1億達成後にやったこと。暴落で詰まない出口設計を2045年まで全公開【出口戦略・インデックス投資】
会社の昼休みに、
証券口座を確認したら1億円を超えていました。
「え、マジか。」
それだけです。
こっそり小さくガッツポーズとかもなかった。
たぶん(笑)。
本来ならここで、ちゃら〜ん♪って感じの壮大なBGMが流れて、窓の外に広がる青空をバックに主人公がひとり涙をぬぐうシーンが来るはずなんですが。
私はただ、スマホをポケットにしまって、
いつものサイゼリヤに向かいました。
そしてその日だけは、
いつもの水じゃなくてドリンクバーを頼みました。
1億円達成の祝杯が、
200円のドリンクバーです(笑)。
そして午後の仕事のやる気が、
少しだけ上がりました。
でも、その後からじわじわと、
静かに、何かが変わっていきました。
この記事は、その変化の話です。
1億達成後に
「何を・いつ・どれだけ変えるか」を、
年齢ベースで全部書きます。
資産が積み上がってきて、「このままでいいのか」と感じ始めた人に届けば嬉しい。
投資を始めたばかりの人には少し重いかもしれません。
その場合はもう少し先で読んでもらえたら。
「あ、減った」で、終わり。
1億円を超えてから気づいたことがあります。
相場が下がっても、気にならなくなった。
「あ、減った」って思います。一瞬だけ。
でも次の瞬間には「まあ通過点だね」って頭が処理して、それで終わりです。
スマホを閉じる。以上。
相場は今でも見ます。
見るけど、気にならない。
天気予報を見て「今日は雨か」と思うくらいの感覚です。
ここで終わればただの
「メンタル鍛えられました」話なんですが、
私がこのとき気になったのは感覚が変わったこと自体じゃなくて、「あれ、この感覚の変化って、何かのサインじゃないか」ということでした。
増やしたいという気持ちが、薄れていた。
これって要するに、自分の中で「増やすフェーズ」が終わりかけてるってことじゃないの?と。
感覚が変わったなら戦略も変えないといけない。
でも何をどう変えればいいのか。
そのタイミングはいつなのか。
当時の私には、まったくわかりませんでした。
あなたのゴール、「金額」ですか?「年齢」ですか?
「目標金額はいくら?」って聞かれたら、
なんて答えますか?
私は金額のゴールを設定していませんでした。
あったのは、
「65歳まで運用する」という年齢のゴールだけ。
でも1億を超えたとき思ったんです。
「あれ、65歳に対して、
今の結果は身の丈を超えすぎてないか。」
65歳まであと約20年。
そこまでのゴールに対して、すでに十分すぎる資産がある。だったら今のペースでアクセル全開にし続けなくてもいいんじゃないか、と。
あなたのゴールは何ですか?
