モンペかもしれない、それでも
一つの山場を越した。
それは長男の健康診断。
元々太っていて、健康診断のあとクラスで着替えていると、必ず「何キロ?何キロ?」と聞かれる。
中1の頃から、しつこくからかわれていた。
去年、長男はダイエットをして15キロ痩せた。
高1にもなったし、さすがにもう言われないだろうと思っていた。
でも違った。
終わった直後、長男から怒りの電話がきた。
またしつこく聞かれ、囃され、からかわれた。
「やめて」と言ってもやめてくれなかったらしい。
着替えの途中で教室にいられなくなり、外に出たら
今度は先生に「着替えの途中で出てくるな」と叱られたという。
その先生は後で事情を知り、謝ってくれた。
でもこの出来事は、長男の「高校を頑張ろう」という気持ちを確実に削った。
3月、学校との面談でこの話をした。
恐る恐る、「健康診断を別で受けさせてほしい」とお願いした。
中高一貫校で、大人数が一斉に行う行事。
そんな中で特別対応をお願いすることへの申し訳なさもあった。
でも同時に、
高校生になっても他人の体型をいじることが許されてしまう環境で、
また同じことが起きるかもしれない。
それで彼のメンタルが落ちるのは、避けなければいけない。
その気持ちのほうが強かった。
結果は、あっさりと了承された。
毎年、健康診断の前になるとナーバスになっていた長男が、
今年は何事もなく、すんなりと行った。
学校に要望を伝えること。
「モンペになっていないか」と思う気持ちも正直ある。
それでも、
私はこれからも彼と学校の間に立って、橋渡しをしていきたい。
