見出し画像

CardanoのWeb3技術でアフリカの社会解題解決を目指す!Catalyst ファンド15に向けたピッチフェストを共催!

株式会社アクセルアフリカではアフリカの社会問題解決を目指し、Web3技術を活用した事業開発のサポートやエコシステム拡大にも取り組んでいます。

具体的にはアフリカで100万人のソフトウェアエンジニアを育成する"Power Learn Project(PLP)"を通じてWeb3エンジニアの育成や、アフリカでのCardanoエコシステム形成のパイオニア"Wada Global"と連携してアフリカでのプロジェクトの事業開発支援を行っています。

そんな中、Cardanoの分散型イノベーション助成ファンドである"Project Catalyst"のFund15の投票期間が始まりました。

そこで2026年1月15日(木)16日(金)にWada GlobalとPLPと共同でProject Catalyst Fund 15に提案している約23の団体がプロジェクトのピッチを行うイベント"Cardano Project Catalyst Fund 15 Pitch Fest"をXスペース上で企画しました!

本記事ではアフリカをフィールドで提案されているユニークな3つの事例をピックアップして、イベントに先駆けてご紹介します!


Project Catalystとは?

Project Catalystは、Cardanoの「イノベーション・エンジン」であり、世界最大級の分散型イノベーション助成ファンドです 。

その仕組みは非常にユニークで、特定の中央管理者が資金の使い道を決めるのではなく、コミュニティ(ADAホルダー)の投票によって、どのプロジェクトに資金を提供するかを決定します 。

画像引用元:Project Catalyst Official Website

Cardanoエコシステムの拡大と、コラボレーションによるイノベーションを加速させるために実施されており、画期的なアイデアを持つ人々を資金と結びつけ、従来の企業主導型よりも効率的にアイデアを実現させる「分散型の研究開発(R&D)」の場として機能しています 。

世界中から集まるユニークな提案

Project Catalystには、単なる投機ではなく、ブロックチェーンで社会課題を解決しようとする提案が多く集まります。

世界中の多様な課題に対して、Cardanoの技術がどのように活用されるかを見ることができるのもCatalystの魅力です。

これまで14回のラウンドでは2,222件以上のプロジェクトが資金を獲得し、114カ国でイノベーションが生まれています。

画像引用元:Project Catalyst Official Website

現在実施されているFund15では、このイノベーションをさらに加速させるため、資金総額2,000万ADAが採択されたプロジェクトに配分されます。

Fund 15では、プロジェクトの目的や規模に合わせて、以下の4つのカテゴリーで提案が受け付けられました。

  1. Cardano Partners (Tier-1 Enterprise Integrations):世界的な大企業との提携や、実社会での大規模な導入を目指すプロジェクト向け。

  2. Cardano Use Cases (Prototype & Launch):実際にプロダクトを作る開発者やエンジニアチーム向け。プロトタイプの作成からローンチまでを支援。

  3. Cardano Open (Ecosystem):技術開発以外の活動(教育、コミュニティ運営、マーケティングなど)を通じて、Cardanoの認知を広げる取り組みを支援。

  4. Midnight (Compact DApps):Midnight Foundationがスポンサーとなる新設カテゴリー 。プライバシー機能を活用したアプリケーション(DApps)の開発を支援。

アフリカでの社会課題解決の取り組み!

ここから2026年1月15日(木)16日(金)X(旧Twitter)スペースで開催するCardano Project Catalyst Fund 15 Pitch Festにてピッチ予定の注目のアフリカプロジェクトを3つご紹介します!

① コンゴ民主・ニリャゴンゴにおけるCardanoハブ設立プロジェクト

このプロジェクトは、コンゴ民主共和国(DRC)の北キヴ州ニーラゴンゴ地域において、地域初となるCardanoの物理的拠点「Cardanoハブ」を設立する取り組みです。

(1) 背景と課題

ニーラゴンゴ地域では、不安定なインターネット環境、頻繁な停電、そしてコンピューターへのアクセス不足といった深刻なインフラ課題が存在します。この地域の若者や学生たちの間では、過去の活動を通じてCardanoへの関心が高まっているものの、こうしたインフラの欠如が学習やエコシステムへの参加を阻む大きな壁となっていました。

(2) 解決策と活動内容 

この課題を解決するため、プロジェクトチームは地元の高等教育機関「ISTDR V」内にハブを開設します。具体的には、コンピューター5台、プロジェクター、そして安定した電力を供給するためのソーラーパネルとバッテリーを導入し、6ヶ月間のインターネット接続環境を整備します。 このハブは、学生や地元の起業家が安全に学べる場所として機能し、ブロックチェーンの基礎やCardano開発に関するワークショップ、メンタリングを提供します。