金額ですか。
年齢ですか。
それとも、まだ言語化できていない何かですか。
そのゴールとの距離によって、
今あなたがとるべき戦略は変わります。
ゴールを超えても、しばらく何もしなかった
1億円を超えてから約2ヶ月。
私は何も変えませんでした。
「今まで通りやってれば、もっと増えるでしょ」という雑な論理。
転機は、夏休みでした。
まとまった時間ができて、
長女と公園で遊んでいました。
ふと思ったんてす。
「この子とこうして公園に来るのも、
あと何回あるかな」と。
この子が社会人になるまで、あと〇年。
そのとき、私は65歳。
——「あれ、65歳時点の自分、
どうなっていたいんだっけ?」
7年間、積み立てて、放置して、
暴落があっても動かない。
それだけはやってきた。
でも、
「65歳のとき、どうなっていたいか」
を真剣に考えたことは、一度もなかった。
遅い(笑)。
入口の設計は上々だった。出口は、白紙だった。
65歳までガチホする。
暴落しても売らない。
積み立てを続ける。
この戦略は間違っていなかった。
実際に1億円という結果が出た。
でも公園で将来の設計を考え始めたとき、
気づいてしまったんです。
「65歳になったとき、どうするか」を、
一度も考えていなかった。
入口の設計は7年かけてちゃんとできていた。
でも出口が、まるごと白紙でした。
旅行の行き先だけ決めて、
帰り方を何も考えていなかった感じです。
投資のプロは「どう始めるか」を語ります。
でも誰も「出口の歩き方」を教えてくれない。
そしてここから先が、本当に怖い話です。
切り替えが遅れると、何が起きるか。
白紙のまま65歳に近づくと、どうなるか。
「そろそろ守りに切り替えよう」
と動き始めたとき、
含み益が大きく育った資産を売ることになる。
売ると税金がかかる。
含み益が大きければ大きいほど、
この税コストが重い。
さらにそのタイミングで暴落が重なったら、
「安値で売って、税金まで払う」
という最悪の組み合わせになります。
準備が早すぎると機会損失が生まれる。
でも遅すぎると税と暴落に二重に削られる。
だから「いつ切り替えるか」は感覚ではなく、
設計で決めておく必要があります。
65歳の前日に、暴落が来たら。
少し、嫌な想像をしてもらいます。
あなたが1億円を達成したとします。
嬉しい。当然です。
そのままいつも通り積み立てを続けます。
翌年、リーマン級の暴落が来ました。
資産が40%吹き飛びました。
1億円が、6,000万円になりました。
……どうですか。立ち直れますか。
30歳なら笑える話です。
「また積み立てればいい」「時間はある」。
実際、私もコロナ暴落のときはそう思っていました。
でもこれが、65歳の誕生日の前日だったら。
明日から給料がなくなる。
積み立てる収入もなくなる。
取り崩しながら生きていくしかない。
そのタイミングで6,000万円スタートを強いられる。
「また積み立てればいい」
が使えない年齢というのが、あるんです。
若いときの暴落は「仕込み時」。
でも出口直前の暴落は「詰み」に近い。
同じ40%の下落でも、
年齢によってまったく意味が違う。
暴落は、
「都合よく若いうちにだけ来る」わけじゃない。
来るときは来る。
65歳の前日だろうと、容赦なく。
このまま何も決めていないと、
「運が悪かっただけで詰む状態」
のまま突っ走ることになります。
そこで残る、3つの問い
対処法はあります。
ただし答えるべき問いが3つあって、
これが全員違う。
① 何歳で、守りに切り替えるか。
55歳なのか。
60歳なのか。
タイミングが5年ずれるだけで設計が
全部変わります。
② 株式比率をどこまで落とすか。
65歳時点で株式50%なのか30%なのか。
ここには「正解」がなく、
自分の状況から逆算するしかない。
③ 債券は何をいつ入れるか。
米国債か日本国債か。
そもそもいつ始めるか。
順番を間違えると税金と為替に二重に削られます。
この3問、今すぐ答えられますか。
この3つを曖昧にしたまま1億を持ち続けると、
「増やす力」より先に「守る判断」で詰まる。
数千万円・1億円を持ち続けるのは、
「ブレーキのないスポーツカーで高速道路を走る」のと同じ状態です。
出口を間違えると、20年の努力がたった数ヶ月の暴落と税金に消えます。
私は夏休みに震えながら考えて、
答えを出しました。
その設計図を、続きに全部書きました。
私の場合、その設計図に従って、
すぐ動く必要もありました。
続きに書いたのはこういうことです。
NISA枠から米国を外した本当の理由。
売却を人生に2回しかしない設計の根拠。
AGGではなく投資信託を選んだコスト比較結論。
2035年・2040年・2045年、何歳で何をどう変えるかの全工程と2026年4月時点の実数値。
やらなかった選択肢とその理由。
暴落シミュレーション比較。
そして年金を75歳にした計算ベースの判断。
読み終わったあと、
さっきの3問に答えが出ています。
そしてその答えは、
「明日から何をするか」まで具体化しています。
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