宅建は独学で十分。通信教育に失敗した私が、合格後に「競売不動産取扱主任者」を選んだ理由
※全体の流れ(資格勉強)を先に確認したい方は、こちらにまとめています。
宅建(宅地建物取引士)を目指すとき、
「通信教育なら安心」「プロに任せた方が効率的」
そう思う人は多いと思います。
私も、そうでした。
しかし結論から言うと、
安さにつられて選んだ通信教育で、私は1年を無駄にしました。
そこから独学に切り替え、宅建に一発合格。
さらに合格後、短期間で差をつけるために
「競売不動産取扱主任者」を取得しました。
この記事では、
通信教育で失敗した理由
独学で合格できた宅建の勉強法
宅建合格後に“あえて”競売資格を選んだ理由
を、体験ベースでまとめます。
通信教育での失敗|安さで選ぶと時間を失う
私が最初に選んだ通信講座は、
「大手ではないが、安い」という理由だけで決めたものでした。
結果は散々でした。
テキストは薄い
解説は表面的
講義は機械的
正直、
「これで本当に合格できるのか?」
という不安しか残りませんでした。
1年使って不合格。
このとき痛感したのは、
資格試験で一番高いのは「安い教材で失う時間」 だということです。
宅建は独学で十分合格できる試験
通信教育をやめ、私が選んだのは
LECの「出る順」シリーズでした。
使用した教材
出る順 宅建士 合格テキスト(3分冊)
出る順 宅建士 ウォーク問(3分冊)
パーフェクト宅建士 過去問
このシリーズの強みは、
テキストと問題集が完全連動
正答率・重要度ランクが明示されている
「どこを捨て、どこを取るか」が分かる
という点です。
勉強スケジュールと考え方
勉強期間:約9カ月
総学習時間:400時間弱
勉強スケジュール
1〜7月:出る順テキスト+ウォーク問
7月以降:過去問に集中
ポイントは
「正解したら終わり」にしないこと。
なぜその答えになるのかを理解し、
分からなければ必ずテキストに戻る。
この往復だけで、合格レベルに到達します。
権利関係は「当事者」になって考える
宅建最大の壁が権利関係ですが、
私は「自分が当事者になる」ことで克服しました。
自分が売主なら?
貸主なら?
借主なら?
こう考えると、
法律が「人間関係のルール」だと分かってきます。
結果、
権利関係は14問中10問正解。
狙っていた水準をクリアできました。
宅建合格後、次に何を取るか問題
宅建合格後、多くの人が悩みます。
管理業務主任者
マンション管理士
賃貸不動産経営管理士
どれも悪くありませんが、
差別化が図りにくい
ありきたり
という点が気になりました。
そこで私が選んだのが
「競売不動産取扱主任者」 でした。
競売不動産取扱主任者を選んだ理由
理由はシンプルです。
宅建知識がそのまま使える
勉強期間1〜2カ月で取れる
実務理解が一気に深まる
実際、勉強時間は30〜50時間ほど。
宅建合格直後なら、理解はかなりスムーズです。
難易度と合格率:実は“見た目より簡単”
「競売」と聞くと難しそうな印象を受けますが、
実際の試験はそれほど複雑ではありません。
合格率は30〜40%前後と安定しており、
真面目に学習すれば十分に狙えるレベルです。
宅建や不動産実務の知識がある人なら、
1〜2カ月で合格を目指せる現実的な資格といえます。
使用した教材と勉強方法
私が使用した教材は以下の2冊のみです。
『競売不動産の基礎知識』/一般社団法人 不動産流通機構 監修
『競売不動産取扱主任者の演習問題』/同機構 監修
この2冊だけで十分対応できます。
内容がよく整理されており、試験対策というよりも、
「競売の基礎を体系的に学ぶ」ことに重点が置かれています。
私はまずテキストを一読して全体像をつかみ、
その後は演習問題を繰り返すというシンプルな方法で学習しました。
この資格で得られたもの
正直に言うと、
資格の知名度は高くありません。
でも、学べる内容は非常に実践的です。
物件明細書
現況調査報告書
評価書
いわゆる「3点セット」を読めるようになることで、
不動産のリスクを見る目が変わります。
これらは実際に競売物件を調べる際の基礎資料であり、
内容を理解できるようになると、不動産の本質的なリスク分析力が身につきます。
また、競売発生の仕組みや、どのような債権・登記内容が関係しているかも理解できます。
これは不動産謄本を読むうえでも非常に役立ちます。
「資格としての知名度」は低いが、学ぶ価値はある
正直に言えば、この資格を持っていても
多くの不動産会社では「何それ?」と言われると思います。
それでも私は、競売業務を行う上で役に立ちましたので、この資格を取ってよかったと感じています。
実務でも、任意売却・競売物件の仕組みを理解しているだけで
幅が広がり、他の宅建士との差別化につながります。
まとめ|宅建はゴールではなく「基礎」
宅建は、
通信教育でなくても合格できる
独学でも十分戦える
正しい教材選びがすべて
そして、合格後は
「難しい資格」より「意味のある資格」 を選ぶ方がいい。
競売不動産取扱主任者は、
短期間
宅建知識を活かせる
実務理解が深まる
という点で、非常にコスパの良い次の一手でした。
資格は集めるものではなく、
使える形で積み上げるもの。
宅建合格後、何を選ぶかで
その後のキャリアの広がり方は大きく変わります。
まとめ|宅建合格後の“次の一歩”に最適な資格
「競売不動産取扱主任者」は、
・短期間で取れる
・宅建の知識を活かせる
・実務理解が深まる
という3拍子がそろった、コスパの良い資格です。
不動産業界で働く予定の人はもちろん、
宅建合格後にもう一歩知識を広げたい人にもおすすめです。
「競売」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、
実際に学んでみると、意外と面白く、実務にも役立つ発見が多いはずです。
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