【歌詩】黄金の雫(しずく)。
ぽたり
その水
大地に染みる
ぽとり
雫が
渇きを癒やす
ぱとり
一滴
黄金を覚ます
ぴとり
暉色の地平
喜の細波 揺らり
錬金術師の小瓶から
放たれた涙───────
やがて───────
小麦 ざわめき
風 そよぎ
実りの「祈り」
暮れ踊る
人々は
その豊作に涙を落とし
その幸福に笑顔を残す
五穀豊穣(ごこくほうじょう)
豊年満作(ほうねんまんさく)
それは───────
《 太陽の涙 》だそうだ。
太陽の流滴を
ほんの少し・・・
生命の大樹の粉末を少々
猛竜の鱗の欠片(かけら)
「黄金の雫」ができあがる。
ヒトは戀う
太陽の涙のその軌跡
ヒトは乞う
太陽の生命の根源を
ヒトは恋う
太陽のそのカリスマを
けど───────
誰も知ろうとはするまい。
何故彼が
そんな表情なのか───────
何故太陽が
そんなに
強く
激しく
多くの涙を流すのか───────?
ああ───────
確かに・・・
それは
あえて聴かない方がいい。
それはボクと
太陽だけの
二人だけの
固い絆の秘密なのだから───────。

★片桐みかん様
「太陽」のお題。
色んな想いを「ことば」に乗せて
紡がせていただきました。
素敵な「お題」を
ありがとうございます。
今回も 宜しくお願い致します。
★片桐みかん様、
マガジンのお仲間に招いていただき どうも ありがとうございます。
