「もっと良い人がいるんじゃないか症候群」を辛口解説します。
婚活中、誰しもがぶつかる「ピンとこない」問題。
この「ピンとこなさ」は実は2パターンに分類できるんです。
1つめは「キュンとしない」「トキメけない」問題。
スペックは申し分ないし性格も良い、結婚相手にするならこういう人なんだろうなーって思うんだけど。
思うんだけど、ねえ?
昔のあの恋やこのトキメキと比較して「あの時みたいにドキドキしないんです」というお悩み。
特に女性から伺うことが多いように感じます。
これはこれで一大事なのですが、
今回は2つめの「もっと良い人がいるんじゃないか」問題についての記事です。
婚活はタイミングも大切な一つの要素。
いま目の前にいるこの人も素敵だと思うけど、来週お見合いする人の方が良かったらどうしよう。
もしかしたらこのあと申し込む人の方がもっと素敵かもしれない。
この人で決めちゃうのって早まりすぎ??
別にこの人が嫌とかじゃなくて、もっと、もっと良い人がいるんじゃないかな??
「もっと良い人がいるんじゃないか症候群」に陥ってしまう人へ。
厳しめに言います。
もっとしっかり自分に向き合ってください。
自分と折り合いをつけてから、お相手と向き合ってください。
ちょっと厳しい言葉でごめんなさい。
でもそういうことなんです。
なぜこの症候群に陥るかというと、「自分が何で・どのくらいで満足できるかを、適切に把握できていないから」なんですよね。

目の前に、美味しそうなクッキーが1枚あります。
わ〜、美味しそう。食べちゃお。
わ、やっぱり美味しいな〜。
で終わればいいのに、
「なんかもっと食べたくなっちゃったな〜。」
「隣の人が食べてるクッキーの方が美味しそうじゃない?あれも欲しくなってきた!」
「え?クッキーって一種類じゃないの?なんだよ〜さっき食べたやつ一番シンプルじゃん。もっとジャムとかチョコが付いてるやつ欲しくなってきた!」
「別のお店のクッキーの方がいいかも。みんな美味しいって言ってるし。」
「なんかチョコほしいかも〜」
「もっと!」
「もっと!もっともっと!!!!」
この例えはちょっと食いしん坊すぎますが(笑)、そういうこと。
これ、"実際に食べたクッキーのこと"と向き合えていないの、わかりますか?
ずっとクッキーのことを考えているようで、実は「口のなかにあるクッキー」については何も思考できていないんですよね。
まるで食べてないかのように「もっと良い(と思っている)他のもの」を欲してしまっています。
そんな状態でゲットした次のクッキーやチョコを食べて、満足できると思いますか?
きっと食べながらまた次の「もっと」を考えてるんじゃないでしょうか。
いつまで経っても満足できない。
おデブまっしぐらルートの出来上がりです。
自分の庭で地団駄を踏みながら、隣の芝しかみていない。
その間に自分の庭は踏み荒らされてボロボロ。
だから情報をシャットアウトして目の前のお相手に満足しろ!というのではなくて。
それは全然違くって。
食べたいクッキーはどれなのか。なぜそれを食べたいのか。
何枚食べたいのか。なぜその枚数が必要なのか。
このクッキーは果たして自分のニーズを満たしてくれるものなのか。
そもそも、自分はどうしてクッキーを食べたいのか。
もしかして、クッキーじゃなくても自分は満足できるのでは?
いったいなぜ自分は「足りていない」と感じるの?
自分と対話した上で納得のいくクッキーを食べれば、「もっと美味しいやつがあるかも」の悩みにはならないんです。
だって、自分の選択にきちんと自分で納得しているから。
目の前のクッキーをちゃんと味わう。
その上で「これはこれで美味しいと思うけど、私が欲しかったものとは違う」「イメージしてたこことは違ったけど、それよりもおいしさが上回るから大満足!」と思えるかどうか。
目の前のクッキーと自分にちゃんと向き合えてますよね。
🍪「自分のニーズを自分で適切に把握する」ってどうやったらいいの?
条件をガチガチに設定する!ということではありません。
設定している条件が「なぜ」自分にとって必要なのかを見直してみてほしいです。
なぜ、を考えると、きっと定量的な条件(数字などで画一的にできる条件)は意外とマストが少ないはず。
自分が大切にしたい価値観が見えてきます。
「一般的に良いもの」ではなく「自分にとって大切なもの」、というのもポイントですね。
それが難しい方は「もっと良い人」の「もっと」って「何が」「どれくらい」?を可能な限り細分化してみてください。
もっと外見が良い人って?体型?髪型?肌?目?口周り?それってなんで必要?
もっと身長・収入が良い人って?目の前の人よりもどれくらい高ければ安心?それってなんで必要?
もっと楽しい人?楽しいって具体的に何?なんで楽しさが必要?そもそも自分は相手に楽しい時間を提供できてる?
etc。
こっちのルートでも大丈夫です。
(でも、目の前のお相手を減点方式で見ちゃってるよってことは、頭の片隅に置いてくださいね。)
どうにかこうにか目の前のお相手と向き合うと「もっと良い人がいるのでは?」という悩みは出現しません。
どちらかというと「キュンとしなさ」のお悩みルートに入ります。
目の前の相手をスルーしてイマジナリーな運命の人を夢見るのではなく、目の前のお相手と自分の気持ちにしっかり向き合えるようになります。
そうです、"キュンとしなさ"のお悩みは自分に向かう思考なんですよね。
だから全員違うし正解もないので難しい。
ちょっと耳の(目の?)痛い話だった方はすみません。
それでも一度立ち止まって自分ともう一度向き合ってみよう、と思っていただけたら嬉しいです。
婚活は相手探しのようで自己理解から始まるというのは、こういうことでもあるのです。
書いた人:あや(ぶくこんだより・ダイアリー担当)
本好きのための結婚相談所BOOK婚
