【会話詩】駄菓子屋の鬩(せめ)ぎ合い。
黄金(きん)に染まる景色の中に
ぼんわり浮かぶ駄菓子屋ひとつ。
「ヘン! 俺さ、絶対にオレ。」 フィリックスガムが息を巻く。
「ボクだボクに決まってる!?」
我慢しきれず叫び出すカレースナック。
「いいや私よ。」〈糸ひき三角あめ〉が艶やかに答える。
「見る目があるから モチロン、あたしよ。」
〈モロッコヨーグル〉が舌を出す。
「結局は大人の魅力さ」 落ち着き払う〈ココアシガレット〉
「彼はアタイにメロメロよ」〈さくらんぼ餅〉がやけに色気を振りまいて。
「ワシが一番じゃて・・・」〈たたりじゃーけむり〉がそっと嘯く。
彼等はずっと待っている
彼等はもっと期待する
子供達が
笑顔で 楽しく
自分を名指しし
買ってくれる
その「幸せ」の ひとときを────────
「おばちゃん、こんちは───!?」
やって来た来た男の子!!
彼は今から何を買う??
最初にどれを手に取った!?
「おばちゃん! これちょーだい!!」
迷った末に───────
彼が買った商品は・・・!?
それはまた
次回のお話しで。

★片桐みかん様
「駄菓子屋」、
今回もとっても素敵な「お題」
浮かれ気分で楽しみました。
とっても素敵な体験を
プレゼントして頂き
ありがとうございます。
そして、
今回も宜しくお願い致します。 朔太」
★片桐みかん様、マガジンに掲載していただき ありがとうございます。
