「葛の葉伝説」~「安倍晴明伝説」と、
  つながるものだと、ボクは判断しましたので、
  この本だと、人名などを含めて表記の揺れがありますので、
  恐らくそうだと思いまして、名前を変更しました。




  詳しく調べましたら、”やすなり”も中世以降で人名をやわらかくして、
  人名らしくすために付け足されたものだそうですので、
  やすなりも、あながち間違いじゃないらしいです。
  しかし今回は、正しい名前の「やすな」とさせていただきました。🐯




※もう1つ。
 「童子丸と蘆屋道満の対決内容」についてですが、
 この本では、童子丸に関係するお話が3ページあります。
 対決内容も、この他にもいろいろありました。
 また、詳しいアナタも、いろいろとご存知かと思います。

 


 ご紹介したのは、ほんの1パターンくらいだと
 ご了承いただけましたら幸いです。
 



 
 本の中では、ミカンとネズミの数は12個・12匹でしたが、
 よく知られていますのが、15個・15匹なので、
 そちらに合わせました。ご了承ください。

 

  







―― そろそろ、お時間のようです。
今夜も、アナタと日本の昔話を、
一緒に語れたことをうれしく思います。



また次回も、地方色豊かな日本昔話の世界へ、
アナタをお連れしましょう。
数日後の夜にお迎えに参ります。




―― その時まで、さようなら。ごきげんよう。








お し ま い










巻末コラム: 







ねこま先生の作品をお読みくださる、大切なアナタに・・・






メリークリスマス!






メリークリスマス!




ということで、大切なアナタに
こんなプレゼントを用意してみました。

雨の所が多いみたいですが、
楽しいクリスマスをお過ごしでしょうか。



ボクはといえば、少しよくなりかけたら、
月曜寒かったので、大幅にまた体調を崩し、
今週は医者に行ったりなど、散々でした。



だいぶ長引いてしまい、ややよくなって来たくらいです。
明日は、今年最後の整体なので、休まずに行きたいなと
思っておりますが、起きた具合で・・・



年内に、あと1本くらい書けたらと思いますが、
書けないと困りますので、1年のお礼を・・・




今年は、noteを始めて丸々1年、
記事を書いていました。
去年の6月から始めたので、
1年通して、noteで活動するのは初めてでした。




飽きっぽいので、同じものを書いても飽きるので、
いろんなのに手をつけて書いていますが、
たくさんの方が、読んでくれてありがたく思っております。



『オレの相棒』も、だいぶやらずにそのままですが、
外伝の方に行ってしまって、なかなか書く気が起きないので、
どこかで書かないとなと思っております。




冬の間は、このむかし話シリーズを中心に
書いて行こうと思っておりますので、
引き続き、よろしければお読みくださればと思います。




今年1年、ボクの作品を読んでくださり、
スキをくださった方、コメントをくださった方、
記事紹介してくださった方に感謝します。




ありがとうございました。🙇





いつまで続けるかわかりませんが、
もう少しは書くと思いますので、
来年もよろしくお願いします。




来月50なので、体のほうも弱ってきておりますので、
元々が弱いから、休み休みで、
泣き言の多い記事ではございますが、
またよかったら、お読みくだされば幸いです。




それではみなさま、
よい年越し~年明けを
元気でお過ごしくださいね。





書けたら年内にあと1本書こうと思いますが、
書けなかったらごめんなさい。




それでは、よいお年を!




―― さようなら!🐯




あっ! あともうひとつだけ。
今年は、いろいろと書きましたが、
もしよかったら、
「これがよかった」、「これが好きだった」など、
もしあったらでよろしいので、
コメントで、ねこま先生に聞かせてください。



今日は、チャップリンの命日なので、
今夜は、チャップリンの映画を観て
寝るところでございます。



それでは、体も重たくてしんどいので、
薬も飲んだので、ねこま先生は、
明日、整体に行けるように早く寝たいと思います。




―― おやすみなさい。😴




ねこま先生も寝たので、
エンディング行ってみましょう。😎








―― いかがだったでしょうか?



アナタのお住まいの地方にしかない、
地方色豊かな昔話がありましたら、
ぜひ、記事にして教えてくださいね。




同じ昔話でも、地方が異なると、
その背後にある、地域の特色や文化、風習など、
そういったものの影響を受けて、
お話が変化していくのは、面白い現象ですね。



また機会がありましたら、
違う日本の昔話で
やってみたいなと思います。




それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。




―― さようなら!🐯








次の昔話で、また逢いましょうね。(フフフ。)










※ この話は、『日本昔話大成 第3巻 本格昔話2(1978)』 
  角川書店  関 敬吾(著)  




288ページから309ページ 「聴耳」より、
  引用&参考にさせていただきました。感謝します。







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坂本猫馬 懐かしいやら、マニアックな内容やらですが、 もし、よろしければですが、サポートして頂けたら 大変、嬉しく感激です! 頂いたサポートは、あなた様にまた、楽しんで頂ける 記事を書くことで、お礼をしたいと思います。 よろしくお願いします。