【広報日記】 子どもの壮大な夢
皆さま、こんにちは。このページは、広報である私の思い・考えたこと・感じたこと・気づいたこと、読んだ本のことを書き記しております。今日もお越しいただき、ありがとうございます!
▼読了:星野道夫さんの言葉
『ゴンベの森〜アフリカ旅日記〜』読了した。この本は、1999年に単行本として発売された本がこのたび文庫本として復刊された。
なかの写真がどれも美しかったし、星野さんの言葉を読めることがほんとうに嬉しかった。『旅をする木』にしても、他のどの本を読んでいても、星野さんが伝えていること(伝えたいこと)、星野さんの生き様がそのまま現れている。引き込まれてゆく。また思う、もし星野さんが生きていたら、会ってみたかった、と。
どれだけ違う世界で生まれ育とうと、私たちはある共通する一点で同じ土俵に立っている。それは、たった一度の人生をより良く生きたいという願いなのだ。そう思った時、異国の人々の風景と自分が初めて重なり合う。
ある視点をもった瞬間に、まったく違う風景が見えてくる。81億人が生きている、81億人の呼吸が守られている。同じ地球で生きている。
誰だって、他人の人生を分かち合うことなんてできはしないように、それぞれの人間にとって、同じ風景がどれほど違って映るものなのだろうか。
私も似たようなことを思ったことがある。同じ風景を見ているのに、見ているものの違う不思議さを、そして分かち合えないことの寂しさを。あなたはこの風景の何を見ているの。あなたは何を感じているの。聞きたかった、けれど言葉にできなかった。間違いなくわたしとあなたは同じ景色をみているけれど、きっと違う風景を見ている。
人と人が出合うということは、限りない不思議さを秘めている。あの時あの人に出合わなかったら、と人生をさかのぼってゆけば、合わせ鏡に映った自分の姿を見るように、限りなく無数の偶然が続いてゆくだけである。が、その偶然を一笑に付するか、何か意味を見出すかで世界は大きく違って見えてくる。
▼子どもの夢
今振り返ると、子どもの頃に抱いた何でもない想いが、どこかで自分をアラスカへと運んで行ったような気がする。子どもの頃に少し引っかかったこと、漠然とした想いが、その人間の人生を決めてしまうことがあるのだ。
4月2日(水)小雨・肌寒い日だった。息子は、ある壮大な夢を語った。
息子:『オレも、本気で月に行こうって決めた』『絶対に、行く』
私:『紙に書くと叶うらしいよ』 息子:『じゃあ、今すぐ書く』
息子の言葉、真剣な眼差し、言葉の重みを私は感じとった。
あぁ、本気なんだ。おぉ、本気なのかい。

息子はノートに書き綴った。ポルノグラフィティの「アポロ」の歌が、部屋中に響き続けていた。息子は、ずっと歌っていた。
本気で 月に行こうって 考えたんだろうね
その夢が出てきた理由とか、ほんとうに叶うのかなとか。私は、少しの時間だけ考えてしまったけれど。そんなことはどうでもいいんだった、と手放した。
息子の中で見えているもの、感じているものは、私にはほんとうのところは分からない。けれど、心の中で動く小さな何かがあるんだね、君の心と体を突き動かすものがあるんだね。直感に誠実である君の心は、いつもまっすぐだ。
▼最初のきっかけとなった、最初の本
漢字はもちろんのこと、平仮名さえもまだよくわかっていない息子(当時5歳か6歳ころ)が、私と本屋さんでウロウロ見ていたときに「今月の本はこれにする!」と自分で決めた本がこれだった。
何度も読んでいるというよりは、「写真を見ている」姿は印象に残っている。読み聞かせは頻繁にあったかな?といえば、そうでもなく、他の本とそんなに頻度は変わらない。一時期に私がよく音読し息子に読んであげていた。
▼次に手に取った、2冊目
夢を宣言する1日前のこと。4月1日(ラジオでは4月2日と伝えていたけど勘違いでした)息子が選んだ本はこれだった。(今も毎月1冊本を買ってあげている)選んだのは『宇宙の不思議』。『月』というキーワードが、息子のなかにあったのだろう。同じドラえもん科学ワールドの工学の本も読んでいて、どちらにしようか迷っていた。考えた末にこちらを手に取っていた。
▼そして、3冊目
ネズミの大冒険シリーズ。既に『リンドバーグ』と『エジソン』も持っています。ただ、子どもに読み聞かせするとこのシリーズはだいたい30分くらいかかります。(いつもたくさん喋るので大変なんですけどね、笑)でも、私もこのシリーズは大好き。
息子にも促されて、私も前から欲しかったのもあって、つい先日購入しました。夢が広がります。

▼早速、笑われた。
息子は、『月に行く』想いを夢を、人に語り始めている。誰に話したか忘れたと言っていましたけど、『お母さん、(話したら)早速笑われたよ〜!』と、けろっとした顔で本人もまた笑いながら言ってきた。『だからぼくは、どうして叶わないって分かるんだよ、君は未来人か!って言っておいた』と。
図書館で「宇宙の本」「月の本」借りてきたい!と言っている。学んだことはホワイトボードに書いている。「宇宙に詳しい人に会ってみたいなぁ。」「お話を聞いてみたい。」と言ってくる。じゃあ、宇宙に行ったことある人に手紙書いてみる?と話している。親として、できることを応援するだけ。そして、私も一緒に、宇宙の勉強をはじめよう!

▼ムーンカレンダー

リビングにはいつも月のカレンダーが掛けてある。彼にとって月がより身近にあったのはこれなのかもしれないなぁ、と母は勝手に思うのでした。
ただ人は夢を持つと、見える世界が変わってみえてくるものですね。彼にとって勉強の意味が、宇宙のための、月へ行くための、ということに変わっていく。たとえ途中で夢が変わっても、このまま変わらなくても、君のたった一度きりの人生が、素晴らしい日々でありますように。
▼菊理ラジオでも
よろしければ、こちらでもお話しています。ぜひお聴きください。
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