【詩メルヘン】《 ♬音符達の大冒険!! 》
1「地下に眠る太陽」

ごおおおおぉぉぉぉ─────────────
ここは地球の奧の奧。
誰も知らない "地球のおヘソ" 。
そこには────────
人知れず
小っちゃな【太陽】が回っていました。
ごおおおぉぉぉぉぉ─────────────
え?
ナゼここにも
太陽があるかって??
じつは昔も昔、その昔。
そもそも太陽は2つありました。
その2つは引力で引かれ合って衝突し
負けた方の太陽が破壊されて
小さくなって・・・
コロコロここに転がって
この地球のおヘソに
ピッタリ収まったのです。
ごおおおおぉぉぉぉぉ─────────────
ゆっくり ゆっくり
ゆっくり回る
おヘソの中の 小っちゃな太陽
そんな太陽の表面から
オレンジに輝く
多くの「珠」が生まれ─────────
それがゆっくり吹き上がります
これは100年に1回だけの出来事で
この太陽から多くの《音符の精霊》が生まれ
それが地球の全てに散っていくのです。
るううううぅぅぅぅぅ────────────
太陽から生まれた《音符》のタマゴ達が
地下天井の穴をくぐり抜けて
ゆっくりと
地上へ飛んで行くのです。
2「歌う湖」

ほわほわりん
地下から飛び出した
《音符》のタマゴ達は
ゆっくり
ゆっくり
揺蕩って
星空が美し輝く
大きな湖へとやって来ました。
ほわほわるん
滑らかな
鏡の湖面を
そっとそっと
浮んで和み
ゆっくりと
湖の中心に到着します。
ほわほわりんこ
こそこそ・・・
月の微笑み
滝の号令
細波が首を振り
灯篭がステージを照らす
その闇夜の美しい響き!!
さあ舞台は整いました。
かりかりカリ・・・パリン!?
タマゴが薄くヒビ割れて─────────
「わあ!」
「うふ!」
「えへ!」
「おほ!」
中から
可愛い
《音符》たちが
飛び出します!?
「ボクらも! ボクらも!!」
湖の精霊達が
ガマン出来ずに
中央に押し寄せます。
もあん!!
湖が大きく湧き立ち
ユラユラ揺れて
《音符》達が─────────
ぼよよよん!?
みんなに
激しく揉まれて
押されて
湖の向こうへ側へと弾かれます!?
それはむこうの山の中
大きく飛んで行ったのです────────────
3「銀色の橋」

ひょ─────────────ん!!
楽しく跳ねた《音符》たち!?
尻餅
とん!!
《音符》達が落ちたのは─────────
銀色に満ちた橋の欄干の
アーチの一番高いところでした。
その銀の場所
冷えたお尻のその下に
ジンと想いが 広がり満ちて
《音符》は心が温かくなりました。
そして《音符》達は決めたのです。
この世界を視ていこう!!
ずっと冒険していこう!!
まず手始めは────────
目の前の長い欄干の「滑り台」を
一気に滑り下りることです。
よし!! 行くぞ!!
やぁ!!
ひやあああぁぁぁっ!?
音符は欄干上のライトや障害物を
全て突き抜け
一気に下へと滑り下ります───────────
ジャンプ!?
欄干飛び出し
さらに大きく夜空に跳んで!!
《音符》は この世の調和を感じ・・・
この世の成り立ち見つめ
そっと静かに微笑みます。
《音符》は
いつまでも
どこまでも
夜空で踊り続けます!?
「理なんて。
知ってどうなるモノでなし。」
クスリ。《音符》が笑みます。
その笑みに
宇宙の「真理」が
至極ゆっくり頷きました。
そう。
《音符》達の大冒険は
まだ始まったばかりなのです。
( 了 )
★片桐みかん様
とっても遅れましたが
「3つのお題」を提出致します。
今回も取り留めのない
書きっぱなしの
感覚頼みの
ヘンな文章になりましたが
熱意はしっかり込めております。
何卒
宜しくお願い致します。
朔太」

★片桐みかん様、マガジンに収録してくださり ありがとうございます。
