【社長日記】「血を流さない武器」を、私は信じている
いつもnoteをお読みいただきありがとうございます。代表の菊池です。
今日は現在執筆を進めていただいている企画の著者・一條仁さんとの本文原稿に関するMTGでした。

出版という仕事に出会えたのは、幸運なことだ
日を重ねるほどに、そう実感しています。
今日の取材は、仁さんと三田編集長の対話が中心。私はどちらかというとオブザーバーの立ち位置でした。だからこそ、いつも以上に「じんわり」感じられる時間だった気がします。
大前提として、私が一生のうちに見て、聞いて、感じることなんて、この世界のごくごく一部です。
でも本づくりという仕事は、著者を通して、まだ知らない世界や価値観に触れられる。
しかも、かなり「役得」な距離感で。
自分は知らない。何もわかっていない。
それを痛いほど自覚できる。そして同時に、人の中にある光も感じられる。
そうやって生きられることは、本当に幸運だと思います。

血を流さない やさしい武器
「社会に、やわらかな抵抗を」
それがこの企画の、著者・仁さんと私たちが握り合っている(裏?)コンセプトです。
ただし、その抵抗は、誰かを攻撃するものではありません。傷つけたり、否定したり、非難したりするためのものでもない。
もちろん、本書を読んだ方が
「傷つけられた」「不快になった」
と受け取ってしまう可能性がゼロでないことも承知しています。
それでも私たちは願っています。
この本が、これから仁さんが生きていく中で、
分身であり、味方であり、代弁者であり、時代を超えて受け継がれる意志であってほしい。
生きていると、どうしても“何か”と闘わなければならない瞬間がある。
そのとき本書が、剣のように、槍のように、そして時には盾のように、仁さんのそばに立ってくれたらいい。
広い意味での「やさしい武器」。
できる限り人を傷つけず、血を流さない。
生きる指針になり、誰かとつながるきっかけにもなる。
人間だからこそ持てる武器。
人類が進化できる理由のひとつが、本という“武器”にある気がしています。
思い込みの設定によって今の捉え方が変わってきた
私はたまたま、無宗教で生きています。
それでも人並みに悩み、経験を重ね、さまざまな哲学や宗教、そして出会った人の考え方に触れてきました。
その中で、毎日の内省を通じて、少しずつ形成されてきた「自分の軸」があります。
最近、そこに一つの腹落ちがあります。
「結局人生って、どう思い込むかだけだ」
ここで言う“思い込み”は、執着や偏見とは違います。
もっと、自分がどう生きるかを決めるための「設定」に近い。
じゃあその設定を、どこに置こうか。
そう考えたとき、私は次のような設定をインストールしてみました。
魂は存在する
今世は魂が成長するための修行にすぎない
来世はある
寿命はあらかじめ決まっている
スピリチュアルな専門知識はありません。
ただ「この世界を生きるゲームの設定」として置いているだけです。
でも、この設定を入れた瞬間、刹那を生きることが一気に豊かになったんです。
今の思考も、行動も。
日々の一期一会も。
手がける本も。
ブックダムという存在も。
森羅万象すべてに意味があるじゃん、と。
最期の日は今日かもしれないし、一年後かもしれない。十年後かもしれない。
100歳まで生きる可能性もある。でも、いつか必ず去る。
ただ、もし次に生まれ変わったら。
200年後、地球の反対側で生まれて、ブックダムの本を手に取っているかもしれない。
本と出版の価値がさらに高まり、
一人ひとりが「自分の存在価値」を考えるまでもなく、生き生きと、調和しながら生きている世界になっているかもしれない。
そう思うと、今世の残り時間でできることが、たくさんあるじゃないか。
人生は、あっという間に終わる。
よし。
今日も、やるか。
そんな気持ちになるわけです。
自分として生まれて、あなたに出会えて、
本と出版に携わることができて、本当に幸せです。
どうもありがとうございます。
という、日記でした。

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