本当に就職できるのか?|年齢別の現実と、立て直すためにやったこと
※全体の流れ(職業訓練)を先に確認したい方は、こちらにまとめています。
仕事を辞めた直後、正直なところ、
「これからどうやって生きていくんだろう」と何度も考えました。
肩書きも、毎月の給料もなくなって、
未来が一気にぼやけた感覚だけが残る。
年齢のことも頭をよぎり、
「もう選べる立場じゃないのかもしれない」と怖くなりました。
それでも、立ち止まったままでは何も変わらない。
そう思って、職業訓練校という選択肢に踏み出しました。
ただ、初日に教室へ入った瞬間、正直こう思いました。
「……ここで、本当に立て直せるのか?」
年齢も経歴もバラバラな人たちが同じ空間にいて、
視線のやり場も分からず、場違いな感じだけが残る。
期待よりも、不安の方が大きかったのを覚えています。
そして、今でも一番よく聞かれるのが、この疑問です。
「職業訓練校に通えば、本当に就職できるの?」
結論から言えば、
行動すれば、就職は十分可能です。
実際、私は職業訓練校で学びながら就職活動を進め、
複数の企業から内定を得ることができました。
ただし、誰でも同じように簡単、という話ではありません。
年齢・業界・行動量によって、難易度ははっきり変わります。
この記事では、
私自身の体験と、訓練校で周りを見てきた実感をもとに、
年齢別の就職のリアル
つまずく人に共通するポイント
立て直すために実際にやったこと
を、きれいごと抜きでまとめます。
年齢別に見る「就職の壁」|ブルーカラー職の場合
職業訓練校を経て就職を目指す場合、
特に電気・設備・製造などのブルーカラー職では、
年齢が無視できない要素になります。
私が当時感じた、おおよその傾向は次の通りです。
〜22歳
年齢で不利になることはほぼなし。未経験でも伸びしろ重視。23〜29歳
若手枠として扱われやすく、資格より人柄や意欲が評価される。30〜34歳
未経験採用のボーダーライン。
ここからは「行動しているかどうか」で差がつく。35歳以上
未経験では厳しくなるが、
需要のある業界・資格があればチャンスは残っている。
もちろん、今は人手不足の影響もあり、
昔より年齢の壁は多少下がっている印象もあります。
ただ一つ言えるのは、
年齢を理由に受け身になった瞬間に、可能性は一気に下がるということです。
なぜ「就職できない人」が出るのか
訓練校に通っていて強く感じたのは、
能力や年齢よりも、行動の差が結果を分けているという事実でした。
特に多かったのが、次の2つです。
資格勉強に逃げてしまう
資格の勉強をしていると、
「何かやっている気分」にはなれます。
でも、面接に落ちる怖さから逃げているだけ、
というケースは少なくありません。
企業の採用スケジュールは待ってくれません。
資格が増えても、動くタイミングを逃せば意味がない。
在校中なら「伸びしろ」として見られても、
卒業後はただの「未経験者」になります。
そうなると、就職活動の難易度があがります。
就職活動が受け身になる
「学校が何とかしてくれるだろう」
そう思って動かない人も多かった。
でも、就職が決まっていく人は例外なく、
自分から動いていました。
企業を調べる。
面接練習をする。
落ちた理由を振り返る。
特別な才能があるわけではありません。
ただ、受け身ではなかった。
私が立て直せた理由は、派手な才能じゃない
私は在籍中、公務員試験を受けつつ、
9月から本格的に就職活動を始めました。
結果として、4社受けて3社から内定。
最終的に1社に入社しました。
若かったわけでも、特別なスキルがあったわけでもありません。
違ったのは、就職活動に本気で時間を使ったかどうかだけです。
多くの人が資格勉強を優先する中で、
私は企業研究と面接練習に時間を割きました。
小さな準備を積み重ねることで、
「就職できるかも」という感覚が、少しずつ戻ってきた。
立て直すためにやった、シンプルな手順
やったことは、本当に地味です。
① 自分の条件を決めた
「どこでもいいから決まってほしい」
この状態が一番しんどい。
最低限の月給
残業の許容ライン
避けたい働き方
これを書き出しただけで、
求人を見るときの迷いが減りました。
② 応募しない勇気を持った
合わない会社に応募しても、
落ちるか、受かっても苦しくなるだけ。
本命の前に、あえて優先度の低い会社で面接練習。
この判断が、後で効きました。
③ 書類を他人に見せた
履歴書・職務経歴書は、
必ず第三者に見てもらいました。
自分では気づかないズレや、
強みを教えてもらえたのは大きかった。
④ 面接は「失敗メモ」で改善した
想定質問を書き出す。
答えは丸暗記しない。
終わったら、うまくいかなかった点をメモする。
それが自己改善につながるヒントになります。
これを繰り返すだけで、
面接官との空気が変わっていくのを感じました。
就職活動は「コスパのいい投資」
私は今でも、就職活動は
一番コスパのいい自己投資だと思っています。
会社の制度は変えられなくても、
会社を選ぶことはできます。
条件を確認せずに「とりあえず就職」すると、
短期離職や再転職のループに陥りやすい。
逆に、数十時間の準備で、
その後の生活の安定度は大きく変わります。
訓練校は「本気の人だけにチャンスがある場所」
職業訓練校は、正直ぬるいと感じる人もいると思います。
サボっても怒られない。
流されようと思えば、いくらでも流される。
でもだからこそ、
本気の人と、そうでない人の差がはっきり出る場所でした。
卒業間近、講師が言った言葉が今でも残っています。
「二度と、職業訓練校に来るなよ」
ここは、やり直すための場所。
何度も戻ってくる場所じゃない。
まとめ|「就職できるか」より「どれだけ動けるか」
職業訓練校で就職できるかどうかは、
資格や年齢よりも、行動量と本気度で決まります。
そして、業界選びはかなり重要です。
需要<供給の職種では、選ぶ側にはなれません。
完璧な職場を最初から見つける必要はありません。
まずは、現実的な一歩を踏み出すこと。
職業訓練校は、
人生を立て直すための「一度きりのチャンス」になり得ます。
あとは、
動くかどうかだけです。
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