※イメージ画像

(3) 期待されるインパクト

ハブの設立により、6ヶ月以内に少なくとも100名の住民にトレーニングを提供し、50名以上の活発なメンバーからなる地域コミュニティを形成することを目指しています。これまでデジタルイノベーションから取り残されていた地域に「世界へのゲートウェイ」を開くことで、将来的には現地の課題を解決するマイクロプロジェクトの創出や、グローバルなCardanoエコシステムへの貢献が期待されます。

② ガーナ・アクラの通勤を変えるEVカープール「UrbanLink」

ガーナ・アクラの交通渋滞や環境問題を解決するため、Cardanoブロックチェーンによる透明性の高い運行管理・評価システムとEVバス(日系企業のMago Motors社と提携)を組み合わせた、法定通貨で利用可能なスケジュール制カープールプラットフォームを構築するプロジェクトです。

(1) 背景と課題

ガーナの首都アクラでは、激しい交通渋滞と信頼性の低い公共交通機関が、毎日の通勤者に多大なストレスとコストを強いています。既存のミニバスは安価ですが過密で時間が読めず、配車アプリは価格が不安定であるという課題があります。

(2) 解決策と活動内容

「UrbanLink」は、Cardanoブロックチェーンと電気自動車(EV)を組み合わせた、新しいスケジュール制カープールサービスです。

Mago Motors Ghanaと提携し、10人乗りのEVバスを運行します。 最大の特徴は「法定通貨で使いやすく、裏側はブロックチェーンで透明に」という設計です。ユーザーは現地通貨で支払いますが、その取引データはCardano上に記録されます。

また、ドライバーや車両、乗客に分散型ID(DID)を付与し、相互評価をオンチェーンに残すことで、安全で信頼できるコミュニティ交通を実現します。

※イメージ画像

(3) 期待されるインパクト

パイロットフェーズでは、100名のユーザーと200回の運行を目指します。クリプトに詳しくない一般層を取り込みながら、Cardanoの実用性(RWA: Real World Assetsの活用)を証明し、アクラの都市交通問題と環境問題の解決に挑みます。

③ アフリカの巨大な「協同組合市場」をWeb3へ:DCUツールキット

アフリカの伝統的な貯蓄グループ(Chama等)をCardano上で再現・DX化するため、スマートコントラクトやSDKを含む「分散型信用組合(DCU)構築用ツールキット」を開発者に提供し、RealFiの普及を加速させるプロジェクトです。

(1) 背景と課題

ケニアの「Chama」に代表されるように、アフリカには地域コミュニティでお金を出し合い管理する「貯蓄グループ」の文化が根付いています。しかし、これらをブロックチェーン上で実現するための開発ツールが不足しており、エンジニアは毎回ゼロからシステムを作らなければならないという課題がありました。

(2) 解決策と活動内容

このプロジェクトは、Cardano上で分散型信用組合(DCU)を簡単に構築できる「開発キット」を提供します。 「資金の自動回転(ROSCA)」や「メンバー投票」、「会員証NFT」といった必要な機能を、あらかじめ監査済みのスマートコントラクト(Aiken言語)とSDKとしてパッケージ化。開発者はこれを使うことで、安全かつ安価にコミュニティ金融アプリを作れるようになります。

※イメージ画像

(3) 期待されるインパクト

これは単なるアプリではなく「インフラ」の構築です。このツールキットが普及すれば、アフリカ全土の貯蓄グループやマイクロファイナンスがCardanoを採用するハードルが劇的に下がり、現地に根ざした「RealFi(実社会の金融)」の普及が加速することが期待されます。

Cardano Project Catalyst Fund 15 Pitch Fest 開催!

WADA Global、PLP、そしてアクセルアフリカの3社合同企画により、アフリカおよび新興市場を舞台にした、Fund15の有望プロジェクトを紹介するピッチセッションを開催します!

今回のFund 15では、社会課題解決とブロックチェーンの実用性を兼ね備えた提案が多数エントリーしています。

投票を前に各プロジェクトオーナーから直接事業概要やビジョンを聞ける貴重な機会です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

Day 1: 2026年1月15日(木)日本時間20:00〜

Day 2: 2026年1月16日(金)日本時間20:00〜


アクセルアフリカについて

『日本とアフリカ諸国を繋ぎ、社会課題解決型ビジネスを共創することで、アフリカの持続的成長に貢献する』をビジョンに日本企業のアフリカへのビジネス進出や現地での事業開発をサポートする日系コンサルティング会社です。
ケニアに事務所及びコミュニティハウスを持ち、アフリカの主要国をカバーしています。アフリカでの事業展開についてお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。

Africa Quest.comでも連載中!


いいなと思ったら応援しよう!